富山市内では現在、「ポートラム」「セントラム」「サントラム」という3種類の超低床車両が活躍している。最も新しい車両が、富山地方鉄道富山軌道線1・2系統で運用される「サントラム」のT102号車で、今年2月にデビューした。チューリップをイメージした窓下の赤い塗装が特徴となっている。
車両情報
富山地方鉄道 T100形「サントラム」
基本情報
富山軌道線におけるバリアフリー化の推進と利便性向上を目的に製造された超低床車両で、愛称は「サントラム(SANTRAM)」。2010年4月に1次車(T101号車)、2013年2月に2次車(T102号車)が導入された。3車体連接2台車の車両構成で、定員は74人。
両編成とも外観は白を基調とし、1次車は新緑をイメージした緑、2次車はチューリップをイメージした赤がシンボルカラーに。「サントラム」は富山軌道線の1系統(南富山駅前~富山駅前間)・2系統(南富山駅前~大学前間)を中心に運行されている。