神経の細やかな“繊細タイプ”の人は、「気にしすぎ」「考えすぎ」と言われがち。近年は「HSP気質」という名称でも知られるこの特徴は、心理学者エレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、生まれつき刺激に敏感な人は人口の15〜20%程度存在するとされています(※HSPは病気や診断名ではありません)。人間関係の細かな変化に気づきやすい一方で、その分だけ疲れやすい面があるのも事実。
この連載では、そんな“空気を読みすぎる人たち”の繊細な日常を、きやしさんの4コマ漫画でお届けします。
■“お礼どうする問題”で一晩悩んだ末
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繊細な気質の人たちは、些細な表情の変化に気づいたり、場の空気を先回りして読んだりと、日常のあらゆる場面で感受性のアンテナが働き続けています。その分、不要な気疲れを抱えたり、「私の気にしすぎかな……?」と自問自答してしまうことも少なくありません。けれど、その敏感さは、誰かの困りごとにいち早く気づいたり、丁寧なコミュニケーションができたりと、人との関わりを豊かにする力でもあります。
場の空気を読みすぎて、気づけば自分をすり減らしてしまう繊細さん。けれど、世の中にはそんな気質に気づき、そっと寄り添ってくれる人もいます――その事実だけで、少し世界がやさしく見えてくるものです。
次回も、繊細さんの“空気読みすぎあるある”をお届けします。



