大糸線の普通列車に使用されるE127系100番台(A1編成)

大糸線松本~南小谷間がおもな活躍の場だったE127系100番台。今年3月のダイヤ改正から、茅野~長野間(中央本線・篠ノ井線・信越本線)の一部列車にも使用されるようになった。123系「ミニエコー」が活躍した中央本線辰野支線(辰野~塩尻間)も、現在はE127系100番台などが使用されているという。

車両情報

JR東日本 E127系100番台

基本情報

E127系は1995年に登場。車体の構造は209系に近いが、片側3ドアで、2両編成から運転でき、必要に応じて4両編成・6両編成でも運転される。新潟近郊区間で活躍する0番台と長野(松本)地区で活躍する100番台があり、車体デザインはそれぞれ異なる。

0番台では、115系の「新潟色」(2代目)にも使用される緑・黄緑の帯を巻く。車内はロングシート。100番台の車体デザインは701系の標準的なタイプとほぼ同じ。大糸線(松本~南小谷間)での運用が中心だったことから、車内は西側がクロスシート、東側がロングシートの配置に。なお、100番台は2013年3月16日のダイヤ改正以降、信越本線・篠ノ井線・中央本線(辰野支線も含む)でも使用されるようになった。