[2024年]住友不動産の坪単価は平均75万円|実際に建てた方のメリット・デメリット・口コミ紹介

注文住宅を建てるメーカーを検討するなかで、住友不動産がコストパフォーマンスが高いという噂を聞き、気になっている人も多いのではないでしょうか。住友不動産は高級マンションクラスの設備を戸建てで導入できることや、標準仕様のグレードの高さなどでも知られています。

そこで本記事では、独自アンケートの調査結果をもとに住友不動産の坪単価を紹介します。実際に利用者の口コミをもとにコストを解説するため、住友不動産が気になる人には生の声を知るのに役立つでしょう。

また、あわせてサービスのメリット・デメリット坪単価を抑えるコツも紹介します。ぜひ参考にしてください。

すぐわかる!この記事3つのポイント!
  • 住友不動産は、注文住宅にハイグレードな内装・設備を標準で提供し、土地探しから総合的なサポートを行っています。
  • 同社の坪単価は平均75万円で、高級マンションクラスの設備を一戸建てでも利用できることが特徴です。実際の利用者からも価格には満足しているという回答が得られました。
  • 住友不動産には365日24時間対応のカスタマーサポートがあり、10年の無料保証を基本に最大60年まで保証の延長が可能。
ハウスメーカーポジションマップ
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他のハウスメーカーの坪単価が気になる人は、おすすめハウスメーカー・工務店12社の坪単価ランキングを紹介した記事でまとめて比較できます。ぜひご覧ください。

住友不動産インタビュープロフィール画像

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編集部

本記事では、信頼性の高い口コミをお届けするために、住友不動産の利用者に直接オンライン取材を実施しました。ぜひ参考にしてください。

目次

【利用者アンケート】住友不動産の坪単価や評判を徹底調査

住友不動産の注文住宅の費用は、他社と比べてどのような評価なのでしょうか。

今回編集部では、実際に注文住宅を購入した人に向けてアンケートをおこないました。住友不動産を含む国内の主要ハウスメーカーを比較しながら、最新の坪単価や評判を紹介します。

住友不動産の坪単価は平均75万円

今回編集部が実施したアンケート調査によると、条件によっても差が出ますが、住友不動産の最新の坪単価は平均75万円ということがわかりました。大手ハウスメーカーの平均坪単価が75万円程度といわれているため、平均的な価格帯のメーカーといえます。

日本国内の平均的な大きさである35坪で家を建てた場合、建築価格の目安は2,625万円程度です。さらに付帯工事費用や諸費用が発生するため、合計でだいたい4,000万円かかります。加えて土地代が別途必要です。

また、もしオプションを追加した場合は、さらにコストが上がります。

オプションを合計した結果、坪単価が100万円を超えたケースもあります。追加する際は、要望の優先順位をはっきりさせて予算を超えないよう注意が必要です。

坪単価に対する満足度ランキング

前回、全国主要ハウスメーカーの利用者による坪単価やコストに対する満足度を調査したところ、以下のようなランキング結果となりました。

ランキングハウスメーカー満足度(5点満点中)平均坪単価
1位タマホーム4.60点44万円
2位アキュラホーム4.50点85万円
3位アイ工務店4.50点61万円
4位クレバリーホーム4.20点68万円
5位三井ホーム4.13点115万円
6位パナソニックホームズ4.00点92万円
7位トヨタホーム3.73点66万円
8位一条工務店3.56点84万円
9位積水ハウス3.41点96万円
10位ミサワホーム3.38点72万円
11位セキスイハイム3.35点76万円
12位ヘーベルハウス3.11点91万円

上記ランキングについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

今回、新たに住友不動産の費用感を調査した結果、満足度は3.86点でした。上記ランキングでは中間あたりにランクインする満足度であることがわかりました。

建売や中古と比べ、注文住宅を購入する人にとっては、価格だけではなくそれ以外の質(性能やデザイン性など)のバランスを重視する傾向にあります。

安さだけでなく、費用対効果による満足度結果となっている点も参考にしてみてください。

住友不動産は安い?コストに関する口コミ

住友不動産を利用した人の口コミでは、コストに関して次の意見が目立ちました。

  • キャンペーン時期だったので設備コストを抑えることができた
  • 標準仕様では物足りず、オプションを追加したせいで費用が高くなった

口コミから見えた住友不動産の坪単価とは

住友不動産の口コミでは、「安い」と感じた人と「高い」と感じた人に分かれる結果となりました。

太陽光発電システムなどは設備を安く導入できたという声があり、キャンペーンを活用して設備を導入するとコストパフォーマンスが良いと感じられるようです。

一方でコストが高いと感じる人もいたようで、仕様にこだわってオプションを多く追加した場合はどうしてもコスト上昇は否めません。

結論としてキャンペーンや割引などを活用すると総体的に安く家を建てられる場合はありますが、標準仕様で満足できない場合はオプション追加で高くつく可能性があるといえます。

キャンペーンを利用できそうなのか、標準仕様で満足できそうかでコストに対する意見が大きく左右されると解釈しておくとよいでしょう。

住友不動産に関する口コミは、こちらの記事でも詳しく取り上げているので参考にしてください。

住友不動産の注文住宅費用を調査

住友不動産で実際に注文住宅を購入した人の価格帯を調査しました。

世帯人数や坪数も紹介するので、自身の建てたい家のシミュレーションに役立ててください。

住宅コンセプト建築地域世帯人数
(ペットは含まない)
延べ床面積(坪数)費用
J・URBANシリーズ愛知県4人403,000万〜4,000万円未満
J・URBANシリーズ東京都3人323,000万〜4,000万円未満
J・RESIDENCE埼玉県4人554,000万〜5,000万円未満

※紹介する口コミや満足度は、マイナビニュース不動産査定編集部がおこなった独自アンケート調査結果によるものです。(調査方法:クラウドワークス/調査期間:2023年7月/回答者数:40人)

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【インタビュー】住友不動産で実際に家を建てた人の声

マイナビニュース不動産査定メディアでは、信頼性が高い利用者の声をお届けするために、実際に住友不動産で注文住宅を建てた人にオンラインインタビューを行いました。

住友不動産インタビュープロフィール画像

インタビューを受けてくださったOさんのInstagramはこちら

住友不動産で建てた注文住宅の外観・内観の様子

住友不動産インタビューご提供写真
外観の様子
住友不動産インタビューご提供写真
屋内の様子
住友不動産を選んで良かった点住友不動産の残念・改善してほしい点
  • 担当者の提案力が高い
  • 標準仕様のクオリティが高い
  • グッドデザイン賞を受賞しているデザイン性
  • 24時間のアフターサービス
  • 特になし

Q:価格に対する満足度は5点満点で何点?

価格への満足度は5点満点で5点(★★★★★)です。
他メーカーでは標準仕様から逸脱すると価格が跳ね上がりましたが、住友不動産は自由度が高く、良心的な価格で対応してくれました。
デザインがとにかく良かったので、あえて追加料金をのせなくてもいいとか、オプションを選ばなくていいっていうのは大きかったと思います。

編集部

標準仕様で十分満足されたということですね。

はい。あと自動水栓とか、家事を楽にすることとか、収納面に関係する部分だけは私もこだわりたかったので、そういうところにのせるためのオプション費用を残せたのも良かったです。

編集部

費用の配分をうまく調整できたのですね。価格交渉はされましたか?

一応、最初に見積もりを比べることはやりました。
そこでちょっとでも安くなれば嬉しいな、ぐらいでした。
やっぱり、無理に交渉しても結果的に関係性が崩れてしまうこともあるので、無理な交渉はしていません。見積もりを取って見比べて、相談はした感じですね。

編集部

ありがとうございます。では、予算的には予算内で収まったのでしょうか?

そうですね。バルコニーがとにかくちょっと高かったんですよ。バルコニーを妥協すれば全然予算内には収まったとは思うんですけど、どうしても譲れない部分はあったので。
それで本当、予算ぴったりくらいまでにして、折り合いがついた感じです。

Q:家の住み心地やカスタム性はいかがでしたか?

編集部

住み心地に関しても大変ご満足されているとのことでした。家の間取りに関しては、奥様が中心になって間取りをご検討されたのでしょうか?

我が家の場合は1級建築士の資格を持った営業さんだったので、本当に希望だけ伝えました。それを反映させてくれるのは全部営業さんっていう感じでしたね。

編集部

建築士を兼ねられている営業担当の方なのですね。

そうですね。営業担当さんがたまたま1級建築士の資格を持っていて知識があったので、できる間取りをすぐ提案してくれて、スムーズに話が進みました
たまたまなので、全員が資格を持っているわけではないと思います。

編集部

運が良かった部分もあるのですね。家のカスタム性も満足されていますか?

はい。特に、黒×木目を基調としたリビングを作ったのですが、重厚感のあるデザインがとても気に入っています

編集部

住友不動産はやはりデザインの幅が大変広く人気がありますね。やはり、他社と比べると間取りの自由度も高かったのでしょうか?

そうですね。注文住宅だからこそ希望どおりの間取りや自由な家づくりをしたいという部分では、すごく住友不動産は良いと思います。

Q:住友不動産がおすすめな人は?

デザインにこだわりたい方や、自由度の高い間取りを希望される方に大変おすすめです。
また、住友不動産は断熱性や耐震性といった機能性でも十分で、最高レベルのハウスメーカーなので、そういった面でも安心できます。
あとは、アフターサービスの部分もやっぱり手厚い方がいいという人にはおすすめしたいです。

編集部

住友不動産は初期保証が10年ですが、60年まで保証延長できますね。延長も選ぶ決め手になりますでしょうか?

そうですね。私はずっと賃貸に住んでたので、注文住宅に移り住むと管理会社のサポートが一切なくなるのが不安な要素ではあったんですよね。
なにかあっても、全部自分で対応しなければいけないのはプレッシャーでした。
でも、住友不動産ではちゃんと相談できる先が用意されていて、全然安心感が違うと思いました。そういった意味では、やはりアフターサポートっていうのは大事だなって思いましたね。

編集部コメント

住友不動産は標準仕様のクオリティの高さや高性能な住宅、自由度の高い間取りなど多くのメリットがあります。インタビューを受けてくださったOさんからも高い評価が伺えました。

オプション費用をできるだけかけたくない人や、資産価値を維持できる住宅を希望するならおすすめのハウスメーカーといえそうです。

他の点にこだわる人や、安い費用で建てられるハウスメーカーを探している人は他のメーカーと比較して判断してみましょう。

坪単価とは

坪単価がわかれば、住宅価格を簡単に比較できます。ここでは坪単価について解説し、坪単価に影響を与える要素や注意点を紹介します。

坪単価の計算方法

坪単価は、家の本体価格に対し1坪あたりいくらで建てられるかを算出したものです。建物価格を坪数で割ると計算でき、以下の式で算出されます。

計算式

坪単価=本体価格÷坪数(延べ床面積)

例えば4,000万円の家を建てた際に、延べ床面積が50坪の場合の坪単価は80万円です。

ただし本体価格や延べ床面積に含まれる内容は、メーカーや工務店によって異なります。坪単価の数値だけでは各社の比較が難しいため注意しましょう。

延べ床面積とは

延べ床面積とはすべての階層を合計した面積のことで、建物面積とも呼ばれています。面積がわかれば、すべての階を合計した大まかな居住スペースの広さを把握することが可能です。

坪単価に影響を与える要素

坪単価は、延べ床面積だけで計算できるものではありません。共通したルールがなく、メーカーや工務店によって定義が異なります。坪単価に影響を与えるものは以下のとおりです。

  • 住宅の形
  • 間仕切り
  • 広さ
  • 屋根の形状
  • 構造
  • 素材
  • 設備

例えば住宅の形を複雑にする、間仕切りが多い設計などは使用する壁材の量が増え、坪単価が上がってしまうでしょう。

また、素材や設備のグレードを上げた場合も坪単価は上がります。コストを抑えたい人はシンプルな設計にし、設備のグレードを抑えるのがおすすめです。

坪単価に関する注意点

坪単価だけで家を建てるためのすべての費用がわかるわけではありません。家を建てる際は、本体工事だけでなく付帯工事などもおこなわれるため、追加される費用があります

坪単価に含まれる・含まれない費用をまとめると以下のとおりです。

坪単価に含まれる坪単価に含まれない
  • 建築費
  • 基礎工事費
  • 塗装工事費
  • 設備工事費
  • ガス・水道の引き込み工事
  • 税金
  • 各種手数料

本体工事費には建築費や基礎工事費、塗装工事費、設備工事費などが計上されるのが一般的です。

一方、ガスや水道の引き込み工事などは付帯工事費として計上され、坪単価には含まれません。その他、税金や各種手数料などの諸費用も必要ですが、同様に坪単価に含まれない費用です。

本体工事の費用は全体の7割程度が一般的なため、坪単価を確認する際は注意しましょう。ただし仕様やハウスメーカーで計算方法が異なるため、あくまでも参考程度に留めることが重要です。

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住友不動産の基本情報

住友不動産
※画像引用元:住友不動産公式サイト
会社名住友不動産株式会社
本社所在地東京都新宿区西新宿二丁目4番1号(新宿NSビル)
設立1949年12月1日
資本金1,228億500万円(2023年3月31日時点)
業務内容ビルの開発・賃貸
マンション・戸建住宅の開発・分譲
宅地の造成・分譲
海外不動産の開発・分譲・賃貸
建築土木工事の請負・設計・監理
不動産の売買・仲介・鑑定 ほか
保証期間長期60年
対応エリア北海道、宮城、新潟、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城、
静岡、愛知、岐阜、三重、大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、岡山、福岡、熊本
(一部エリア外を含)
工法ウッドパネル工法、2×4工法、2×6工法
URLhttps://www.j-urban.jp/

住友不動産は、ハイグレードな設備や内装が標準仕様のハウスメーカーです。大規模な都市開発から高級マンション建設など、実績が多数あります。

各事業で得たノウハウが注文住宅にも投入されており、高品質で高性能、かつデザイン性も高い家を建てられるのが特徴です。土地探しからサポートしており、注文住宅に関するすべての相談に対応しています。

住宅プランは幅広く、グッドデザイン賞を何度も受賞しているPREMIUM.Jや、都市部の限られたスペースが有効活用できるJ・URBANシリーズなど、多彩な商品から選ぶことが可能です。

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住友不動産で家を建てるメリット・デメリット

ハウスメーカーを比較する際は、メリット・デメリットがわかると比較しやすくなります。ここでは住友不動産のメリットとデメリットを紹介します。

住友不動産の3つのメリット

住友不動産の3つのメリット

住友不動産には以下のメリットがあります。

  • 内装や設備のグレードが高い
  • 長期優良住宅に標準で対応
  • 総合的なサポートが可能

内装や設備のグレードが高い

住友不動産は高級分譲マンションやオフィスビルを扱ってきた経験を活かし、グレードが高い内装や設備をつけられます。

そもそも住宅の内装や設備は、新築一戸建てよりも新築マンション向けのほうがグレードが高いものを取り付けられるのが一般的です。他社のメーカーで新築マンションと同じ設備を一戸建てに取り入れようとすると、費用が高くつきます。

しかし住友不動産なら、新築マンションの設備や内装が標準装備です。全国規模の総合ディベロッパーの手腕を活かし、独自ルートで高品質な製品の大量仕入れをおこなうことで良心的な価格での提供を叶えました。一戸建てでありながら、新築マンションと同等の高品質な設備を取り入れられます。

長期優良住宅に標準で対応

長期優良住宅とは、長期間良好な状態で使用できるための措置を講じた住宅のことです。住友不動産の家は耐震等級3や劣化対策等級3など、すべての認定項目をクリアしており長期優良住宅に標準で対応しています

長期優良住宅として国の認定を受けるためには、居住環境等への配慮や一定面積以上の住戸面積を有しているなど条件があります。認定を取得していると住宅ローン減税など、さまざまな優遇制度が適用されるのが魅力です。

耐震性や耐久性、省エネ性能に優れているだけでなく、維持管理を容易にするための配慮により快適性も高まるため、家を建てたあとも長く安心して生活できます。

総合的なサポートが可能

住友不動産は注文住宅以外にも、高級マンションや高層ビル・ビジネスホテルなどを手がけているメーカーです。総合ディベロッパーのためノウハウが豊富にあり、幅広いサポートを受けられます。

家を建てる際には土地探しから相談でき、引っ越しや仮住まいの手配なども依頼可能です。家を建てたあとも365日24時間対応のお客様センターでフォローをおこなっているため、いつでも気軽に相談できます。

将来的にはリフォームの相談もできるので、住宅に関することを一括してすべて任せたい人におすすめのハウスメーカーです。

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住友不動産の3つのデメリット

住友不動産の3つのデメリット

住友不動産には以下のデメリットもあります。

  • 保証内容がイマイチ
  • オプションが高い
  • 対応エリアは限定されている

保証内容がイマイチ

住友不動産の保証内容は以下のようになっています。

種類概要
無料保証10年(有償延長最大60年)構造躯体部分を10年まで無料保証
10年以降は10年ごとに有償メンテナンスにより延長
点検3ヶ月・1年・2年目まで無料点検
以降は10年ごとのメンテナンスに合わせて点検
メンテナンス工事築10年以降、10年ごとに建物に有償でメンテナンス工事をおこなう

住友不動産の保証期間は無料保証が10年です。最大60年目まで保証の延長が可能ですが、保証を延長する場合はメンテナンス工事を受け、別途費用を支払う必要があります。

中堅ハウスメーカーであれば同程度の保証であるケースもありますが、他の大手ハウスメーカーでは初期保証30年までとしているメーカーもあるので、住友不動産の初期の保証内容は手厚いとは言いにくいです。

瑕疵担保期間の10年はクリアしていますが、より充実した保証内容を求める人は他のハウスメーカーも検討しましょう。

オプションが高い

住友不動産は標準装備のグレードの高さが魅力ですが、オプションをつけたい場合はオプション費用が高いため予算をオーバーするケースがあります。

標準装備のグレードに合わせてハイグレードなインテリアを作るなど、細部にこだわり過ぎてしまった結果、予算オーバーになることも少なくありません。

オプションは、こだわればこだわるほど追加費用が高くなります。要望の優先順位を決め、予算に合わせた家作りをしましょう。

対応エリアは限定されている

全国に対応している大手ハウスメーカーは多数ありますが、住友不動産は大手でありながら対応エリアが限定的です。対応エリアに当てはまっている地域以外の人は家が建てられません。

対応エリアは都市部が中心で、地方は対応できないケースが多いです。例えば東北地方なら宮城県のみ、北陸地方では新潟県のみとエリアが限定されています。

対応エリア外で家を建てたい場合は、全国的にカバーしている他のハウスメーカーや地元の工務店など、対応できる会社で検討しましょう。

坪単価を抑えるコツ

坪単価を抑えるコツ

水回りの配置をまとめ、家の形状をシンプルにするなどの工夫で坪単価は抑えられます。ここからは、坪単価を抑えるコツを具体的に見ていきましょう。

水回りの配置をまとめる

トイレやキッチン、風呂場などの水回りは費用が高くなる傾向があります。水回りはまとめて配置してコストダウンにつなげましょう。

水回り設備をまとめると配線を短くできます。配線を短くすると給排水設備の工賃や資材を削減でき、水回りをまとめずに配置した場合と比べてコストカットが可能です。

また水回りの配置を集中させることで家事動線も短くできます。家を建てたあとで家事を楽にする側面からも、水回りはまとめて配置するのがおすすめです。

家の形状をシンプルにする

家の形状は、正方形や長方形などのシンプルな形にするとコストダウンできます。凸凹の多い設計は基礎工事や屋根の形も複雑です。同じ床面積であっても、形が複雑になるほど工事の手間や特別な資材が必要となるため、シンプルな形状のほうがコストを抑えられます。

また2階建てなら1階と2階の床面積が同じ総2階がおすすめです。フロアごとに面積が異なる建物よりも、工事費・材料費を抑えられます。

後付けできるものは後回しにする

坪単価を抑えるなら、入居時になくても問題ないものを後回しにするのも有効な手段です。太陽光発電などの導入は、後回しにして検討しましょう。

太陽光発電を推奨するメーカーも多く、電気代の節約効果もあるため人気がありますが、導入時には150万円程度かかります。さらに将来的には撤去するための費用が発生するため、撤去費用も含めて収支の検討が必要です。

ただし外構は後回しにすると、重機を入れられずに余分なコストが発生する可能性があります。また外構がないと周囲からの目線が気になるなど、ストレスのもとになるケースも多いので、外構工事は本体の工事とあわせておこなうのがおすすめです。

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住友不動産の家の施工実例

住友不動産でどのような家が建てられるか、気になっている人も多いでしょう。ここでは住友不動産の施工実例を紹介します。

モデルハウスのような住宅(J・URBAN)

J・URBAN
J・URBAN

※画像引用元:住友不動産公式サイトモデルハウスのようなお洒落な住まい。コストパフォーマンスの高さにも満足

住友不動産のモデルハウスのような上質感を再現した住宅です。リビングは吹き抜けから差す光で明るく、リラックスできる空間を実現しています。

広い天板のキッチンは住友不動産オリジナル商品です。上質なデザインでおしゃれにまとまっています。

スタイリッシュでホテルライクな住宅(J.RESIDENCE)

J.RESIDENCE
J.RESIDENCE

※画像引用元:住友不動産公式サイト分譲マンションを評価して注文住宅も。ホテルライクな上質感が漂うインテリア

打ちっぱなしのコンクリート風とグレーの外壁で、上下階統一感のあるスタイリッシュな外観にまとまった住宅です。

アクセントに天然石を使用した玄関や、高級感のある設備を配置したキッチンリビング、鮮やかなターコイズブルーが映える寝室など、一貫してラグジュアリーな空間を意識したホテルライクな家に仕上がっています。

充実設備の店舗医院併用住宅

充実設備の店舗医院併用住宅
充実設備の店舗医院併用住宅

※画像引用元:住友不動産公式サイト上品なデザインや住宅設備の充実を評価。開放的な2階LDKで快適生活を満喫中

2階にリビングを設置した店舗医院併用住宅です。オフィススペースと住宅設備を充実させつつ、開放的な2階リビングで快適に生活できます。

フローリングや石張りの壁など、至るところに高級感があり上品な仕上がりです。

ゆとりの空間がある住宅

ゆとりの空間がある住宅
ゆとりの空間がある住宅

※画像引用元:住友不動産公式サイトゆとりの大空間で心地よい暮らしを満喫。家族が自然とLDKに集まる家が完成

大空間のLDKに家族が集まりやすい家です。ダイニングにスタディコーナーを設置するなど工夫されています。

大きな吹き抜けやリビング階段など住宅に関する夢を実現しているほか、全館空調も導入して快適な生活が可能です。

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注文住宅の流れ

注文住宅の流れ

注文住宅を建てる際は、以下の流れで進めます。

  • 家に関する計画を立てる
  • 土地とハウスメーカーの選定
  • 契約と着工

家に関する計画を立てる

まずは家にかけられる予算や希望条件の整理をおこない、家に関する計画を立てます。

予算を検討する際は、坪単価などを参考に家を建てるのに必要な金額を確認し、用意できる自己資金や住宅ローンで借入可能金額を確認しましょう。借入できる金額は、金融機関の住宅ローンシミュレーションツールで調べることができます。

またハウスメーカーなどの情報を集めながら、建てたい家のイメージづくりをしましょう。ハウスメーカーの資料や公式サイトなどを活用し、間取りやデザインなどを参考にすることでより具体的な家のイメージを固められます。

土地とハウスメーカーの選定

次に家を建てたいと思える土地を探し、あわせて依頼したいハウスメーカーや工務店を選定します。

ハウスメーカーや工務店を選ぶ際は、複数のメーカーに見積もり依頼して比較検討しましょう。住友不動産が気になる場合も、他メーカーからも見積もりを取って価格や施工内容を比較するのがおすすめです。

各社を比較して依頼先が決まったら、依頼したい施工会社とプランを立てます。住友不動産では土地探しからサポートが可能なので、土地が決まっていない人はあわせて相談しましょう。

契約と着工

施工プランを確認し、内容に問題なければ建築請負契約を締結します。契約時には工事請負契約書工事請負契約締結書見積書設計図書が渡されるため、内容をチェックして問題ないか確認しましょう

契約が完了したら、建築確認申請をしていよいよ着工です。着工以降の流れは以下のように進みます。

  • 建築確認申請を指定確認検査機関に申請
  • 建築可能か審査
  • 建築確認済証の交付
  • 着工
  • 完成・竣工検査

なお、建築確認申請~審査の流れは施工会社が申請してくれるため、依頼者はなにもする必要がないので安心してください。

ただし建築した建物に不具合がないか確認する竣工検査は、自身でも確認が必要です。施工の担当者や工事管理者と細部まで確認して、不具合がないかチェックしましょう。

万が一不具合がある場合は、修理対応の内容や修理対応が完了する期日をしっかり確認してください。

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坪単価についてよくある質問

坪単価について、よくある質問に回答していきます。

平屋と2階建てはなぜ平屋のほうが坪単価が高い?

基礎と屋根の数が多いほど、かかる費用は多くなります。平屋は屋根と基礎が1つずつ必要ですが、2階建ては1フロアごとの基礎と屋根が平屋の半分です。平屋のほうが基礎と屋根の数が多いため、坪単価が高くなる傾向にあります。

ただし階段や廊下がなくなるぶんコストダウンする可能性もあり、一概に平屋のほうが高いとはいえません。また2階建てはトイレを上下階に設置する場合など、設計によってはコストが上がるケースもあるため注意しましょう。

全国の住宅の坪単価平均は?

住宅金融支援機構が実施したフラット35利用者調査の最新データをもとに、坪単価を算出した結果、全国平均は1坪あたり95.4万円であることがわかりました。

ただし地域によっても坪単価は差があるため、家を建てたい地域の坪単価を確認することが重要です。また家を建てる際は付帯工事費や諸費用など、坪単価に含まれない費用もかかるため注意しましょう。

参考:住宅金融支援機構フラット35利用者調査 2021年度集計表

まとめ

住友不動産なら、坪単価は平均的でありながら新築マンション同様の設備の家に住めます。長期優良住宅に標準で対応しており、家を建てたあとも安心して長く快適な生活が可能です。

ただし、家の設計やオプション設備の追加有無によっては予算オーバーになる可能性もあります。今回紹介した内容を参考にして、住友不動産で要望に合った家づくりを進めてください。

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※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf


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この記事を書いた人

マイナビニュース不動産査定編集部は、家の売却、家づくり、リフォームなど不動産に関わる様々な情報をわかりやすくお届けします。

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