【2024年】桧家住宅の坪単価は平均69万円|最悪って噂は本当?メリット・デメリットも紹介

桧家住宅が気になっているものの、実際にいくらで家を建てられるのか疑問を持っている人も多いでしょう。桧家住宅の注文住宅は高い耐震性と高断熱・高気密性に加え、全館空調システムのZ空調などで注目を集めています。

編集部の調べによると、桧家住宅の最新坪単価は平均69万円で、リーズナブル〜ミドルコストと開きを生む結果となりました。

この記事では、アンケートで調べた桧家住宅の最新の坪単価利用者の口コミを紹介します。実際に桧家住宅を利用した人へのインタビューも実施しました。

口コミやインタビューをもとに、桧家住宅のメリットやデメリット坪単価を抑えるコツも解説するので、依頼しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

すぐわかる!この記事3つのポイント!
  •  桧家住宅は、テレワークに最適なスペースや、家事効率を考慮した間取りで、住み心地の良い平屋設計を提供しています。
  • Z空調システムを採用している桧家の二世帯住宅は、全館を快適な温度に保ち、エネルギーコストを抑える設計になっているので住み心地の良い生活を送ることができるでしょう。
  • 桧家住宅の平均坪単価は69万円で、自社施工によるコスト削減が他社との価格差につながっており、利用者の満足度も高いそうです。
ハウスメーカーポジションマップ
ハウスメーカーポジションマップ
インタビュープロフィール写真
編集部

本記事では、信頼性の高い口コミをお届けするために、桧家住宅の利用者に直接オンライン取材を実施しました。ぜひ参考にしてください。

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目次

【利用者アンケート】桧家住宅の坪単価や評判を徹底調査

桧家住宅の注文住宅の費用は、他社と比べてどのような評価なのでしょうか。

今回編集部では、実際に注文住宅を購入した人に向けてアンケートをおこないました。桧家住宅を含む国内の主要ハウスメーカーを比較しながら、最新の坪単価や評判を紹介します。

桧家住宅の坪単価は平均69万円

今回編集部が実施したアンケートによると、桧家住宅の坪単価は平均69万円となりました。大手の坪単価平均は約75万円といわれているので、桧家住宅はリーズナブル〜ミドルコスト帯の住宅メーカーに分類できます。

桧家住宅では、施工を自社でおこなうことでコストを抑えています。外注した場合に発生するマージン費用が不要なため、他社よりも安い価格設定が可能です。

ただし追加するオプションや設備のグレードなどによっては坪単価に差が出るので注意しましょう。

坪単価に対する満足度ランキング

前回、全国主要ハウスメーカーの利用者による坪単価やコストに対する満足度を調査したところ、以下のようなランキング結果となりました。

ランキングハウスメーカー満足度(5点満点中)平均坪単価
1位タマホーム4.60点44万円
2位アキュラホーム4.50点85万円
2位アイ工務店4.50点61万円
3位クレバリーホーム4.20点68万円
4位三井ホーム4.13点115万円
5位パナソニックホームズ4.00点92万円
6位トヨタホーム3.73点66万円
7位一条工務店3.56点84万円
8位積水ハウス3.41点96万円
9位ミサワホーム3.38点72万円
10位セキスイハイム3.35点76万円
11位ヘーベルハウス3.11点91万円

上記ランキングについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

今回、新たに桧家住宅の費用感を調査した結果、満足度は3.00点でした。上記ランキングでは下位評価にはなりましたが、平均点以上の満足度をキープしていることがわかりました。

建売や中古と比べ、注文住宅を購入する人にとっては、価格だけではなくそれ以外の質(性能やデザイン性など)のバランスを重視する傾向にあります。安さだけでなく、費用対効果による満足度結果となっている点も参考にしてみてください。

桧家住宅の評判は良い?利用者の口コミを紹介

桧家住宅の利用者からは設備やスタッフの応対、アフターサポートに関する口コミが寄せられました。

  • 全館空調が想像以上に快適
  • 営業担当者が最後まで親身に対応してくれた
  • アフターフォローの対応があまり迅速ではない

桧家住宅に関する口コミは、こちらの記事でも詳しく取り上げているので参考にしてください。

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※紹介する口コミや満足度は、マイナビニュース不動産査定編集部がおこなった独自アンケート調査結果によるものです。(調査方法:クラウドワークス/調査期間:2023年7月/回答者数:40人)

【インタビュー】桧家住宅で実際に家を建てた人の声

マイナビニュース不動産査定メディアでは、信頼性が高い利用者の声をお届けするために、実際に桧家住宅で注文住宅を建てた人にオンラインインタビューを行いました。

インタビュープロフィール写真

桧家住宅で建てた注文住宅の外観・内観や工事の様子

外観の様子(1)
外観の様子(1)
外観の様子(2)
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外観の様子(3)
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外観の様子(4)
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屋内の様子(1)
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屋内の様子(5)
屋内の様子(5)
屋内の様子(6)
屋内の様子(6)
桧家住宅を選んで良かった点桧家住宅の残念・改善してほしい点
  • 価格を抑えて建てられた
  • 全館空調で快適に過ごせる
  • こだわりやわがままを聞いてもらえた
  • 全館空調が乾燥しやすい
  • 電気代が高い
  • アフターサービスをもっと充実させてほしい

Q:価格に対する満足度は5点満点で何点?

Hさん

価格への満足度は5点満点で5点(★★★★★)です。じつは、桧家住宅と一緒に積水ハウスも検討していたのですが、積水ハウスで見積もりを出してもらったところ4000万円以上でした。でも、桧家住宅は2800万円で済み、やりたいことをすべて取り入れられたので大満足しています。

編集部

積水ハウスも検討されたのですね。なにか積水ハウスと桧家住宅を選んだ理由があるのでしょうか?

Hさん

下調べの段階で、住宅展示場に行く前にLIFULLの相談窓口を利用して自分に合ったハウスメーカーをいくつか紹介してもらいました。そのなかの1つが積水ハウスです。
積水ハウスは耐震性もあり、行きやすい場所に住宅展示場もあったので行ってみようということになりました。しかし、実際に積水ハウスに相談したら、絶対に取り入れたかった全館空調を断念した方がいいと言われてしまったんです。
そこで、東京で働いていてZ空調の新築物件の話がちょうど出ていた桧家住宅の住宅が気になり、見に行きました。そういった経緯で桧家住宅を選択しています。子供が小さくて、あちこち回れなかったので積水ハウスと桧家住宅の2社に絞ったというのもあります。

編集部

なるほど、全館空調が決め手だったのですね。)

Q:アフターサービスはいかがでしたか?

Hさん

アフターサービスは値段相応といったところです。同価格帯のハウスメーカーと同じくらいだと思います。

編集部

そうなのですね。もっと良いサポートを受けられるハウスメーカーにすればよかったと思うことはありますか?

Hさん

強いて言えばリフォームのときどうすればいいのかわからないので、そのあたりのアフターサービスもしっかり案内してほしいです。
でも、そのほかは値段相応に満足しています。例えば一緒に検討していた積水ハウスだと高額な分サポートも充実していますが、桧家住宅も引き渡しの際は営業の方が丁寧に説明してくれたので良かったです。
「なにかあったときはここへ電話をください」と連絡先を教えてもらえましたし、定期メンテナンスや細かい修理依頼はアプリで管理できるようになっています。その説明をしっかりしてくれたので、不満はありません。
資料をぽんと渡して終わりではなかったので、アフターサービスには納得しています。

編集部

なるほど。現在までに特に不具合はありませんか?

Hさん

水もれのような大きい不具合はありませんね。あとは、壁紙が汚れやすいのでどうにかならないかと相談したら、壁紙を丁寧に拭いてくれたことがあります。
本当は特定の定期メンテナンスのときに壁紙を張り替えるようになっていて、その時期まで待たなければいけなかったんですが、サービスしてくれました。

Q:価格を抑えたり、後悔しないためのポイントはなにかありますか?

Hさん

念な下調べが後悔しないコツだと思います。私の場合はYouTubeやブログであらかじめ住宅を建てるためのポイントや後悔例、ハウスメーカーの評判などあらゆることを調べました。結果、普通は10個くらいは出てきそうな後悔が3つくらいで済みました。
一生に1回の高い買い物ですから、後悔しないようにじっくり時間をかけて調べた方が価格や仕上がりへの満足度が高くなると思います。あとは、土地を調べることも大切ですね。

編集部

土地でかなり苦労されたと伺いました。

Hさん

農地転用の手続きと、市街化調整区域の開発許可の手続きが必要だったのですが、時間がかかりました。年内に引き渡しが完了しないと、法改正の影響で住宅ローンの控除年数が13年から10年に減ってしまうので、本当に不安でした。最初は3ヶ月で手続きできるという話だったのですが結局7、8ヶ月くらいかかっています。
住宅ローンの控除も費用の節約には重要なので、もし自家所有の土地を利用するなら土地の確認はしておくべきですね。

編集部

桧家住宅は坪単価66万円とローコスト~ミドルクラス帯に相当します。インタビューを受けてくださったHさんはハイブランドの積水ハウスとも比較しましたが、結果的に桧家住宅を選んで大満足している様子が伺えました。
全館空調を導入したい人や、コスパのよいハウスメーカーを探している人にはおすすめのハウスメーカーといえそうです。
他の点にこだわる人や、安い費用で建てられるハウスメーカーを探している人は他のメーカーと比較して判断してみましょう。)

坪単価とは

坪単価は、住宅の価格を比較するための重要な数値です。ここでは坪単価について解説し、坪単価の相場や注意点を紹介します。

1坪あたりの単価のこと

坪単価とは家を建てるときの1坪あたりの建築費用のことで、建物の本体価格を面積の坪数で割って計算します。

坪単価=本体価格÷面積(坪数)

坪単価の基準は、ハウスメーカーや工務店など会社によって異なります。面積を延べ床面積で計算するメーカーがある一方、バルコニーやロフトなども含めた施工面積で計算しているメーカーもあり、価格は各社でさまざまです。

  • 述べ床面積:建物のすべての階を合計した床面積(バルコニーやロフト、吹き抜けなどは含めない)
  • 施工面積:施工した部分の合計面積(バルコニーやロフト、吹き抜けなども含める)

またメーカーによっては、空調設備などのオプションも含めた金額で坪単価を計算しているケースもあるため、坪単価だけで比較せずに参考値として利用しましょう。

坪単価の相場

住宅金融支援機構がおこなった2021年度フラット35利用者のアンケートによると、全国の注文住宅の平均面積は123.8平米(約37.4坪)、土地付き注文住宅の平均価格は3,572万円であることがわかりました。

建物本体の費用は工事費全体の約70%が目安なので、上記のデータから算出できる建物本体価格は約2,500万円、坪単価の全国平均は約67万円です。

ただし注文住宅の価格は地域や工法によっても差があります。全国平均だけでなく、家を建てたいと考えている地域の平均価格も確認しましょう。

注文住宅の平均面積123.8平米(約37.4坪)
注文住宅の平均価格(土地付き)3,572万円
想定する平均建物本体価格約2,500万円
坪単価の全国平均約67万円
参考:住宅金融支援機構2021年度フラット35利用者調査

坪単価に含まれない費用もある

家の価格は、坪単価に家の広さを掛けた建物本体工事費だけでは決まらないため注意しましょう。建物本体工事費以外にも、以下の費用が発生します。

  • 付帯工事費
  • 外構工事費
  • 諸費用

建物本体工事費は全体の70%程度かかるのが一般的で、エアコン工事や地盤改良工事などの付帯工事費や、塀・庭などの外構工事費も別途必要です。その他、各種手数料や税金など諸費用も発生しますが、建物本体工事費以外の上記費用は、基本的に坪単価に含まれていません

また坪単価の基準は、工務店やハウスメーカーなど依頼する会社によってさまざまです。平均価格はあくまでも参考にとどめましょう。

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桧家住宅の基本情報

※画像引用元:桧家住宅公式サイト
基本情報
会社名株式会社ヒノキヤグループ
設立1988年10月13日
所在地東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館
資本金1億円
事業内容住宅事業、断熱材事業、不動産投資事業、リフォーム事業
許可・資格建設業登録 国土交通大臣 許可(特-5)第28832号
宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第10420号
一級建築士事務所 東京都知事登録 第59949号
対応エリア岩手県・秋田県・山形県・宮城県・福島県・新潟県・長野県・山梨県・
栃木県・茨城県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・
岐阜県・静岡県・愛知県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・
岡山県・鳥取県・島根県・香川県・徳島県・愛媛県・高知県・
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・鹿児島県 ※一部を除く
工法木造 ハイブリッド工法(在来工法と2×4工法)
URLhttps://www.hinokiya.jp/

桧家住宅は、ヤマダホールディングスグループのハウスメーカーです。断熱性能の高さやおしゃれなインテリアデザインで定評があります

住宅プランは、主にライフスタイルや地形に合わせてプランを選べる企画型住宅のスマート・ワンと、セミオーダー式自由設計のスマート・ワン カスタムの2種類です。どちらも全館空調のZ空調に対応しており、導入すれば電気代を抑えながら快適に生活できます。

またインテリアは、標準仕様でプロがコーディネートしたスタイルから選ぶことが可能です。ベーシックなスタイルのオーセンティックモダンや、ゆったりとしたカフェのような空間を楽しめるカフェシアトルなど、さまざまなスタイルが用意されています。

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桧家住宅のメリット・デメリット

ハウスメーカーを選ぶ際は、メリットとデメリットを把握しておくと自分に合うメーカーがわかりやすくなります。ここでは桧家住宅のメリットとデメリットを紹介します。

桧家住宅のメリット

桧家住宅には、以下のメリットがあります。

  • 全館空調で快適な生活ができる
  • 住宅の価格がわかりやすい
  • インテリアを決めやすい

全館空調で快適な生活ができる

桧家住宅では、Z空調という名の全館空調システムを導入しています。Z空調を取り付ければ、断熱性が高く住みやすい環境を作ることが可能です。

Z空調は、ヒノキヤグループが持つ建物の断熱性・気密性、ダイキンの空調技術、協立エアテックの換気技術がコラボレーションしてできたシステムで、24時間給排気をおこなって室温を快適に保ちます。

また、他社の全館空調システムに比べると比較的安価なことも魅力です。他社で同様の施工をする場合は200万円程度の価格が一般的ですが、Z空調なら100万〜150万円程度で設置できます。

住宅の価格がわかりやすい

桧家住宅は定額制の建物価格になっており、住宅の価格がわかりやすいハウスメーカーです。

企画型住宅のスマート・ワンは幅広い種類の間取りが用意されていますが、全種類価格が決まっています。各間取りをケースごとに比較でき、オプションを利用した場合の金額もわかりやすいので検討しやすいでしょう。

また特に人気があるスマート・ワン カスタムは、建物の外周の大きさを決めてから中身を決めていく商品で、外周の大きさによって価格が決まります。内部の仕切り方などが価格に影響しないため、早い段階から予算を確定できるのも魅力です。

インテリアを決めやすい

桧家住宅のインテリアは、提案されたパターンから選んで決めるシステムです。セレクテリアと呼ばれるプロがコーディネートした11種類のスタイルから、好みのタイプを標準仕様で選べます

通常、注文住宅のインテリアは床材や壁紙などを選び、さらに窓枠や手すりなどのこまかい部材まで選ばなくてはならないため手間がかかります。またインテリアに統一感を出すためには選ぶセンスも必要です。

桧家住宅のセレクテリアなら、こまかい部材まで最適にプランニングされているので、一から探さなくてもインテリアを決めやすくなります。

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桧家住宅のデメリット

桧家住宅には次のデメリットもあります。

  • 完全自由設計ができない
  • 保証内容が最低限

完全自由設計ができない

桧家住宅では、ある程度決まった中から選んで家づくりをおこなうため、完全な自由設計ができません。

桧家住宅の商品は、企画型住宅のスマート・ワンとセミオーダー式のスマート・ワン カスタムのみです。スマート・ワン カスタムなら内側の間取りは自由に設計可能ですが、建物の外周などは型が決まっています

一から考えて希望の家づくりをしたい人には向かないため、完全自由設計を希望する人は他のハウスメーカーを検討しましょう。

保証内容が最低限

桧家住宅の保証内容は、他の大手メーカーと比べると充実しているとはいえません。

他の大手メーカーは初期保証で30年、延長すれば最長60年程度の保証期間が一般的ですが、桧家住宅では基礎・構造躯体・雨漏りの保証は10年と短く設定されています。最長30年まで延長も可能ですが、有償のメンテナンス工事を受けることが条件です。

ほかにも、建具の変形や設備の不良に対し1年、2年、5年の保証が付きますが、建物の保証同様に短い期間が設定されています。各種アフターサービスを充実させたい人は、他のハウスメーカーを検討しましょう。

坪単価を抑えるコツ

外観をシンプルにしたり間取りを工夫したりすることで、坪単価を抑えることが可能です。坪単価を抑えるコツをまとめました。

シンプルな外観にする

外観をシンプルにすれば坪単価は抑えられます。少しでもコストを抑えたい人は、凝ったデザインを避けて設計しましょう。

例えば建物の形は、凸凹が増えると外壁の使用量が増えてコストの増加につながるため、長方形や正方形が望ましいです。

また屋根の形も、屋根面積の少ない切妻型や片流れ型なら費用を抑えられます。ただし屋根は勾配をつけるために高さを出すと、工事をする際に足場を組む費用が増えるため注意しましょう。

間取りを工夫する

部屋数や窓数を減らすなど間取りを工夫することで、建具や壁の施工コストを下げて坪単価を抑えられます。子供部屋などを作る場合はあらかじめ区切らず、家具などで仕切りを作って壁の使用量を減らすのも一つの方法です

また部屋のつくりは和室より洋室がおすすめです。洋室なら畳を使用しないため、和室に比べてコストを下げられます。

その他、収納スペースをなくすのもコストダウンの有効な手段です。造り付けの収納スペースは大きめのクローゼットを1つにするなど、できるだけ工夫して少なく設計しましょう。

設備などのグレードを下げる

住宅の設備や仕様によって家の価格が上下し、坪単価に反映されます。設備などのグレードを下げて、コストダウンが図れないか検討してみましょう。

ただし家の構造に関わる部分は、グレードを下げると居住性に影響が出る恐れもあります。生活するうえで、最低限削れない部分は明確にしておくことが重要です。

同時に、不要な設備がないかも確認しておきましょう。必要な設備を見直せば、効果的に坪単価を抑えられるかもしれません。

水回りを分散させない

水回りの配置をまとめることもコストダウンにつながります。水回りの設備をバラバラに設置してしまうと、配管が長くなってコストが上がるためです。

例えばキッチンやトイレ、洗面所、浴室は、設置する部屋を隣り合わせて設計する方法があります。特にキッチンでは水道を必要とするのがシンクなので、トイレや浴室など他の水回りと近い場所にシンクを設置することで、さらに配管を短くできます。

また2階建ての家では、トイレを上下階にそれぞれ設置するとコストが上がるため、1箇所にまとめるのがおすすめです。

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桧家住宅の施工実例

桧家住宅でどのような家が建てられるか、気になっている人も多いでしょう。ここでは桧家住宅の施工実例を紹介します。

温かみと暮らしやすさを両立した平屋

窓から差し込む自然光により、温かみのある空間を演出する平屋です。テレワークが可能なスタディスペースや、バスルームに隣接する広々としたランドリールームなど、夫婦の要望がしっかり反映された間取りになっています。

家事動線が向上する平屋では移動時間を短縮できます。掃除の手間も抑えられるため、家事効率のよい家づくりが可能です。

※画像引用元:桧家住宅公式サイト温かみのある空間と暮らしやすさを両立した平屋

家族が集まりやすい憩いのリビング

家族が集まりやすい憩いのリビングを中心とした、家中どこにいても人の気配が感じられる家です。外観はシックな印象ですが、ガレージや玄関に取り入れた木の素材感が温かみをプラスしています。

Z空調があるので、リビング階段や吹き抜けがあっても冷暖房の効率に問題は生じません。また子ども部屋にテレビを置かないことで、子どもたちがほとんどリビングに居る環境を実現しました。

※画像引用元:桧家住宅公式サイト家族のことを考えた お家時間を満喫できる家

家族にやさしいZ空調の二世帯住宅

上下分離型の二世帯住宅です。Z空調を導入しているため、部屋ごとの温度差がなく家中を快適な温度に保てます

吹き抜けから光を取り込めるダイニングや、リビングに隣接する畳スペースは明るく心地よい空間です。

インテリアデザインはセレクテリアのスカンジナビアンナチュラルを選び、他のインテリアもナチュラルカラーで統一されています。また1階部分に住む親世帯の住居スペースは、今まで使っていた家具などをそのまま使えるように設計されているのが特徴です。

※画像引用元:桧家住宅公式サイト家族にやさしいZ空調の二世帯住宅

リゾートライクにくつろげる家

インテリアスタイルにセレクテリアのなかからアジアンリゾートを選んだ、南の島のホテルのような家です。小物類にもリゾート感のあるアイテムをセレクトし、統一感を出しています。

キッチン前にはカウンターを設け、リゾートカフェのような空間を演出。外観は、中とは少し違うシンプルモダンなデザインが採用されています。

※画像引用元:桧家住宅公式サイト南の島のホテルを思わせるリゾートライクでくつろげる家

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注文住宅の流れ

注文住宅を建てる際は以下の流れで進めます。

  • 家づくりの情報収集と予算決め
  • 注文住宅メーカーや工務店を探して土地探し
  • 詳細なプランの決定後、工事請負契約締結
  • 着工から引き渡し

①家づくりの情報収集と予算決め

まずはどのような家にするのか、ハウスメーカーや工務店などの情報を集めます。住みたい家をイメージし、必要な情報を集めながら予算を決めましょう。桧家住宅は定額制の建物価格になっており、予算を検討しやすいのが特徴です。

予算を決める際は住みたい家を建てるために必要な金額と、自己資金や住宅ローンで用意できる金額を確認します。住宅ローンの借入額は、金融機関の公式サイトでシミュレーションできるので利用しましょう。

予算を決めたら希望の条件をリストアップします。こだわりたいポイントをはっきりさせ、どこに予算をかけるか決めておきましょう。

②注文住宅メーカーや工務店を探して土地探し

次に工場見学やモデルハウスなどを見学して、ハウスメーカーや工務店を探します。可能であれば、家を建てる際のイメージがしやすくなるように、工事現場を見学することもおすすめです。

ハウスメーカーを探す際は、桧家住宅だけでなく他メーカーの見学もしておきましょう。複数のメーカーを比較することで、それぞれのメーカーの特徴や魅力がわかりやすくなります。

また土地が見つかるまでには時間がかかるため、土地探しも早めにおこないましょう。予算配分のためにも、ハウスメーカー探しと土地探しを並行しておこなう必要があります。

③詳細なプランの決定後、工事請負契約締結

ハウスメーカーを決めたらプランを固めていきます。必要な設備や使用する部材のグレードなど、細かな内容も把握しながらプランを決めることが重要です。

プランが決まり、金額などの折り合いが付けば工事請負契約を結びます。契約書の内容をよく確認し、追加の費用などがないように注意しましょう。

また外構も同じ施工会社に依頼するなら、あわせて打ち合わせをおこないます。イメージを明確にしておくことで担当者に伝わりやすくなるため、最初にリストアップした希望条件を参考に要望の優先順位を決めておくのがおすすめです。

④着工から引き渡し

各種契約手続きが完了し、土地の所有権が自分に移ったら着工です。地縄張りをして地鎮祭をおこなってから着工するのが一般的ですが、おこなわないこともあります。

着工後は基礎からつくっていき、中間検査を経て、完成までは3〜6ヵ月程度が目安です。しかし、天候などの影響で予定より時間がかかるケースもあるため注意しましょう。

家が完成したら竣工検査と引き渡しです。竣工検査は担当者や現場監督立ち合いのもと、内装や外装だけでなく水回りや電気などのこまかな部分まで確認し、引き渡しがおこなわれます。

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坪単価についてよくある質問

坪単価について、よくある質問に回答します。

坪単価に含まれる内容は?

多くのハウスメーカーでは、坪単価は家本体にかかる費用から算出されます。契約費用や住宅ローンなどの手数料は含まれないことがあるため、事前に確認が必要です。

また施工会社によっては、他社なら坪単価に含まれる内容でもオプションになったり、設計料などが別途かかったりするケースもあります。どのハウスメーカーを利用する場合でも、坪単価に含まれる内容は都度確認しましょう。

予算を超えるケースもあるの?

坪単価で提案してくるハウスメーカーもありますが、設備やオプション、諸経費などが加わり総額が予算オーバーとなるケースはあります。

坪単価の算出方法は一律の決まりがなく、会社によって異なるあいまいな数値です。あくまでも目安と考え、トータルコストで検討しましょう。

まとめ

桧家住宅は、平均坪単価69万円のやや安め、またはミドルクラスのハウスメーカーです。他社よりも安く全館空調システムを取り入れられ、インテリアや設備を決めやすいなど豊富なメリットがあります。

今回紹介した内容を参考に、坪単価を抑えるコツも知って後悔しない注文住宅を実現してください。

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※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf


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この記事を書いた人

マイナビニュース不動産査定編集部は、家の売却、家づくり、リフォームなど不動産に関わる様々な情報をわかりやすくお届けします。

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