暑～い日こそ食べたい! うま辛お取り寄せグルメ(3) 作る喜びと、食べる幸せ。超人気店「シバカリーワラ」監修の自宅カレーキットが美味すぎた!!

夏はやっぱりカレーだね!

カレーを食べて発汗すれば体温は下がるし、スパイスの刺激成分は胃腸の蠕動運動を活発にし、腸の栄養吸収力を高めるといわれている。つまり、夏バテ気味で食欲のない時期こそ、スパイスの効能をフル活用したほうがよいのだ。

暑い日こそ、カレー!

ということで、今回は「暑い日に食べたい辛うまお取り寄せグルメ」の第3弾として、シバカリーワラ監修「11種のスパイス香るチキンカレーキット」をご紹介。辛さに痺れ、美味さに震える極上カレーの魅力をお届けしよう。

シバカリーワラ監修「11種のスパイス香るチキンカレーキット」を作ってみた!

シバカリーワラ監修「11種のスパイス香るチキンカレーキット」をお取り寄せ!

「11種のスパイス香るチキンカレーキット」を監修している「シバカリーワラ」は、カレー激戦区である東京・三軒茶屋に店を構える、常に行列が絶えない超人気店。ちなみに、食べログでは3.83という高評価を獲得(2022年7月時点)している。シェフの山登伸介さんはインド旅行中にインドカレーの美味しさに目覚め、シバカリーワラをオープンして以降も年に1回、1カ月程度のインド旅で腕を磨いているという。

そんな彼が監修したカレーキットは現在「ぐるすぐり」でネット販売されており、2～3人前で2480円(送料別)というなかなかのお値段。しかしその味はひと口食べれば納得の超本格派である。

まずはキットの中身をご紹介しよう。

キットの内容

【「11種のスパイス香るチキンカレーキット」の内容】
鶏もも肉…1パック
玉ねぎミックス…1パック
ホールスパイス…1パック
パウダースパイス…1パック
ガラムマサラ…1パック

【用意するもの】
塩…8g
サラダ油…30ml
香菜（お好み）少量

それではさっそく作っていこう。キットに同封されたプリントに沿って作れば、誰でも簡単に作ることができる。

まずは鍋にサラダ油を30ml入れ、「ホールスパイス」を炒める。ホールスパイスの中身はカルダモン、クローブ、シナモン、ベイリーフ、ブラウンカルダモン。ホールスパイスの香りを油に移すのが目的で、鍋をゆすりながら、ホールスパイスと油を満遍なく混ぜていく。ベイリーフが少し茶色く色づき、カルダモン(緑色のツブ)がぷく～っと膨らんできたらいい頃合いらしい。

続いて、タマネギ、ニンニク、ショウガ、トマトを炒め合わせた「玉ねぎミックス」を鍋に投入。少し火を弱めてから入れないと、油が跳ねてしまって危険なので注意しよう。鍋に「玉ねぎミックス」を入れたら強めの中火で1分ほど炒める。

次に「パウダースパイス」を加える。パウダースパイスはコリアンダー、クミン、ターメリック、レッドチリ、ブラックペッパーで構成されている。う～ん、すでにめちゃくちゃいい香り……。ここでしっかりパウダースパイスを油と絡めながら炒めると、パウダースパイスの香りがより引き立つらしい。炒める時間は1分程度。

ここで塩8グラムも投入。

さらに、鍋に150mlの水を加え、かき混ぜながら3分ほど煮詰める。加えた水がなくなり、ペースト状になったらOKだ。

続いて鶏肉を加え、カレーペーストとしっかりと絡めるような形で炒めていく。インドでは、あまり鶏肉に下味をつけることがないようなので、この工程で鶏肉に味を染み込ませていくイメージだという。

キットの内容

鶏肉が白くなり、半分くらい火が通ったら水400mlを鍋に投入。沸騰したら、このまま8分間ほど煮込む。

8分間煮込んだら、「ガラムマサラ」とパクチー（お好みで）を追加し、よく混ぜて再び3分間煮込み……

最後に塩分をちょうどいい具合に調整して完成! ちなみに、今回は初めて作ったので、煮詰め具合がイマイチわからず、いい塩分濃度になるまでちょいちょい味見しながら煮込んでみた。

これをお皿に盛り付けて……完成!

完成!

ものすごく美味しそうだ!

この見た目、この香り……もはや家で食べるカレーのレベルではない。完全にプロのレベルではないだろうか。それではさっそく食べてみよう。いただきます!

うーーーーわっ!! う～～～んまいっ!!!!

なんと複雑で奥深いスパイス感なのだろう。ものすごく香り高く、スパイスの美味しさがダイレクトに感じられる。山登シェフによると、出来たてでなければなかなかここまで香り高いカレーは味わえないらしい。タマネギやトマトなどの甘みと酸味もしっかりと感じられる。ニンニクやショウガによって、コクや奥深さも生まれているようだ。