みなさんはスポーツタイプの自転車(スポーツバイク)に電動アシストユニットを搭載した「e-BIKE」をご存知でしょうか?ヨーロッパでは既にメジャーな乗り物で、日本でもここ数年で注目度が上昇し、様々な自転車メーカーから発売されています。今回はe-BIKEに試乗できる店があると聞き、マイナビニュース デジタルジャンル編集長の林が実際に試乗した様子をお届けします。

  • はじめてのe-BIKE試乗で、少々緊張気味!マイナビニュースで家電やスマホを中心に担当しているデジタルジャンルの林編集長。

はたして、スポーツバイク初心者でもe-BIKEを楽しめるのでしょうか!?

ツーリングにも通勤にもオススメの
オールラウンドe-BIKE

試乗に協力してくれたのは、スポーツバイクの専門店「ワイズロード神楽坂 アーバンeコミューター」。「スポーツバイク初心者」という旨を伝えると、ツーリングから街乗り、通勤などをオールラウンドにこなせる「MIYATA CRUISE 6180を紹介いただきました。

  • スポーツバイクならではの、すっきりとしたシャープなフォルムが目を惹きます。

まずは、スタッフさんに変速レバーの使い方やアシストの操作方法などをしっかり教わります。スポーツバイクはシフト操作などが一般的な街乗り自転車と少し違うため、その構造を理解するのが第一歩なのだそう。

ちなみにMIYATA CRUISE 6180は、主要パーツに世界的自転車部品メーカーであるシマノ製品を採用。e-BIKEの心臓部ともいえるドライブユニットはオールラウンドに対応できる「SHIMANO STEPS E6180」。ブレーキは油圧式ディスクブレーキ、リアの変速機には外装10段のTiagraを搭載しています。

  • こちらがSHIMANO STEPS E6180のドライブユニット。バランスの良いスムーズなアシスト性能で高効率なペダリングを実現。通勤や通学、郊外散走から長距離ライドまでオールラウンドにサイクリングを楽しめます。

  • 大容量リチウムイオンバッテリー搭載で、エコモードなら1回の充電で約105kmの走行距離。

  • 油圧ディスクブレーキは軽い力でしっかりブレーキが効くだけではなく、雨の日でも制動力が変わらず安心です。

急な坂を何往復しても疲れない!
「楽しいとこ取り」のライドにハマる

林編集長が最初に感じたのが「走りはじめ」の滑らかさ。電動アシスト自転車にはペダルを踏み込むと最初にガツンと強くアシストを感じるものも多いのですが、SHIMANO STEPS E6180搭載車はスタート時に急発進するような違和感がなく、かなりスムーズな漕ぎ心地です。坂道発進をしても軽い力でスイスイと進む力強さもあります。

  • 都心は信号待ちも多く、停止や発進を何度も行うのでスタートの滑らかさは意外と重要!坂道発進しても軽く自然な感覚でスーッと進みます。

MIYATA CRUISE 6180はクロスバイクタイプのe-BIKEですが、車体本体の持つスポーツバイクとしての実力を感じるのは平地での走行。軽いタッチでペダルを踏み込むのに、グイグイと力強い加速感を楽しめます。普通のスポーツバイク同様に外速ギアを備えているので、最適なギアで走れるのも特徴。とにかく漕ぎ心地が軽く、面白いほど速く走れるのです。

  • ひと漕ぎひと漕ぎがとにかく楽!簡単にスピードをのせられます。

「引きこもりか!というレベルで運動不足だけど、風と一体化するような爽快感が味わえる!」と語る林編集長。乗ってみて、e-BIKEは気持ちよく速く走るために作られている自転車なのだと実感したようです。

  • スポーツバイクは走行時に自然と軽く前傾姿勢になるためか、長距離走っても疲れにくいのも魅力。

石畳などの凸凹道も多く走りましたが、サドルを支える部分(シートポスト)に衝撃吸収性のあるカーボンを採用しているためか長時間乗ってもお尻への負担を感じなかったとのこと。

ところで、今回は神楽坂の街で試乗したのですが、名前の通り「坂」が多いのがこの街の特徴。そして、e-BIKEの心強さを1番感じられるのがこの登坂走行です。急坂、激坂、どんな坂でもペダルを軽く踏み込むだけでグイグイと上れます。

  • かなりの激坂なのがおわかりいただけるでしょうか?しかし「ぜんっぜん力を入れてないんだよ?凄いね!」と、興奮を隠しきれない林編集長。

本格派ロードバイクに乗った人が一生懸命立ちこぎをして進むような坂も、座ったまま軽々と登っていました。撮影のために繰り返し各所の急坂を往復したのですが、何度坂を登っても疲れている様子はありません。むしろ「もう一度、下から来てもいい?この坂でこの軽さは新感覚!」とテンションは上がり続けます。

  • 長い長い坂も「ほら、力を入れてないの分かる?」と余裕。

今回の試乗で林編集長が感じたのは、e-BIKEが通常の電動アシスト自転車とスポーツバイクのいいとこ取りをしているということ。平地走行や下り坂では加速感や軽快なスピードによるスポーツバイクならではの爽快感。そして、坂道は電動アシストがあるので疲れません。どんな状況でも「気持ちよさ」「楽しさ」を感じられるというのはかなり魅力的です。

  • 坂道で無駄な体力を使わないので、神楽坂の街を観光気分でのんびり楽しんでいました。

普段使いにも便利そう!
試乗でわかったe-BIKEの楽しさ

じっくりe-BIKEに試乗し、楽しさを実感した林編集長。スポーツバイクはアクセサリーを別途購入しなければいけないことが多いですが、試乗したMIYATA CRUISE 6180はライトとサークルロックを標準装備しています。サークルロックとバッテリーの鍵が共通なので、複数のカギを持ち歩く必要がないというメリットは、初心者におすすめのポイント。

また、便利なのがSHIMANO STEPS E6180のサイクルコンピューター。最高速度や累計走行距離、運転モードごとの推定残り走行距離などが画面に表示されます。

  • 「HIGH」「NORMAL」「ECO」それぞれのモードで走った場合の推定残り走行距離の目安を表示。ちょっと遠出をした時などに、どのモードで走るかの判断材料にできます。

最後に林編集長が気に入ったのが車体重量の軽さ。電動アシスト自転車は非常に便利な自転車ですが、ドライブユニットなどを搭載する関係上、どうしても車体が重くなるのが難点です。ですが、今回試乗したe-BIKE、MIYATA CRUISE 6180は重量18.3kgと、電動アシスト自転車としては軽量。自転車を室内に持ち込んだり、車載したりするなどのちょっとした移動に、この軽さはかなり魅力的です。

  • ちょっとした階段なら持ち上げて運べました。

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「e-BIKE欲しくなっちゃったよ~」試乗を終えた林編集長はe-BIKEの楽しさに満足した様子。「これは休日にちょっと遠出したくなりますよね。ほんとうに新しい乗り物に出会った感覚です!」と語っていました。

  • 店を後にするまで「他にはどんなe-BIKEがあるんですか?」と興味津々。

この記事を読んでくださったみなさんも一度e-BIKEに触れてもらえれば、きっと大きな魅力を感じていただけるでしょう。カフェや買い物などの街巡り、仲間や家族とのツーリング、山登りやキャンプなどのアウトドアなど、あなたならe-BIKEをどのように楽しみますか?


【店舗情報】
ワイズロード神楽坂店 アーバンe-コミューター
東京都新宿区神楽坂 6-64 雅庵神楽坂1F
03-5206-5072
営業時間:平日/12:00~20:00、土日祝/11:00~19:00、定休日:火・水
http://ysroad.co.jp/uec/kagurazaka/
  • 試乗車をお借りした「ワイズロード神楽坂店 アーバンe-コミューター」。日本有数のe-BIKE取り扱い数で、最新車種をふくめ豊富な試乗車を用意しています。

撮影:荒金大介

[PR]提供:シマノセールス