恋愛するときに、追いかけるほうが好きなタイプと、追いかけられると「はうん」となるタイプのどちらかに別れることが多いようです。しかし、自分はいったい、追うほうなのか、追われるほうなのか、どちらが好きなタイプなのかをわかっていない男子は後を絶ちません。

特に、最近の男子は、自分から好きな女の子に(ハッキリ)告白しないため、どうしても女の子のほうが積極的に男子を誘う機会が多くなっています。そのため、追うのが好きな男子は、女子から誘われてうれしいものの、なんだか納得がいかず、相手の女の子に冷たい態度を取ってしまうこともあるものです。

追われたい男子は、女の子から誘われるとうれしいのですが、(でも、自分は男だからなぁ。あんまり、女の子からガツガツこられても)と、考えなくてもいいことを考えてしまうことも……。こういった問題を解消するには、やはり、自分が追いたい側なのか、追いかけられたいタイプなのかを知っておくことが必要です。

◯同性でも異性でも、年上から好かれたりかわいがられたりする。

●相手の女の子が自分を好きだと確信できたら、ガンガンに押しまくる。

◯デートのときに「どこへ行きたい?」と聞かれると「どこでもいいよ」と言ってしまう。好きな相手に合わせてしまうタイプ。

●彼女がいるときは、デートの行き先をほとんど自分が決めていたりする。相手の女の子には言わなかったとしても(俺についてこい)くらいに思っている自分がいなくもない。 ◯「お願い」とか、「ごめん」とか、「こっちきて」とか、「話があるんだけど……やっぱりやめた」とか言ってしまう自分がいる。

●女の子から下ネタを言われると、もっとすごいことを言って困らせる。もしくは、女子から言われたくないなぁと思ってしまう。

◯仕事でもプライベートでも、もめごとや意見がまっぷたつに分かれたときは、黙って何も言わずにいる。自分としては、どちらの言い分もよくわかるから。

●どちらかというと、同じ年の友人が多い。また、なぜか年下から慕われる。

◯自分はリーダータイプというよりは、補佐的な役割のほうが向いているかなと思う。 ●好きなタイプの女の子がはっきりしている。

◯女の子から下ネタを言われると、ドキドキして、ちょっと照れてしまう。決してイヤな気持ちにはならない。

●自分でも気づかぬうちに友人や彼女に「こっちおいで」「こいよ」「行ってきていいよ」などと、なぜか上から目線になっている。

◯自分が何をしたわけでなく、親しい友人のしでかしたことで、なぜか自分だけが怒られたり、注意されたり「って、アイツに言っといて」などと言われてしまう。

●プライベートでも仕事でも、場を仕切ってしまうことが多い。周囲の人から「どうすればいいかな?」と相談をされて、決定権をゆだねられてしまうことがよくある。

◯ことば使いがていねいで、やさしく、中性的だねと言われることが多い。女子から彼氏の悩みを相談されたり、女子の仲間に入れられていたりすることがある。

●女の子や年下の後輩などに対して「オマエ」とよんでも反感を買わなかったりする。 ◯塾や予備校、アルバイト先や仕事など、新しい環境にいっても、わくわくしてそれを楽しめたり、新しい出会いに期待したりできる。

●自分では意識していないのに、同性の友人に好かれたり、尊敬されたりしてしまう。異性よりも同性から人気があるかも。

◯もめごとがあると、何もしていない時でもいつの間にか火中の栗を拾わされてしまう。

●アルバイトや仕事を始めると、同じところにずっととどまってやめない傾向がある。 ◯好きな人には、何でもしてあげたいし、できる限り、つくしてあげたいと思う。

●デートの時に、相手の女の子が買い物した荷物だけでなく、バッグも「もってあげる」と言って、もってしまう。のぞきみするわけではないけれど、彼女のケータイを自分で預かってしまうこともある。

◯にたくさんあてはまる自分がいたという人は、恋愛で追いかけられるほうがいいタイプの人と言えます。●にあてはまっていると思ったあなたは、追う側の恋愛に向いている人であるはずです。

特徴として、追いかけられる恋愛向きの人は相手に合わせてあげたい。相手の好きなことに付き合ってあげたいと思う傾向があるようです。ですので、恋愛するときは「ここに行きたい」「あれをしよう」とものごとを明確に決めてくれる女子。やりたいことがハッキリしている女子と付き合うのが好きなはずです。

追う恋愛がしたい人は、自分はしたいこと、やりたいことがあるので、それに一緒に付き合ってくれる人、もちろん、彼女がしたいことも一緒に付き合うけど、どちらかというとついてきてくれる感じの人と恋愛をしてきた……という場合が多いはずです。

どちらがいいとか悪いとかではなく、自分はこっちのタイプかも……とわかっていたほうが、恋愛する上で、ことがスムーズに運びやすくなると思います。

特に、追いかけられて恋愛が始まる人は、自分の好きなタイプではない人も自分を追いかけてくることがあるので、付き合ってみて、「あれ、なんか思っていたのと違うかも」となり、すぐに別れることになる。

それで、本当は女たらしなどではないのに、周囲からそのように誤解されてしまうケースもあるものです。自分のことをよく理解していると、追いかけられてしまう男子も、相手の女の子をキズつけることが減り、しなくてもいい失敗を繰り返すこともなくなるかもしれません。

そして、追うのが好きなタイプの男子は、女の子にガンガン攻められる前に、自分から積極的に相手を誘っていけるはずです。

まずは、自分がどちらのタイプかを知って、これからの恋愛に生かしてみてほしいと思います。

酒井冬雪です。とはいえ、男の子ですから、追われるのが好きな男子も、女の子にきちんと「好き」と伝え、追いかけていかないといかない場面もあると思います。そのあたりの見極めができるようになると……むずかしいけど、モテる男子になれると思うので頑張ってみてほしいです。では、またねー。