冬場に美味しくなる食材の1つに牡蠣があります。10月から出始める牡蠣ですが、お手頃な値段になるのは本格的に寒くなってから。今がお手軽においしい牡蠣が食べられるシーズンの始まり。旬の牡蠣といえば、生食か殻付き焼き牡蠣、もしくは鍋あたりが代表的な食べ方ですが、ここではお酒にもピッタリな"コク旨辛"な味付けに仕上げた牡蠣のおつまみメニューを紹介します。
「牡蠣のコク旨辛子高菜炒め」
材料(1人分)
牡蠣(身の部分のみ) 100g / 辛子高菜 50g / しめじ 1/2株 / 三つ葉 1/2束 / 片栗粉 大さじ2 / ゴマ油 大さじ1 / 白いりゴマ 適量
合わせ調味料(醤油 大さじ1 / みりん 大さじ1 / 日本酒 大さじ1 / 砂糖 大さじ1 / おろしニンニク 小さじ1 / おろし生姜 小さじ1 / 鷹の爪 1本
つくり方
1.牡蠣は流水ですすぎ洗いし、汚れを落としたらザルで水切りしておく。辛子高菜は細かめに刻む。しめじは根元を切り取って小株に分け、三つ葉は3cmの長さに切っておく。2.合わせ調味料の材料全てボウルに入れる。なお、鷹の爪はヘタを切り取って種を出し、小口切りにしてから加える。
3.牡蠣に片栗粉をまぶしつける。
4.フライパンにゴマ油を大さじ1入れ、強火で加熱する。油がサラサラになってきたら牡蠣をいれる。くっつかないように注意しつつ1分加熱し、焼き目をつけて返す。
5.牡蠣を返したら、隙間にしめじを入れて1分加熱する。
6.その後、辛子高菜漬けを入れ、三つ葉は半量を加える。合わせ調味料を回しかけ、強火で炒め合わせる。火からおろす直前に残りの三つ葉を入れ、軽く混ぜる。器に盛り、白いりゴマを振ったら完成。
牡蠣は火を通すと縮んでしまいますが、多めの片栗粉もしくは小麦粉をまぶし、片面1分づつ強火で焼き固めれば、おいしい焼き目を付けつつ、縮みが少なく仕上げることができます。辛子高菜や鷹の爪でお手軽に辛味をプラスした甘辛ダレで炒めると、旨みが牡蠣にうまく絡みます。10分もかからずに完成するので、ぜひお試しください。
著者プロフィール
筋肉料理人こと藤吉和男
1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。 子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。
超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。