作詞にまつわるお話

エコにちは♪ 先週に引き続き、エコなアースで購入したフィリピンの黒糖で豆乳ラテを飲みながら、こちらの原稿を書いています。そうそう今月は作詞をする機会も多く、ほとんどパソコンの前か、ちゃぶ台の前でカキカキしているような毎日でした(家のメインテーブルは、おっきめのちゃぶ台です。もうじきパソコン机ができる予定なんですが)。

ここ1カ月半で5作は作詞した気がしますが、最初に作詞をしたのはいつだったっけ? と思い出してみたら、そっか! デビュー前から書いていたなぁと。このコラムでも書いたことがあるかもしれませんが、デビュー前、モデルオーディションのころから書いていました。きっかけは、当時18、19歳の私に事務所の音楽マネージャーが、「歌手になりたいなら、作詞も書けたりするといいよね」というアドバイスからでした。でも、作詞するにしても曲がない! ということで、最初は普通に市販されている楽曲に勝手に作詞をしていました。シングルにはカラオケも付いているし、それに勝手に書いた作詞で歌ってみたり、それをいかにも私の歌です! 的な感じで、頼まれてもいないのにオーディションで歌っていました。今考えると、何も考えない、だけれどすごい勢いがあったということなのかなぁ。

確かNHKのレギュラー番組のオーディションでも歌いました(笑)。NHKのオーディションは大抵、箸にも棒にも掛からぬ感じの私でしたが、そのときはおもしろいと、最終オーディションにまで呼んでいただきました(結果はやはり真面目な番組ということもあり、決まりませんでしたが……)。真面目、真剣な番組のオーディションなのに、NHKなのに、当時の私はおもちゃのマイクを隠し持ち参戦したのですから、その勇気は褒めてあげたいなと。

そんな感じで本人は真剣なのに、かなりいい加減にふざけていたように思われていた私でしたが、作詞も「どうやって書くんだ?」……そんなこともちんぷんかんぷんの中、日記のように音符に言葉を並べるところからスタート。確か「今日プリン食べた」とかそういう歌詞は初期のころにはありました。「部屋とYシャツと私」という楽曲が流行っていた時期などには、それをマネして(?)「私をほっておくと、台所の下に置いてある忘れ去られたたまねぎのように芽が出ちゃう」……そのような歌詞も書いたことがありました。

今思えば、「今日プリン食べた」や「たまねぎから芽が出ちゃう」でデビューしなくってよかったなと思っています。そうそう、よく「作詞ってどうやってするんですか?」なんて質問されたりしますが、このような私でも書いているわけですから「今日パン食べた」から始めて書いてみたらいいのではないのでしょうか。で、いっぱい恥ずかしい作詞をしながら、それでもなおかつ書き続けていたら、いつかなんとなく書けているような気がします。これが正解! なんてものもないですし、意外にも文章、気持ちを活字にして書く作業はストレス発散にもなりますので、作詞に限らず書いてみるのもいいのではないでしょうか。

さて、世の中はGWじゃないですかぁ。私は3日にビッグサイトでのイベントで新曲を歌わせていただきます♪ 先週のコラムに情報が載っていますので、お時間のある方はぜひ遊びにいらっしゃってください。5月に入ると大先生とのレコーディングもあり、どんなことになるのか今からドキドキです。また新しい発見やチャレンジになりそうですよぉ。

では素敵なGWを♪ また次週お会いしましょう。
See you soon love xx.