これからの就活準備の進め⽅についてポイントを絞って解説します。無駄なく就活準備を進めるために、目的とゴールを明確にして取り組みましょう。

Point1.就活準備のポイントと就活本番の流れ

就活準備のポイントと就活本番の流れを図解しました。3月以降のプロセスを意識して、⾃分の就活準備の進み具合を確認しましょう。

Point2.自己分析と仕事研究のチェックポイント

就活準備活動のベースとなる自分についての理解と、仕事についての理解がどこまで進んでいるか確認してみましょう。

Point3. 選考対策のチェックポイント

3月以降の本選考のプロセスを想定し、できるだけ早めに選考対策に取り組みましょう。

Data1.インターンシップ・ワンデー仕事体験以外に行った就活準備活動(ベスト5)

就活が本格的にスタートする直前の2月の調査では、自己分析や企業研究に継続的に取り組んでいる状況が理解できます。

  • ※理系全体

Data2.2⽉時点の活動状況について(ベスト5)

2月の段階では、エントリー対象企業を検討している学生が非常に多いようですが、⼀部ではエントリーシートを提出したり、面接を受験している方も出てきている状況です。

  • ※理系全体

Data3.3月以降のエントリー予定社数

3月以降のエントリー予定社数について、48.5%の学生は10社未満と回答していますが、10~19社が30.3%、20~29社が14.0%と、幅広い企業にエントリーする予定の学生も多いようです。

  • ※理系全体

Data4.内々定率の推移(2022年卒と2023年卒の比較)

コロナ禍における就職活動も3年目に⼊り、2023年卒の内々定率の進捗はコロナ禍以前の状況に戻りつつあるようです。2024年卒もこの傾向が続くようであれば、内々定も早めに出るのではないかと思われます。

  • ※理系全体

Data5.内々定につながったと思う活動

内々定につながった就活準備活動としては、自己分析、面接対策に続いて、インターンシップやワンデー仕事体験などの活動が第3位に⼊っています。

  • ※1 インターンシップ・ワンデー仕事体験参加
    ※2 セミナー参加、OB・OG訪問など(インターンシップ・ワンデー仕事体験参加を除く)
    ※理系全体/内々定保有者限定

※出典/(4)(5)(6)は「マイナビ2023年卒⼤学⽣広報活動開始前の活動調査」、(7)(8)は「マイナビ2023年卒⼤学⽣活動実態調査(7月)」より

イラスト作成:内山弘隆