新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務・テレワークになったという人も多いはず。そこで悩むのが、在宅勤務では「どういう服装がいいのか」ということ。自宅だから部屋着でもいい? そうはいっても仕事だから、やっぱりスーツ?……などと、あれこれ悩んでしまうかもしれない。そこで今回は、マイナビニュース会員506名のうち「在宅勤務になった」282名に、「在宅勤務日の服装はどのようなものですか?」と聞いてみた。
Q. コロナ禍で出社型から在宅勤務になりましたか?
はい 55.7%
いいえ 44.3%
Q. (「はい」と答えた方にお聞きします)在宅勤務日の服装は出社時と同じですか?
同じ 15.2%
違う 84.8%
Q. 在宅勤務日での服装はどのようなものですか? 仕事内容によって着替える人はそれを含めて教えてください。(自由回答)
在宅でもスーツ
・「スーツ」(53歳男性/東京都/銀行/事務・企画・経営関連)
・「一応スーツを着ておりますが、私服でもいいみたいです」(38歳男性/静岡県/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「ジャケットまでは着てないが、基本的にスーツ姿は変わらない」(42歳女性/兵庫県/百貨店/事務・企画・経営関連)
Web会議の時だけ着替える
・「Web会議があるときはシャツにネクタイだが、それ以外はネクタイを締めず、普段着で仕事をする」(46歳男性/京都府/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
・「寝間着のままで、オンライン会議のときのみ、上半身だけ着替えます」(47歳女性/埼玉県/食品/営業関連)
・「リモート会議などでは、ワイシャツなど出勤時と同じ服装だが、それ以外はジャージなどラフな服装」(59歳男性/愛知県/総合商社/事務・企画・経営関連)
・「会議とかでカメラに映るときは、ちゃんとした格好。スーツです」(43歳男性/京都府/食品/事務・企画・経営関連)
ジャージ・スウェットなどラフな格好
・「ジャージなど、休日に近い格好をしている」(52歳男性/愛知県/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「スウェットに上着を合わせた、比較的ゆるい感じの服装が多いと思います」(57歳男性/千葉県/海運・鉄道・空輸・陸運/IT関連技術職)
・「ジャージまたはスウェットで過ごすことが多いです」(57歳男性/東京都/その他金融/営業関連)
・「トレーナーにジーンズなど普段着」(49歳男性/東京都/専門商社/営業関連)
パジャマ
・「寝間着のまま仕事している」(40歳男性/東京都/不動産/事務・企画・経営関連)
・「パジャマで過ごす」(40歳男性/東京都/コンピューター機器/営業関連)
・「昼に外に出なければずっとパジャマ」(48歳男性/愛知県/鉱業・金属製品・鉄鋼/事務・企画・経営関連)
上だけきちんと
・「上はキチンとした服装だが下はラフな格好」(35歳女性/大阪府/銀行/事務・企画・経営関連)
・「上着だけよそ行きで下は部屋着」(35歳男性/愛媛県/建設・土木/技能工・運輸・設備関連)
・「上着はきちんとしたもの、ズボンは楽なもの」(35歳女性/新潟県/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
その他
・「カジュアル系の服ではあるが、ジャケットは必ず着用している」(60歳男性/東京都/その他金融/営業関連)
・「ちょっと小綺麗な部屋着」(47歳女性/兵庫県/物流・倉庫/事務・企画・経営関連)
・「朝の朝礼の時だけ決められた制服で、それ以外は私服でよい」(44歳男性/兵庫県/精密機器/技能工・運輸・設備関連)
・「伸縮性があって、着ていてストレスにならない素材のセットアップ」(35歳女性/熊本県/不動産/事務・企画・経営関連)
総評
「在宅勤務日の服装は出社時と同じですか?」という質問に対し、「同じ」と答えた人はわずか15.2%。「違う」と答えた人が84.8%と圧倒的多数だった。「同じ」と答えた人の服装は「スーツ」が多く、在宅勤務になっても「基本的にスーツ姿は変わらない」とのこと。家でも「制服を着ている」と答えた人もいた。
「違う」と答えた人の服装は、ジャージやスウェット、ジーンズなど、カジュアルなものが多かった。オフィスよりもリラックスした格好で仕事ができるのは、在宅勤務だからこその醍醐味だろう。「パジャマ」という回答も散見されたが、在宅とはいえ「さすがにパジャマは抵抗がある」という声も。「以前はパジャマのままという日もあったが、仕事モードのスイッチが入らずやめた」という人もいた。人の目がないからといってあまりにもリッラクスしすぎると、メリハリが無くなり、だらけてしまうのかもしれない。
「上だけきちんとした格好」という人も多かった。WEB会議があるため、カメラに映る上半身だけは「ワイシャツにネクタイ」といった格好をしているそう。「下は部屋着」ということだったが、うっかりカメラに映らないように注意したい。
この他、「カジュアル系の服ではあるが、ジャケットは必ず着用する」「シャツの色で顔映りをよく見えるようにしている」「他の人が不快にならず、カジュアル過ぎない服装」といった回答が寄せられた。在宅勤務では、カメラの映り方を意識することや、業務内容に合わせた配慮が必要なのかもしれない。
調査時期: 2021年3月6日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 506名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません