自分はそんなつもりはまったくなかったのだけれど、女の子を怒らせてしまうこと、あると思います。女の子とケンカ(一方的なものふくむ)になると、なぜかスナオに謝れない。自分は謝っているつもりなのに、なぜかかえって女子を怒らせてしまったり、ちっともゆるしてもらえなかったりというのもよくあることです。
今日は、女子を怒らせ、ケンカになってしまったときの上手な対処法、謝り方について考えてみたいと思います。
男性であるみなさんが気付かないうちに、女の子をキズつける、いらっとさせるようなことを言って、女子を怒らせてしまうというのは、けっこうありがちなことです。
たとえば、どんなシーンが考えられるのか? と言いますと、
●相手の容姿や置かれている状況のことを考慮せずに話をする……。相手の女の子は、少しぽっちゃりしていることを気にしていると気付かず(または、その子を太っていると自分は思っていなくて)、ぽっちゃりした芸能人を悪く言ったり、太っている人の話を延々と続けたりしていると、女の子からは遠回しに私にやせろって言ってるわけ? と思ってしまうことがあるものです。
このように、自分ではそんなつもりはなかったけれど、話し相手の女子や周囲にいる人たちがちょっとひやひやしてしまうような話の流れ、会話をつくってしまうと、女の子を怒らせてしまうことがあるものです。
こういうことをしてしまう男子はもともと悪気がないタイプで、自分で言ってて、(これはまずいかも)と気付かないことも多いので、もう少し場の雰囲気を気にかけながら話をするように心がけてみるといいと思います。
そして、その場では、女子を怒らせてしまったことに気づけなかったとしても、後で友人や他の女の子に注意されて「はっ!」と気づいたときは、すぐに相手の女の子に謝るといいと思います。スナオに、「ごめん、そんなつもりじゃなかった。気付けなくてごめん」と謝ればきっと女の子もゆるしてくれるはずです。
スナオになれず、オレは悪いことしてない! それぐらいのことで怒る必要ないじゃん、などとさらに相手を責めるようなことを言ってしまわないようにしてほしいところです。
●自分の間違いや欠点、ミスを指摘されたときに、逆ギレして謝らない。自分が間違っていたとわかっていながら、たたみかけるように女の子に反論して言い負かそうとしてしまう男子……けっこういるものです(私の気のせいかもしれませんが、お兄ちゃん長男に多いタイプかと思われます)。
男同士でしたら、こういった言動は、(スナオに謝れないんだねー。痛いところを疲れ、図星をだったから、逃げ場をなくしてワンワン吠えてしまったんだねー)と割と、寛大に受け止めてもらえるものかもしれません。
しかし、女の子にこれをやってしまうと、(え? この人、自分のしたこと覚えてないの?……)(間違っていたのは自分なのに、この態度はないよね)と、かなりドン引きされてしまい、「ゆるせない!」と余計に女子を怒らせてしまう確率が高いものです。
自分が間違っていて、そこを女子から鋭く指摘されてしまったときは、カッとなる気持ちをグッとおさえて、「ごめん、間違っちゃったよ」「そういうつもりではなかったんだけど、結果的に心配をかけてしまって、ごめんよ」と、スナオに冷静に謝ってしまったほうが得策です。
そうすることで、自分の過ちを認められる、スナオで正直で、大人な男性と女の子から思ってもらえること間違いありません。ムキになって言い返したり、攻撃的な感じで対応したりしないよう、大人の男な感じでいってほしいなと思います。
●女の子が話をしているのにちゃんと話を聞いてあげない。女子が話していると、気が付いたら自分が話を取ってしまっていて、結果的に相手が言おうとしていたことを聞きそびれてしまっている。
ふだんからこういったことが多い男子は、女の子の怒りを少しずつ蓄積させてしまって、いきなり、「もういや!」とドッカーンと怒られてしまうことがあるものです。
女の子が話をしたがっているときは、相手が口ベタでも、話をうまくまとめられない女の子でも、急かさずにでんとかまえてじっくり話を聞いてあげる。「大丈夫だよ、何でも言って」と、相手の女の子を安心させてあげて、ゆっくりと聞く姿勢を取る……といった行動が取れると、女の子を悲しませたり、怒らせたりすることはなくなるはずです。
話が上手で、おもしろいと言われる男性ほど、女の子の話を取ってしまう傾向がありますが、裏を返せばあなたは、どちらかというと無口で口ベタで、静かに黙って話を聞いてくれるやさしい女の子が好きだったりするはずなのです。
あまりしゃべらなくて、いつもそばにいてほしい、好きなタイプの女の子が、一生懸命何かを伝えようとしているのでしたら、それはきちんと聞いてあげないといけないところですから、たまにはちゃんと話を聞いてあげてほしいものです。
おとなしい女の子ほど、怒ると怖かったり、心をほぐすのが難しかったりするものですから、日ごろから相手のようすをよく見て、言いたいことがありそうな気がしたら、「なんか言いたいことあるよね? 話して」と自分から話をうながすようにしておくと、女子を怒らせることはなくなると思います。
女の子を怒らせてしまったときは、なんとかやりすごしたい。このまま黙っておとなしく「うんうん」と話を聞いて殊勝な顔をしておこう……と思ってしまう男子もいるかもしれません。
ですが、そういった気持ちも女の子にはバレバレです。女子を怒らせてしまったときは、すぐさまムキになって言い返したり、だんまりをきめこんだりせず、とことん話を聞いてあげるといいと思います。
ガマンしていた言いたいことを言わせてあげれば、女の子もすっきりするはずなので、そこで、「ごめんね」とスナオに謝ってあげると、ちょっとは冷静に話し合いができるようになるかと思います。
ケンカは面倒ですし、つらいかもしれませんが、ケンカして仲直りができると、より一層仲良くなれたり、信頼関係が深まったりするものですから、キチンと女の子に向き合ってあげてほしいところです。
酒井冬雪です。男子はひとりで考えるのが好きかもしれませんが、女子はわあーと話をすることで考えをまとめたり整理したりできる生き物。がんばって話を聞いてあげてほしい、そんな気持ちでいっぱいです。では、よいSWをお過ごしください。