退職から転職までに“あえて休む”人が増えています。

厚生労働省「令和5年雇用動向調査」によると、転職入職者数は約380万人にのぼり、前年より増加傾向にあります。一方で、離職から次の就職までの期間が「1か月以上空いた」と答える人は約4割。心身をリセットしたり、スキルを見直したりと、「休む」ことを前向きに捉える動きが広がっています。

本連載では、退職経験を持つマイナビニュース会員のリアルな声を、青木ぼんろさんの漫画で再現。「辞める」という選択をタブー視せず、働く環境の課題を“見える化”し、自分の生き方・働き方を立て直すヒントを探ります。

念願の休みの過ごし方

  • 休みにもすぐに飽きた

    休みにもすぐに飽きた

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思いのほか早くネタ切れに。あれほど恋い焦がれた休みも、使い放題になると味気なく感じてしまうものです。やりたいことをやり尽くした先に残ったのは、静かな時間とちょっとの物足りなさ。人は、忙しさの中でこそ生きているのかもしれません。


とても貴重な見つめなおしの時間

退職から転職までの“間(ま)”は、怠けではなく、再出発のための準備期間です。仕事に追われる日々から少し離れ、自分の体調や価値観を見つめ直す時間が、次の選択の質を高めます。社会全体でも、ブランクを「リスク」ではなく「再構築のチャンス」と捉える風潮が広がっています。“休む勇気”が、より自分らしい働き方を見つける第一歩になるのです。

退職・離職に関するアンケート

調査時期: 2024年11月19日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 506人
調査方法: インターネットログイン式アンケート