木造の重厚感あるデザインの家に強みを持つ住友林業は、耐震性能など性能面も充実したハウスメーカーです。しかし住友林業の注文住宅に興味はあるものの、費用面が気になっていませんか。商品にもよりますが、編集部の調べでは住友林業の坪単価は平均69万円でした。
本記事では、実際に注文住宅を購入した人の情報をもとに坪単価をランキング形式で紹介するほか、住友林業で家を建てるメリット・デメリットも解説します。注文住宅を住友林業で建てるまでの流れも解説するので、家づくりを計画する参考にしてください。
- 住友林業の注文住宅の坪単価は平均69万円で、全国のハウスメーカー平均と比較して標準的な価格帯。
- 耐震性やデザインに優れ、無垢材を使用した高級感のある住宅が特徴ですが、その分価格が高くなる傾向にあるようです。
- 満足度は3.86点で、他社と比較しても中間的な位置にあり、コストパフォーマンスが高いと評価されています。
ハウスメーカーポジションマップ
他のハウスメーカーの坪単価が気になる人は、おすすめハウスメーカー・工務店12社の坪単価ランキングを紹介した記事でまとめて比較できます。ぜひご覧ください。
【利用者アンケート】住友林業の坪単価や評判を徹底調査
ネット上では「住友林業は高い」という声を見かけますが、実際はどうなのでしょうか。また、それらはいつの情報なのかも不明なため、最新の情報とは大幅にかけ離れている可能性も高いです。
そこで今回編集部では、実際に注文住宅を購入した人に向けてアンケートをおこないました。住友林業を含む国内の主要ハウスメーカーを比較しながら、最新の坪単価や評判を紹介します。
住友林業の坪単価は平均69万円
今回、編集部が実施したアンケート調査から、住友林業の最新の坪単価は平均69万円であることがわかりました。一般的なハウスメーカーの坪単価平均は約70万円といわれているため、平均的な価格帯といえます。
実際に建てる坪数ごとの本体価格は、次のようになります。
坪数 | 本体価格 |
30坪 | 2,070万円 |
35坪 | 2,415万円 |
40坪 | 2,760万円 |
45坪 | 3,105万円 |
住友林業では、独自に開発したBF(ビッグフレーム)工法により、耐震性や断熱性、耐久性を追求しつつ、最大8mの天井高など広々とした間取りを実現できます。無垢材の美しさには定評があり、外観デザインも高級感と重厚感が漂う住宅が得意です。
こだわれる箇所が多いため、将来に備える安心感やコストパフォーマンスが高い家づくりを目指す人に選ばれやすいハウスメーカーといえるでしょう。
坪単価に対する満足度ランキング
前回、全国主要ハウスメーカーの利用者による坪単価やコストに対する満足度を調査したところ、以下のようなランキング結果となりました。
ランキング | ハウスメーカー | 満足度(5点満点中) | 平均坪単価 |
1位 | タマホーム | 4.60点 | 44万円 |
2位 | アキュラホーム | 4.50点 | 85万円 |
3位 | アイ工務店 | 4.50点 | 61万円 |
4位 | クレバリーホーム | 4.20点 | 68万円 |
5位 | 三井ホーム | 4.13点 | 115万円 |
6位 | パナソニックホームズ | 4.00点 | 92万円 |
7位 | トヨタホーム | 3.73点 | 66万円 |
8位 | 一条工務店 | 3.56点 | 84万円 |
9位 | 積水ハウス | 3.41点 | 96万円 |
10位 | ミサワホーム | 3.38点 | 72万円 |
11位 | セキスイハイム | 3.35点 | 76万円 |
12位 | ヘーベルハウス | 3.11点 | 91万円 |
上記ランキングについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
今回、新たに住友林業の費用感を調査した結果、満足度は3.86点となり、上記ランキングの中間あたりに食い込む結果となりました。
建売や中古と比べ、注文住宅を購入する人にとっては、価格だけではなくそれ以外の質(性能やデザイン性など)のバランスを重視する傾向にあります。安さだけでなく、費用対効果による満足度結果となっている点も参考にしてみてください。
住友林業は高い?利用者の口コミを紹介
住友林業の口コミでは、「とにかく品質や技術が高く、さまざまな要望に応えてくれた」「担当者が丁寧。レイアウトのパターンを複数提案してくれ、手間をかけてくれた」など、性能やスタッフの応対品質に関する声が目立ちました。
次の記事では、住友林業の評判についてより詳しく紹介・分析しているので、あわせて確認してみてください。
住友林業の注文住宅費用を調査
住友林業で実際に注文住宅を購入した人の価格帯を調査しました。世帯人数や坪数も紹介するので、自身の建てたい家のシミュレーションに役立ててください。
住宅コンセプト | 建築地域 | (ペットは含まない) | 世帯人数延床面積 | 費用 |
The Forest BF | 静岡県 | 2人 | 54坪 | 5,000万〜7,000万円未満 |
GRAND LIFE | 愛知県 | 4人 | 42坪 | 3,000万〜4,000万円未満 |
My Forest BF | 香川県 | 5人以上 | 30坪 | 2,000万〜3,000万円未満 |
My Forest BF | 京都府 | 4人 | 36坪 | 4,000万〜5,000万円未満 |
※紹介する口コミや満足度は、マイナビニュース不動産査定編集部がおこなった独自アンケート調査結果によるものです。(調査方法:クラウドワークス/調査期間:2023年7月/回答者数:40人)
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坪単価とは
坪単価とはどのような単位なのか知っておくことで、住友林業の費用を比較する際に役立ちます。あらためて、坪単価の基礎知識を確認しておきましょう。
坪単価は1坪あたりの建築費用を指す
ハウスメーカーにおける坪単価とは、1坪あたりの住宅本体を建てるための費用を坪数で割った金額のことです。
坪とはメートル法が導入される以前から使われていた、尺貫法における面積を示す単位をいいます。不動産では土地の面積や建物の面積を示すために使われることが多いです。
1坪は約3.3平方メートルで、次の計算式で坪単価を計算します。
建物の本体価格÷坪数=坪単価
また坪数が提示されておらず、平方メートルなら分かる場合は次の式で計算します。
平方メートル×0.3025=坪数
坪単価の計算で使われる本体価格に含まれる内容には決まりがありません。そのため計算の元となる本体価格の内訳が違えば、坪単価だけでは詳細な価格比較ができない点には注意してください。
目安として、賢く活用しましょう。
実際の資金計画では諸費用にも注意
注文住宅を建てる際には、家づくり本体にかかる費用以外にも次の諸費用がかかります。
名称 | 費用の目安 |
敷地調査・測量費用 | 5万~10万円ほど |
土地の仲介手数料 | 土地の購入費用に対し計算 |
登記費用 | 土地評価額×税率で計算 |
不動産取得税 | 土地評価額×1/2×3%(2024年3月31日までは軽減措置あり) |
印紙税 | 売買価格によって変動 |
地盤調査費用 | 検査内容により5万円~ |
建築確認申請費用 | 10万円前後 |
設計に関連する費用 | 工事代金の10%前後 |
水道加入金 | 数十万円(自治体により異なる) |
地鎮祭など祭事費用 | 20万円ほど |
住宅ローンや保険に関する費用 | 融資額によっても変動 |
引っ越しに関する費用 | 引っ越しの距離や荷物によっても変わる |
すべて合わせると、本体価格に対し10%前後が目安です。契約に関する費用は、銀行振込やクレジットカードが使えず現金で支払うケースも多いため、事前の確認と用意が求められます。
全国平均は約100万円
注文住宅の坪単価は全国的にいくらかかるか、住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」から計算しました。
土地の有無 | 平均建設費 | 平均住宅面積 | 平均坪単価 |
土地所有済み | 3,715万2,000円 | 37.1坪 | 約100万1,000円 |
土地付き注文住宅 | 3,194万6,000円 | 33.7坪 | 約94万8,000円 |
“参考:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」”
土地所有済みの場合は本体価格に予算いっぱい費用をかけられますが、土地と住宅を同時に購入する場合は本体価格を抑える必要があります。いずれの場合も平均坪単価はおよそ100万円という結果となりました。
また土地付き注文住宅では予算の分配が重要です。実際に、土地代金以外にも手付金や申し込みまでの諸費用がかかる点に留意しましょう。
地域によっては土地の取得費が抑えられる
国土交通省が公表する2021年4月から2022年3月を対象とした「住宅市場動向調査報告書」によると、土地購入資金の全国平均は1,819万円でした。それに対して三大都市圏内(東京・大阪・名古屋)では平均2,626万円です。
つまり、地域によって土地の取得費は異なります。同じ市区町村でも駅に近い、日当たりが良いなど、便利な土地は価格が高くなりやすいです。逆をいえば、同じ市区町村内であっても安めの土地を探す手もあります。
“参考:国土交通省「令和4年度住宅市場動向調査報告書」”
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住友林業の基本情報
会社情報 | |
会社名 | 住友林業株式会社 |
設立年月 | 1948年2月20日(創業1691年) |
資本金 | 500億7,400万円(2022年12月31日時点) |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目3番2号(経団連会館) |
事業内容 | 資源環境事業、木材建材事業、海外住宅・建築・不動産事業、 住宅事業、生活サービス事業 |
基本工法 | ビッグフレーム構法(BF構法) |
施工エリア | 全国 |
保証内容 | ・最大60年保証システム ・住宅設備10年保証制度 ・無料点検・メンテナンスプログラム |
許可・登録・免許 | ・建設業許可 国土交通大臣許可(特-2)第4237号 ・宅建業免許 国土交通大臣(15)第 687号 |
URL | https://sfc.jp/ |
住友林業は、理想の住まいを目指す人から支持される高級木造住宅を扱うハウスメーカーです。一邸ごとに建築士やインテリアコーディネーター、工事担当、エクステリアプランナーと連携し、理想がかなう自由設計で家づくりを進められます。
また使用する木材にもこだわっており、日本産の木材だけでなく世界各地から多種多様な銘木を揃えているのも特徴です。建具と床材を統一感のある木材で揃えられるため、木のぬくもりを感じられる住まいを建てたい人にも人気のあるハウスメーカーです。
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住友林業を選ぶメリット・デメリット
木をふんだんに取り入れつつ、安全性を維持した住宅を得意とする住友林業は、メリットもあれば人によってデメリットになる側面も持ち合わせます。良い面と悪い面の双方を見ていきましょう。
住友林業を選ぶメリット
住友林業を選ぶことで、次のメリットが得られます。
設計の自由度が高い
住友林業なら、開放的な間取りや大空間を生かした間取りをミリ単位の設計要望をもとに実現できます。家を建てる土地が狭いときも、柔軟に対応してもらえるでしょう。
間取りの自由度を支えるのが、住友林業が独自開発したBF(ビッグフレーム)構法です。従来の約5倍の幅を持つ壁のような柱を使い、梁と基礎を金属で接合することで構造上必要な柱の本数が少なくて済みます。そのため制約を受けずにさまざまな間取りが実現可能です。
また耐震性能が高いのもBF構法の特徴で、住友林業の住宅は全棟、耐震等級3を取得しています。
標準仕様がハイグレード
注文住宅の標準仕様とは基本となる設備や素材のことです。住友林業では、すべてオーダーで作ることもできますが、いくつかのプランから選ぶタイプの商品も用意されています。
標準仕様のグレードが高いため、オプションで追加しなくても十分なスペックを持つ家を建てられるのがメリットです。自分がよりこだわりたいところへコストを回せます。
例えば、水回りの標準仕様にLIXILやTOTOなど大手メーカーの製品を採用。家の主要部分に使う床材では、他社ではオプションになりやすい無垢素材を標準仕様で選べます。他にも多種多様な木材から選べるため、デザイン性の高い内装を目指せます。
保証が長くメンテナンス費用を抑えやすい
住友林業の注文住宅では、次のアフターサービスで保証が長く、メンテナンス費用を抑えられます。
アフターサービス | 概要 |
60年保証システム | ・構造耐力上主要な部分の初期保証が30年 ・30年目以降は10年ごとに有料で延長保証 |
住宅設備10年保証制度 | ・制定の設備機器の自然故障は出張修理、部品交換が10年間無料 |
メンテナンスプログラム | ・最大60年間で12回の無料点検 ・初期保証の30年間内でも9回の点検 |
コールセンター | ・24時間365日受付 ・補修や修理から増改築の相談まで可能 |
60年保証システムでは、防蟻処理費用が10年目と20年目にかかりますが、それ以外のメンテナンス工事費は無料です。メンテナンスプログラムは、60年保証システムと連動しています。
住友林業を選ぶデメリット
BF構法により広い間取りを実現でき、スペックの高い住宅を手厚い保証で守ってもらえる住友林業ですが、デメリットもあります。
それぞれ見ていきましょう。
高価格帯で予算オーバーしやすい
住友林業では、オプションや間取り次第では坪単価80万円を超えてしまうこともあります。予算オーバーしやすい理由は次の3つです。
- 高品質な木材と特殊な金属で強度を持たせるから
- ハイグレードな標準仕様
- 世界各国の高品質な木材を使用している
住友林業では、日本国内だけでもスギやヒノキ以外に、タモやニレ、クリ、ヤマザクラといった樹種を扱っています。北米のホワイトオークやヨーロッパのヨーロピアンオークなど、世界各地の樹種も選べる反面、価格はどうしても高くなりがちです。
予算を十分に確保するほか、より慎重に資金計画を立てることが求められます。事前に、ほかのハウスメーカーにも設備のグレードや間取りを揃えて見積もりを取り、費用やサービスを比較しておくことも大切です。
契約前にも5万円の費用がかかる
住友林業では、敷地調査後に間取り・見積書を作成するまでの工程に5万円の費用がかかります。最終的に総支払いに充当されるものの、住友林業と契約しなければ支払った5万円は返金されません。
敷地調査とは、今の土地を最大限に生かすとどのようなプランが作れるかを調べるものです。良好な住環境を保つための法規制に基づき、どの程度の広さの家が作れるか、必要な工事はあるかなどもチェックします。正確なプラン作りには重要な工程です。
しかし、ハウスメーカーによっては敷地調査を無料でおこなう場合もあります。したがって、契約前から費用が発生することに抵抗感がある人にはデメリットとなるでしょう。
住友林業で坪単価を抑えるポイント
希望をたくさん盛り込める住友林業の家は予算オーバーになりがちです。そこで坪単価を抑える2つのポイントを解説します。
標準仕様を活かした家づくりにする
土地・家の面積そのものを小さくすることでも費用を大きく抑えられますが、家自体が理想より小さくなる点には注意が必要です。そこで住友林業のグレードの高い標準仕様を活用し、費用を抑える方法が挙げられます。
例えば、水回りの設備は一定期間が過ぎると故障のリスクがあり、定期的な交換が求められます。後々に交換する可能性を前提に、標準仕様でも希望どおりのスペックが満たせるか、見直してみましょう。
設計面では、家の間取りや屋根の形を見直します。家の1階と2階の部屋数が異なると建物の凹凸が増えてしまい、建築資材が多くなることでコストが発生するからです。こだわりがなければForest Selection BFを利用すると、ある程度規格化されてコストが低いながら、1,000を超える間取りのパターンから選べます。
ただし、坪単価を抑えるためにグレードや見積もりをすべて変えると、満足度を損なう可能性があるのも事実です。より坪単価を抑えたハウスメーカーにすることで、希望がかなう場合もあるため、ハウスメーカーの変更も検討しておきましょう。
シミュレーションツールを活用して予算を明確にする
注文住宅で予算を決める理由は3つあります。
- 予算不足を起こさないため
- 住宅ローンの借入額を適切なものにするため
- こだわりの箇所へ効果的に費用をかけるため
予算不足が事前に把握できていれば、見積もりの段階で予算に合わせた坪単価を目指せます。将来のための預貯金へ手を付けるリスクも防げるでしょう。
また予算が決まっていないと、住宅ローンの借入額を見誤る可能性があります。高額すぎると返済が大変になり、生活へ影響を及ぼすでしょう。反対に返済が負担にならないよう借入額を減らしすぎると、理想の家づくりができなくなり、どちらも後悔のもとです。
住友林業では、マイホーム購入のための資金計画サポートとして、無料で使えるシミュレーションツールを提供しています。必要な資金の計算以外にも、住宅ローンの借入額を計算するツールも提供されているため、有効に活用しましょう。
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住友林業の施工実例
ここからは実際に建てられた家の施工事例を紹介します。住友林業ではどのような家づくりが可能なのか、具体的に見てみましょう。
木の香り漂う2階建て
軒を深くして、上下階で窓の位置を揃えることで、シンプルモダンながら端整なデザインにまとめられた外観の2階建て住宅です。野外にはウッドデッキも備えられ、芝生の庭へそのまま降りられるつくりです。
内装は明るい木目調と白の壁を基調にまとめられ、開放感のある大きな窓や高窓付きの玄関が設置されています。機能面も重視され、水回りを階段周りへ集めることで、ぐるりと回りながら家事を進められる効率の良い導線が設けられています。
※画像引用元:住友林業公式サイト「木の香り漂う、回遊動線を設けた住まい」
シンプルモダンな中庭付きの平屋
白い箱型の外観をもつ、コの字型の平屋です。中庭を囲むように部屋や廊下が配置され、広々としたLDKからは中庭を一望できます。
また、室内はモノトーンと深い色の木で統一され、シックな印象です。LDKの窓に近い南側は天井を高くすることで開放的に仕上げられています。スタイリッシュな見た目と機能性を両立できるのは、住友林業の技術とデザイン力があってこそです。
※画像引用元:住友林業公式サイト「家族の団らんを弾ませる中庭のある平屋」
吹き抜けと北欧インテリアが彩る2階建て
真っ白な外観に大きく縦長の窓と三角屋根、そして木製のドアが統一感を醸し出す2階建て住宅です。大きな窓は吹き抜けのリビングに太陽の光を届け、室内からは青空と家の前に植えられたシンボルツリーを楽しめます。
屋内は北欧インテリアで統一。家具と調和するよう、白などナチュラルカラーが採用されています。テラスにつながるサンルームや廊下に設けたコンパクトな書斎コーナーなど、機能面も重視されたつくりです。住友林業なら、多彩な選択肢から統一したいインテリアの雰囲気にも合わせやすいでしょう。
※画像引用元:住友林業公式サイト「吹抜けのリビングが心地よい、シンプルな切妻屋根の家」
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住友林業で注文住宅を建てる流れ
住友林業の公式サイトでは、家づくりの流れを動画や分かりやすいイラスト入りで解説しています。目安は、ハウスメーカー選びから始めて引き渡しまで約1年ほどです。流れを詳しく見ていきましょう。
1. 情報収集で住まいのイメージを具体化
土地探しや注文住宅の具体的な仕様を決めるには、まず3つのポイントを考えましょう。
- 予算
- 住みたいエリア
- 好みのデザインを決める
注文住宅は重視するポイントに費用をかけ、そうでないところは削るといった柔軟な対応ができます。
しかし、予算がまったく決まっていないと目安が付きません。自己資金として用意できる額と、今後の生活にも影響なく返済できる額を計算しておきましょう。住友林業では資金計画サポートとして、無料で使えるシミュレーションツールを提供しているので、有効に活用してください。
土地は同じ市区町村でもエリアごとに相場は違います。情報サイトを活用して、最新の情報を集めていくと効果的です。ただし、さまざまな法規制がかかるため、希望する家が建てられるのか調べてもらう必要があります。
好みのデザインを決めるには、画像で実例をチェックできるハウスメーカーのWebサイトやカタログ、SNSを活用するのがおすすめです。実際に住宅展示場や現場見学へ足を運ぶのもよいでしょう。住友林業では、会員登録するとWebから無料で読めるカタログも提供されているため参考にしてください。
2. 打ち合わせ依頼後に計画を練って建築開始
住友林業へ打ち合わせ依頼をして、その時点で分かる情報から間取りや見積もりを提案してもらいます。建築開始までの流れは次のとおりです。
- 仮のプランや見積もりを確認
- 住宅ローンを検討
- 住友林業へ詳細な間取りプランと見積もりを依頼
- 工事請負契約を結ぶ
- 詳細な内外装と間取りの最終確認
- 保証内容や住宅ローンの確認
- 着工合意契約
住友林業では、詳細な敷地調査後の間取りプランと見積もり金額をもらうために、申し込みの段階で5万円が必要です。契約しなかった場合には返金されないため注意しましょう。
住宅ローンを利用する場合は金利タイプや返済額など、ライフプランに合わせて住宅ローンを選ぶことが大切です。
次の記事では住宅ローンの選び方について解説しているので、参考にしてください。
マイナビニュース「不動産のプロが教える!“理想の住まい”の叶え方 どう選べば良い? 正しい住宅ローンの選び方」
工事請負契約時に契約金が必要
最終的にすべての内容に納得したら、建築工事請負契約を結びます。建築工事請負契約を結ぶ際は、打ち合わせで決まったことが反映されているかしっかり確認してください。
契約時には工事代金の10%など、契約に合わせた額を支払います。住友林業の場合は100万円ほどが目安となるようです。
3. 着工から引き渡し
すべてのプランが決定したら、いよいよ着工です。工事は次のような流れで進みます。
- 基礎工事
- 上棟
- 木材の工事
- 仕上げ工事
- 引き渡し
住友林業では、引き渡しまでに工事の状況を専用Webサイトから確認できるため、遠方に住んでいる人でも工事状況を確認しやすいです。
また今の住宅から引っ越す場合は、引っ越しの手配もおこなう必要があります。電気やガス、上下水道、インターネットのほか、子供がいる人は転校手続きなども求められるため、計画的に進めていきましょう。
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住友林業の坪単価についてよくある質問
住友林業での家づくりの内容を踏まえ、坪単価に関する3つの質問にお答えします。
まとめ
住友林業の注文住宅は、坪単価が平均69万円です。理想の住まいを目指す人から支持される高級木造住宅を、インテリアコーディネーターや建築士、工事担当、エクステリアプランナーと連携して進められます。
世界各地の銘木に囲まれた、自由設計の住宅を作りたい人におすすめです。標準仕様がハイグレードのため、オプションで追加しなくても十分なスペックの家を建てられるのも魅力といえます。保証期間が長く、メンテナンス費用を抑えやすい点もメリットです。
資金計画を十分に練り、後悔のない家づくりを目指しましょう。
その他の住宅メーカー、工務店の坪単価に関する記事
※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/
・https://www.rosenka.nta.go.jp/
・https://www.retpc.jp/chosa/reins/
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
・https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf
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