現在は特急「つがる」全列車にE751系が使用される

交流特急形電車E751系は、もともと盛岡~青森間の特急「スーパーはつかり」でデビューしたとのことだが、その後、東北新幹線の延伸とともに運行区間が大きく変化。現在は4両編成に短縮された上で、秋田~青森間の特急「つがる」の運用に就いている。

ちなみに、E751系はE653系をベースとした車両。9月28日のダイヤ改正以降、秋田駅にてE653系の特急「いなほ7・8号」とも接続を取ることになった。

列車情報

JR東日本 E751系

基本情報

東北本線で運行された特急「はつかり」のスピードアップと車両置換えを目的に投入された車両で、営業最高速度は時速130km。車体はE653系を基本とし、当初は6両編成だった。2000年3月に特急「スーパーはつかり」としてデビューした後、2002年12月の東北新幹線八戸開業で特急「つがる」となり、八戸~青森・弘前間の運転に。

2010年12月の東北新幹線新青森開業で、特急「つがる」は秋田~青森間の運行となり、E751系はいったん運用から離れたが、翌年4月から再び起用されることに。それまでの6両編成から4両編成に変更された上で、特急「つがる」全列車で使用されている。