話題の酵素系漂白剤「オキシクリーン」は、これ1本で食器や家電、布製品などを洗浄できるすぐれもの。

オキシクリーンでせっせと食洗機やマグカップをきれいにしている筆者の様子を見て、夫が「これも洗ってみたらどう?」と差し出してきたのが、コーヒーピッチャー。コーヒーメーカーに付属しているステンレスの容器です。ギョッとするほど真っ黒なコーヒーピッチャーを「オキシ漬け」してみたら、驚きの結果が待っていました。

真っ黒なコーヒーピッチャーを「オキシ漬け」

  • 「オキシ漬け」前のコーヒーピッチャー

「これも洗ってみたらどう?」と、夫から手渡されたコーヒーピッチャーを見て目がテンに。筆者は普段コーヒーを飲まないので、コーヒーメーカーはもっぱら夫が使用しているのですが、容器の内側全体が真っ黒に変色しているのです。

「よくこんなになるまで放っておいたね……。」ということで、さっそく「オキシ漬け」してみることにしました。

今回用意したものは以下の通り。

・きれいにしたいコーヒーピッチャー
・オキシクリーン
・60℃のお湯
・泡だて器(オキシ溶液をかき混ぜられるものであればほかのもので代用可)

「オキシ漬け」する際の3つのポイント

  • 「これも洗ってみたらどう?」夫から手渡されたコーヒーピッチャーを見て目がテンに

「オキシ漬け」をする際は、次の3点が大切です。

・適切な温度のお湯を使うこと
・汚れに合った量のオキシククリーンを使うこと
・お湯にオキシクリーンを入れた後、しっかりとかき混ぜてオキシクリーンを溶かすこと

オキシクリーンは40~60℃のお湯に溶かしたときに最も効果を発揮するため、今回は60℃のお湯を用意しました。

  • 60℃のお湯を注いだコーヒーピッチャーにオキシクリーンを投入

また、「オキシ漬け」する際の「基本の分量」は、お湯4Lに対してキャップ1杯分。ですが、今回「オキシ漬け」するコーヒーピッチャーは汚れがひどいため、やや多めの量(容量約1Lのコーヒーピッチャーにキャップ約3分の1)を入れてみることにしました。

  • オキシクリーンがお湯に溶けるよう、泡だて器でしっかり混ぜる

オキシクリーンを投入したら、泡だて器でしっかりかき混ぜて、オキシクリーンを溶かします。混ぜた後にお湯をいっぱいまで足して、シュワシュワと気泡が出てきたのを確認したら、しばらく放置。

真っ黒なコーヒーピッチャーがまるで新品に

  • 「オキシ漬け」して40分経過。表面にコーヒーカスのようなものが

「オキシ漬け」を始めて40分ほど経過したところで様子を見てみると、お湯の表面に大量のコーヒーカスのようなものが浮き上がってきています。これがコーヒーピッチャーにこびりついていた汚れの正体なのでしょうか。

このときはまだ「本当にきれいになっているのだろうか」と、一抹の不安があったのですが、「オキシ漬け」したコーヒーピッチャーを洗ってみた結果……

  • 「オキシ漬け」で生まれ変わったコーヒーピッチャー

こんなにピカピカになりました! 夫も「新品みたい」と驚くほどの変化です。ここまでビフォーアフターがはっきりと目に見えると、家事というよりも理科の実験のようで楽しいですね。願わくは夫にも「オキシ漬け」を覚えてもらって、定期的にお手入れをしてほしいものです。