秀光ビルドはコストを抑えつつ、自由な間取りで家を建てられるとして人気を集めるハウスメーカーです。坪単価に本体価格以外の費用も込みで提示するなど、わかりやすい価格が特徴です。
しかし他社と比較すると本当に安いのかなど、実際の坪単価が気になる人も多いのではないでしょうか。デメリットが気になると不安を感じている人もいるかもしれません。
本記事では、秀光ビルドで注文住宅を建てたときの坪単価を、他社とのランキング形式や評価もふまえて解説します。秀光ビルドは本当に価格が安いのか気になる人はぜひ参考にしてください。
- 秀光ビルドで家を建てた後に後悔する人は、低価格と短納期に惹かれて選んだものの、担当者の対応やアフターサービスの不十分さにがっかりすることがあります。
- 断熱性能や耐震性に不満を持つケースがあり、特に寒冷地での暮らしでは寒さ対策が不十分であると感じることがあるでしょう。
- 予算内で比較的広い家が建てられたり、設備のグレードアップが可能だったりと、コストパフォーマンスに満足する声も多く挙げられているようです。
ハウスメーカーポジションマップ
他のハウスメーカーの坪単価が気になる人は、おすすめハウスメーカー・工務店12社の坪単価ランキングを紹介した記事でまとめて比較できます。ぜひご覧ください。
【利用者アンケート】秀光ビルドの坪単価や評判を徹底調査
ネット上では「秀光ビルドは安い」という声を見かけますが、実際の価格はどうなのでしょうか。また、それらはいつの情報なのかも不明なため、最新の情報とは大幅にかけ離れている可能性も高いです。
そこで今回編集部では、実際に注文住宅を購入した人に向けてアンケートをおこないました。秀光ビルドを含む国内の主要ハウスメーカーを比較しながら、最新の坪単価や評判を紹介します。
秀光ビルドの坪単価は平均45万円
公式サイトの情報を参考にすると、秀光ビルドの坪単価は2023年8月時点で規格住宅の平屋は約57万円〜、自由設計の場合は約55万円〜です。ただし地域によって価格が異なる他、秀光ビルドの価格には次の内容がすべて含まれています。
- 建物本体価格
- 仮設工事費
- 地盤調査費
- 確認申請
- 水回り設備
- フルサポートサービス
そのため建物本体価格のみに絞ると、秀光ビルドの坪単価は平均45万円ほどと考えられます。ただしハウスメーカーの坪単価はあくまで参考価格です。秀光ビルドの場合も土地の費用については含まれていないため、予算と照らし合わせてじっくり決めていきましょう。
坪単価に対する満足度ランキング
前回、全国主要ハウスメーカーの利用者による坪単価やコストに対する満足度を調査したところ、以下のようなランキング結果となりました。
ランキング | ハウスメーカー | 満足度(5点満点中) | 平均坪単価 |
1位 | タマホーム | 4.60点 | 44万円 |
2位 | アキュラホーム | 4.50点 | 85万円 |
3位 | アイ工務店 | 4.50点 | 61万円 |
4位 | クレバリーホーム | 4.20点 | 68万円 |
5位 | 三井ホーム | 4.13点 | 115万円 |
6位 | パナソニックホームズ | 4.00点 | 92万円 |
7位 | トヨタホーム | 3.73点 | 66万円 |
8位 | 一条工務店 | 3.56点 | 84万円 |
9位 | 積水ハウス | 3.41点 | 96万円 |
10位 | ミサワホーム | 3.38点 | 72万円 |
11位 | セキスイハイム | 3.35点 | 76万円 |
12位 | ヘーベルハウス | 3.11点 | 91万円 |
上記ランキングについて詳しくは、こちらの記事で解説しています。
今回、新たに秀光ビルドの費用感を調査した結果、満足度は4.00点となり、上記ランキングのパナソニックホームズと並ぶ結果となりました。
建売や中古と比べ、注文住宅を購入する人にとっては、価格だけではなくそれ以外の質(性能やデザイン性など)のバランスを重視する傾向にあります。安さだけでなく、費用対効果による満足度結果となっている点も参考にしてみてください。
秀光ビルドは安い?利用者の口コミを紹介
秀光ビルドの口コミでは、「床やトイレ周りなど選べる種類が多かった。他社ではバルコニーをつけたり台所に食洗機をつけたりすると、オプションでプラス何十万円と追加料金がかかった。同じような内容でも秀光ビルドのほうが100万円くらい安くなった」という声が見られ、コストパフォーマンスに満足度の高さがうかがえます。
ただし「後々のアフターサービスとかを考えると、安かろう悪かろうな感じがする」といった意見も。たしかに、秀光ビルドの初期保証は10年、地盤保証が20年と最低限です。
他社では初期保証30年、延長すれば60年といった手厚いサポートをおこなっていることも多いため、長く安心の続く家づくりにこだわる人には懸念点となるでしょう。
※紹介する口コミや満足度は、マイナビニュース不動産査定編集部がおこなった独自アンケート調査結果によるものです。(調査方法:クラウドワークス/調査期間:2023年7月/回答者数:40人)
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坪単価とは
ハウスメーカーや工務店を価格で比較する際に目に入るのが坪単価です。では実際にどのように算出されているのでしょうか。坪単価の基礎知識を解説します。
建物の1坪あたりの建築費を示すもの
坪単価は、1坪(約3.3平方メートル)あたりに建築費がいくらかかっているかを示すもので、次の計算式で算出されます。
坪単価=建物本体価格÷延べ床面積(坪数)
延べ床面積とは、建物のそれぞれの階の床面積を合計したものです。
例えば30坪の延べ床面積を持ち、建物本体価格が2,000万円の家なら「2,000万円÷30坪」で坪単価は約67万円となります。単位が揃うため、複数のハウスメーカーや工務店の本体価格を比べやすくなるメリットがあります。
ただし、坪単価から総工事費が逆算できるわけではありません。坪単価には本体以外の別途工事費や、家が建つまでの手続きにかかる諸費用などは含まれていないからです。
目安として、注文住宅の総工事費に対して本体価格は約70%~80%、それ以外の費用は20%~30%です。土地も同時に購入する場合は、さらに土地代も発生する点に注意しましょう。
工法やハウスメーカーでも本体価格が違う
注文住宅の本体価格は工法によっても異なります。工法とは鉄骨造や木造など、家全体の構造にどのような部材を使って、どう組み立てるのかを組み合わせて示す言葉です。
工法による金額の違いを表で見てみましょう。
工法 | 坪単価 |
木造 | 約58万円 |
鉄骨鉄筋コンクリート造 | 約87万円 |
鉄筋コンクリート造 | 約91万円 |
鉄骨造 | 約89万円 |
※参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「2022年度建築着工統計調査」の「A居住専用住宅」の数値をもとに計算
坪単価は木造のほうが安く、鉄骨鉄筋コンクリート造などのほうが高くなっています。木材よりも金属のほうが高価で、基礎を作るにもより多くの費用がかかるためです。
また、ハウスメーカーによっても本体価格は異なります。設備や技術などによる価格の違いだけでなく、本体価格に含める範囲が異なるからです。建物本体の価格のみのハウスメーカーもあれば、電気やガスの野外配管工事の費用も含めている場合もあります。
それでは、坪単価を調べてもあまり意味はないのではと感じるかもしれません。実際に坪単価だけでは総工事費を把握できず、ハウスメーカーや工法によって本体価格が異なることで、大きく変動する数値です。
ただし、同じ価格帯の似たような仕様のハウスメーカーや商品同士を比較したい場合には、目安になる情報といえます。
秀光ビルドの基本情報
商号 | 株式会社 秀光ビルド |
本社所在地 | 石川県加賀市山代温泉29戊54番地(本社) |
設立年月 | 1991年10月8日 |
資本金 | 7,800万円 |
事業内容 | 建築・土木工事・設計施工請負・一般住宅設計施工 |
対応エリア | 宮城県、福島県、富山県、石川県、福井県、長野県、静岡県、岐阜県、 愛知県、三重県、群馬県、栃木県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、 奈良県、和歌山県、愛媛県、徳島県、香川県、高知県、岡山県 |
許可・資格 | 【建設業許可番号】 国土交通大臣許可(般-3)第21945号 【宅建業免許番号】 国土交通大臣(2)第8659号 【設計事務所登録】 一級建築士事務所 石川県知事登録 第12619号 他 |
工法 | ハイブリッド工法 |
保証期間 | 最長30年 |
平均坪単価 | 45万円 |
公式サイト | https://shukobuild.com/ |
秀光ビルドは1991年設立のハウスメーカーで、「価格」「安心」「品質・性能」の3点にこだわった住宅づくりをおこなっています。
家を建てるために必要な申請や工事、水回りの設備、アフターサービスなど、建物本体価格以外の費用まですべて含めた「コミコミ価格」を提示しており、想定外の費用が発生しにくいのが特徴です。
複数の選択肢から選ぶ規格住宅と、平屋や3階建ても可能な自由設計の2つの商品ラインナップがあります。
オプションには長期優良住宅や耐震等級3、省令準耐火構造といった、より性能の高い住宅も含まれるため、予算を抑えつつ間取りや性能にこだわりたい人にもおすすめです。
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秀光ビルドを選ぶメリット・デメリット
ここからは、秀光ビルドを選ぶメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。本体価格が安く、オンラインからも家づくりをサポートしてもらえるなど、秀光ビルドを選ぶメリットは豊富です。
しかし、対応地域など気を付けたい部分も持ち合わせます。選ぶ際はメリット以外の面も確認して後悔するリスクを減らしましょう。
秀光ビルドのメリット
秀光ビルドで家を建てるメリットは次の3つです。
- 住宅本体が安い
- インターネットで間取りや外観の相談が可能
- 標準仕様が充実している
いずれも秀光ビルドを選ぶうえで注目したいポイントです。1つずつ見ていきましょう。
住宅本体が安い
秀光ビルドは、一般的な注文住宅よりも安く建てられるローコスト住宅です。大手ハウスメーカーだと坪単価が70万~100万円に迫ることもありますが、秀光ビルドの坪単価は平均45万円と抑えられています。
また提示される価格には建築本体にかかる費用の他、具体的には次の内容も標準仕様として含まれるのが特徴です。
- 水回り設備(オプションでグレードアップ可能)
- 仮設工事(足場、電気、トイレなど、家を建てるために必要な仮設備)
- 地盤調査・地盤保証
- 屋内給水排水・外部給排水
- 確認申請・図面作成
- 全12回の建物検査・Web品質検査サービス
- 標準10年間保証
- アフターサービス(緊急駆け付けサービス、点検サービス)
多くの注文住宅では、必要に応じてオプションを付けると見積もり後に諸経費が加算されてしまいます。しかし秀光ビルドは、基本的に見積もり時の価格で予算を立てやすいです。
インターネットで間取りや外観の相談が可能
気になる間取りや設備が見つかったとしても、なかなか質問に行きづらい人もいるかもしれません。秀光ビルドでは「WEB HOUSE STUDIO」というサービスを通じ、ビデオ通話でオンライン家づくり相談がおこなえます。
モデルハウス見学も360°VR画像で体感できる他、建材の特徴などを動画で閲覧も可能なので、遠方からでも見学しやすいのがメリットです。
また、契約後には検査結果や現場の工事をインターネットから随時見学できます。検査項目は木造軸組工法の場合は12項目あり、家が完成したあとからでも確認可能です。家づくりの前から完了後まで、依頼人として家づくりに関わりやすい仕組みが整っています。
標準仕様が充実している
秀光ビルドは標準仕様が充実しています。
例えば、水回りは追加料金がいらないスタンダードプランの他に、設置できる設備が増えるハイクオリティセットとデラックスセットも用意されています。
名称 | 追加費用 | 主な設備 |
スタンダードセット | 追加費用なし | ・キッチン間口2550タイプ ・IHクッキングヒーター ・システムバス ・温水洗浄便座 ・間口750タイプ洗面化粧台 ・エコキュート(370L) |
ハイクオリティセット (ワンランクアップ) | 32万9,000円 | 【追加設備】 ・食器洗い乾燥機 ・浄水器付シャワー水栓 ・3面鏡付洗面台 |
デラックスセット (グレードアップ) | 73万1,000円 | 【グレードアップ設備】 ・オープンタイプキッチン ・サーモフロア ・断熱浴槽 ・エコキュート(460L) ・トイレ+手洗器(フルオート便座・洗浄) |
スタンダードセットには、人気の高いIHクッキングヒーターやエコキュートなどの設備も含まれます。追加費用もわかりやすいため、グレードアップを検討する際の費用目安をつけやすいのもメリットです。
高気密・高断熱の面でも力を入れており、標準仕様で吹付断熱材を使用しています。吹付断熱材は壁面に隙間なく断熱材を施せるため、気密性も高く内部結露が起きにくい工法です。吸音・遮音効果も高く、外部の騒音や室内からの音漏れを抑制してくれます。
耐震性能は耐震等級2(相当)が標準ですが、オプションで耐震等級3や制震システムも導入可能です。
秀光ビルドのデメリット
秀光ビルドのメリットは豊富ですが、いくつか注意したいデメリットもあります。それは次の3つです。
- 対応地域が限られてしまう
- 引き渡し後の点検サポートが短め
- 耐震性にこだわるならオプションへの投資が必要
それぞれ詳しく解説します。
対応地域が限られてしまう
秀光ビルドは全国展開のハウスメーカーではありません。つまり家を建てたいエリアによっては、秀光ビルドの施工可能エリアから外れている可能性があります。秀光ビルドの支店がある地域は次のとおりです。
エリア | 都道府県名 |
東北 | 宮城県、福島県 |
北陸 | 富山県、石川県、福井県 |
甲信越・東海 | 長野県、静岡県、岐阜県、愛知県、三重県 |
関東 | 群馬県、栃木県 |
近畿地方 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県 |
四国地方 | 愛媛県、徳島県、香川県、高知県 |
中国地方 | 岡山県 |
各エリアへの進出が進んでいるものの、支店がない都道府県もあります。また支店がある都道府県でも、場所によっては施工エリアの対象外であったり、遠方料金がかかったりする場合もあるため注意が必要です。
価格が高くなる可能性や依頼できない地域など、事前に確かめておきましょう。
引き渡し後の点検サポートが短め
秀光ビルドでは、標準のままだと瑕疵担保責任保険とシロアリ保証は10年、地盤保証が20年です。
どのハウスメーカーでも、長く住み続ける家の品質を確保するために「住宅の品質確保の促進等に関連する法律」をもとに品質保証が定められています。これを住宅瑕疵担保責任保険といいます。どのハウスメーカーや工務店でも適応される、国によって定められた加入必須の保証です。
秀光ビルドの新築住宅に対する10年保証は、瑕疵担保責任保険に基づいた最低限の保証年数になっています。延長するには無償点検に追加で、別途補修費用が必要なメンテナンスを受ける必要があります。
また、定期点検は2年目と10年目の2回です。不具合が起きた際の駆けつけ点検も対応していますが、定期点検の頻度がより多く、無料で対応してくれるハウスメーカーもあります。
点検サポートが手薄に感じられる場合は、秀光ビルドの延長保証制度の利用も含め、予算がいくらになるか検討しておきましょう。
耐震性にこだわるならオプションへの投資が必要
求める性能によっては、オプションへの投資が必要です。秀光ビルドでは、家の性能に関連するオプションとして次の内容が用意されています。
- AI+IoT ホームリンクシステム
- FELISiA(浄水に関連する独自システム)
- 長期優良住宅L3
- 耐震等級3
- 省令準耐火構造
AI+IoT ホームリンクシステムとは、住宅の家電を分電盤につけたセンサーなどにより外出先からも確認・操作ができるようにするオプションです。FELISiAを導入すると、洗浄力と手へのやさしさを両立させたファインバブル技術を活用したシステムを利用して、家全体の水を浄水化することができます。
注目したいのは、長期優良住宅や耐震等級3はハウスメーカーによっては標準仕様という点です。住宅性能を高めるだけでなく、住宅ローン控除の控除額の増加など特例が設けられています。希望条件に含まれる場合は、標準仕様のハウスメーカーとも秀光ビルドを比較してみましょう。
オプションとして追加した際に受けられるメリットやデメリットは次の内容です。
オプション | メリット | デメリット |
長期優良住宅L3 |
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耐震等級3 |
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省令準耐火構造 |
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秀光ビルドで坪単価を抑えるポイント
秀光ビルドはローコスト住宅のため価格が抑えやすくなっていますが、予算に合うとは限りません。ここでは、坪単価を抑える2つのポイントを紹介します。
複数業者で見積もりを比較する
複数のハウスメーカーへ間取り図と見積もり書を依頼して、同じ条件や立地で提案された内容を比較すると、コストカットにつながる場合があります。秀光ビルドはローコスト住宅を得意とするハウスメーカーですが、条件や立地によっては他のハウスメーカーのほうが予算内に収まる可能性があるからです。
ハウスメーカーへ見積もり書や間取り図を依頼する際は、次のポイントに注意しましょう。
- 依頼条件を揃える(家のつくりや立地など)
- 他社からも見積もりを取っていることを伝える
- 費用総額が予算内に収まるかチェック
- 見積もりが変わるか聞いておく
- 届いたら希望条件が含まれているか確認
また、要望を直接伝える営業担当者との相性が良ければ、希望条件や予算の相談もしやすくなります。坪単価を抑えるだけでなく、より良い家づくりのためにも複数のハウスメーカーを比較することが重要です。
家本体以外の価格を抑える
秀光ビルドは、基本的に値引きをおこなわない方針となっています。自由設計のプランなら間取り変更などで費用を抑えられますが、規格住宅のSLシリーズだと難しい面もあるかもしれません。
そのため、家本体以外にかかる費用で優先順位が高くないものや、あとからでも追加できるもので節約を検討してみましょう。例えば備え付け家具やエクステリア工事のなかで、明日から家に住むと仮定して必須ではないものを省きます。
また、補助金が使えるかどうかも確認しましょう。国の出す補助金以外にも、市区町村が独自に取り組む補助金もあります。国が提供する補助金同士は併用できない場合がほとんどですが、市区町村独自の補助金は併用できるため、確認しておきましょう。
注文住宅の価格を抑える方法についてさらに詳しく知りたい人は、次の記事も参考にしてください。
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秀光ビルドの施工実例
実際に秀光ビルドでは、どのような家が建てられるか気になる人も多いのではないでしょうか。ここでは秀光ビルドの施工実例を紹介します。
趣味を楽しむ家を実現する2階建て住宅
今後、家族が増える可能性も考えながら、趣味も楽しめるように設計された2階建て住宅です。
玄関先に広々とした土間と収納を設置したことで、趣味の道具をしまいやすくしています。アイランド型のキッチンはゆったりとくつろげる広いリビングに面し、家族で過ごしやすい空間にしあがっています。
※画像引用元:秀光ビルド公式サイト「思い描いたライフスタイルで、趣味を存分に楽しめるお家」
モダンで温かみのある二世帯住宅
外観に温かみのある木目調を配し、落ち着いた印象にまとめられた平屋タイプの二世帯住宅です。書斎として使えるスキップフロアや隠れ家のようなロフトなど、間取りの自由度がうかがえます。
秀光ビルドのUL-Jは、自由設計で平屋にも対応しています。費用面を抑えつつ、二世帯住宅の相談もできる点は秀光ビルドへ依頼するメリットといえるでしょう。
※画像引用元:秀光ビルド公式サイト「家族のぬくもりを感じられる、モダンな二世帯住宅」
家族の一体感を感じる平屋
明るい色調の屋根や木製のドアなど、カントリー調の外観が印象的な平屋です。
梁見せ天井をアクセントにしたLDKは、それぞれの居室へつながる17帖の広々空間で、開放的なキッチンから家族の様子をいつでもうかがえます。家族同士のつながりを大切にした間取りの相談も、秀光ビルドなら実現可能です。
※画像引用元:秀光ビルド公式サイト「家族の一体感が高まる平屋のお家」
自由な発想を集めたボルダリングのある家
シンプルな外観からは想像もつかないほど、こだわりの詰まった住宅です。
施主の希望は「家のなかに滑り台をつけること」と「LDKを30帖の広さに」というもの。そこで秀光ビルドでは話し合いを重ね、階段横に滑り台を設置し、最終的にはボルダリングができるスペースへ変更しています。
1階はLDKと水回りだけの間仕切りのないつくりにすることで、30帖の広さを実現しました。他にはないオリジナルな住宅を建てたいという要望にも、秀光ビルドなら応えてくれそうです。
※画像引用元:秀光ビルド公式サイト「お家の中でボルダリング! 自由な発想でつくり上げた遊び心のある家」
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秀光ビルドで注文住宅を建てる流れ
実際に秀光ビルドへの依頼を決定した場合、どのような手順で進めていけばよいか悩むかもしれません。そこでここでは、秀光ビルドでの注文住宅を建てる流れを紹介します。
1. 情報収集を進める
秀光ビルドで家づくりの相談をする際は、次のような流れで情報収取とプラン作りが進みます。
- 問い合わせ・来店しての相談
- 土地探し(必要な場合)
- 予算プランニング・間取り提案
資金計画づくりは、注文住宅において重要です。秀光ビルドは予算を抑えやすいローコスト住宅ですが、月々の返済額が家計の負担になる可能性があり、頭金の金額によって借りる住宅ローンも異なります。
また、秀光ビルドの他にも気になるハウスメーカーがあれば、見積もりやカタログを取り寄せると設備や見た目を決める際の参考になります。他のハウスメーカーのほうが予算に合う可能性もあるため、よく検討しましょう。
土地探しや予算決め、プラン選びで疑問が出たときは、秀光ビルドのオンライン家づくり相談を活用するのもおすすめです。相談予定日の2日前までなら、専用フォームから申し込めます。
2. 契約と着工までの準備
秀光ビルドで家を建てる場合、すでに土地がある人は設計や間取りのプランニングと並行して、住宅ローンの検討へ進みます。
一方、土地も並行して購入する場合は、土地購入の申し込みや売買契約、引き渡しが住宅ローンの仮審査と並行されるため、秀光ビルドや金融機関とスケジュールをよく確認しておきましょう。
秀光ビルドでは土地も扱っているため、家づくりの条件に合わせた土地を紹介してもらうこともできます。改良工事は費用が別途かかりますが、地盤調査は坪単価に含まれているため、他の不動産会社を仲介するより手間が少ないのがメリットです。
建築工事請負契約は内容をよく確認
設計や間取りのプランニングの最終決定が済み、秀光ビルドに依頼する最終的な意思決定をしたら建築工事請負契約を結びます。本見積もりが完了した段階で結ぶため、建築工事請負契約後の追加工事や変更には、追加費用が発生する点に注意が必要です。
次のようなポイントに注意して内容をよく確認しましょう。
- 請負代金の支払い時期と金額
- 工事のスケジュール(日時の明記)
- 何かトラブルが起きたときの対応(約款)
- 仕様や設計が希望通りになっているか
3. 着工して完成後に入居
着工して家が完成するまでには次の流れで進みます。
- 近隣挨拶・地鎮祭
- 着工
- 上棟(建方)
- 竣工検査・立会検査
- 引き渡し
検査でおこなわれるのは依頼人の立ち合いの元、設備や間取りが希望通りかどうかの確認です。法令に従った検査もおこなわれます。不具合が見つかった場合はすぐに伝え、書類の不備がないかもよく確認しましょう。
入居時には引っ越しの手配も必要
入居時に引っ越しが必要な場合は準備を進めましょう。現在入居中の建物からいつ引っ越すのかの検討や、電気・ガス、水道、インターネット、郵便といったライフラインの手続きも大切です。
また、家を新築した際には不動産取得税や固定資産税など、さまざまな税金も発生します。それぞれ軽減制度が設けられていますが、個別の手続きや確定申告が必要なことが大半です。期限内に完了できるように準備を進めましょう。
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秀光ビルドについてよくある質問
実際に秀光ビルドを選ぶときによくある質問を2つ紹介します。
まとめ
秀光ビルドは平均坪単価が45万円ほどと、ローコストで建てられるハウスメーカーです。標準仕様も充実しており、オプションを追加することで長期優良住宅や耐震等級3、省令準耐火構造の家も建てられます。
インターネット上から間取りや外観の相談がおこなえる他、家づくりの最中に検査を複数回実施するなど、依頼人として家づくりに関わりやすいハウスメーカーです。
家づくりにおいて予算の優先順位が高く、可能であれば性能面や間取りも追求したい人は、秀光ビルドへぜひ相談してみてください。
その他の住宅メーカー、工務店の坪単価に関する記事
※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/
・https://www.rosenka.nta.go.jp/
・https://www.retpc.jp/chosa/reins/
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
・https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf
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