普段はなかなか掃除が行き届かない「窓サッシ」。汚れがたまりやすい場所だからこそ、年末の大掃除でスッキリさせておきたいところです。そこで、これまでさまざまな家庭の汚れものをきれいにしてくれた酸素系漂白剤「オキシクリーン」で窓サッシの掃除にチャレンジしてみることに。

しかし、ふと目に入ったのが家にあった「重曹」です。もしかすると、重曹でも十分汚れが落ちるかもしれません。そこで今回は、オキシクリーンと重曹、どちらが窓サッシをよりきれいにできるのか比較してみました。

窓サッシをオキシクリーンと重曹で掃除してみる

家の中をあらためて見回してみると、普段は掃除の手が回らない場所がいくつもありました。そのひとつが「窓サッシ」です。窓ガラスは日常的に目に入るため定期的に拭いていても、サッシの汚れは目をつぶりやすく、気づけば掃除を後回しにしてしまいがちでした。

  • オキシクリーンと重曹で窓サッシを掃除したら、どちらがよりきれいに汚れを落とせるかを検証します。

    普段は掃除を後回しにしがちな窓サッシ

さらに、我が家の周囲には畑が多く、土ぼこりの影響で雨戸や窓、窓サッシまでかなり汚れています。この機会に、オキシクリーンと重曹を使って窓サッシを掃除し、どちらがよりきれいに汚れを落とせるのかを検証してみたいと思います。

窓サッシ掃除のために用意したもの

はじめに、今回の掃除で用意したものを紹介します。

・オキシクリーン
・40℃のお湯
・洗い桶
・泡立て器
・スプレー容器
・ビニール手袋
・重曹
・使い古しの歯ブラシ
・空のペットボトル(2リットル)
・乾いた布(窓サッシを拭くため)

泡立て器は、オキシクリーンや重曹を溶かしたお湯をかき混ぜるために使用しますが、スプーンや菜箸などで代用しても問題ありません。また、汚れを擦るため、使い古しの歯ブラシを用意しましたが、こちらも手持ちのブラシで代用できます。 そして、空のペットボトルに水を入れておくと、仕上げに汚れを洗い流す際に便利です。

オキシクリーン、重曹ともにお湯に溶かして使う

次に、窓サッシ掃除でオキシクリーンと重曹をどのように使うのかを見ていきましょう。どちらも、お湯に溶かしスプレー容器に詰め替えて使用します。

<オキシクリーン>

オキシクリーンは40〜60℃のお湯が適温ですが、今回はスプレー容器で使用するため、熱すぎない40℃のお湯を使いました。目安量はお湯4リットルに対してキャップ1杯です。

今回は、スプレー用にどれくらいの量のオキシ溶液が必要かわからなかったため、ひとまず1リットル分を作ることにしました。洗い桶に40℃のお湯を約1リットル入れ、キャップ4分の1杯分のオキシクリーンを加えてよくかき混ぜます。溶けたらオキシ溶液をスプレー容器に移し替え、仕上がりは約400mlほどになりました。

  • オキシ溶液や重曹溶液はスプレー容器に詰め替えて使う

    オキシ溶液や重曹溶液はスプレー容器に詰め替えて使う

<重曹>

こちらはお湯100mlに対して小さじ1杯が目安。今度は、洗い桶に40℃のお湯400mlを用意し、重曹小さじ4杯分を入れてしっかり混ぜました。溶けたら、オキシ溶液と同様にスプレー容器に詰め替えて使います。

オキシクリーンを使って窓サッシを掃除

比較検証に入る前に、掃除前の窓サッシの状態を見てみましょう。

  • 土汚れだけでなくホコリも付いている

    土汚れだけでなくホコリも付いている

あらためて確認してみると、土汚れだけでなく、ホコリも意外と多く付着していました。とくに、家の内側にあるサッシほどホコリがたまりやすいようです。

  • 外側のサッシはかなり汚れがたまっている

    外側のサッシはかなり汚れがたまっている

2年ほど前に二重窓へリフォームして以降、内側のサッシは比較的こまめに掃除してきました。一方で、外側のサッシはほとんど手入れできておらず、かなり汚れがたまった状態。さすがに放置しすぎた感があり、この機会にしっかりきれいにしたいです。

まずはオキシクリーンから試してみました。使い古しの歯ブラシで窓サッシの土汚れを大まかにかき出したら、スプレーでオキシ溶液をサッシに吹きつけていきます。汚れが溶け出すくらいたっぷり吹きつけたら、歯ブラシで汚れを擦ります。

  • オキシ溶液を吹き付けて歯ブラシで擦る

    オキシ溶液を吹き付けて歯ブラシで擦る

オキシ溶液はなめらかなため、水だけで掃除するよりも汚れ落ちがいいと感じました。数分間窓サッシをよく擦り、水を入れたペットボトルで洗い流したら乾いた布でサッシをよく拭いていきます。

さて、どのくらいきれいになったのでしょうか。

  • 土汚れとホコリがサッパリと落ちた

    土汚れとホコリがサッパリと落ちた

あれほど汚れていた窓サッシが、驚くほどきれいになりました…! 特に強く擦らなくても汚れがスルスルと落ち、思った以上に楽に掃除ができたという印象です。オキシクリーンは、土汚れとかなり相性のよい洗剤だと感じました。

  • オキシクリーンは土汚れと相性がよい

    オキシクリーンは土汚れと相性がよい

重曹で窓サッシはきれいになる?

続いて、重曹を使って窓サッシの汚れ落ちを検証していきます。こちらのサッシも、汚れの程度は先ほどとほぼ同じです。

  • こちらの窓サッシも同程度に汚れている

    こちらの窓サッシも同程度に汚れている

かなり年季の入った汚れ具合ですが、重曹できれいになるのでしょうか。

  • 年季の入った汚れ具合

    年季の入った汚れ具合

まずは歯ブラシで大まかな土汚れをかき出したあと、スプレーでサッシに重曹溶液を吹きつけていきます。

次に、歯ブラシで擦っていきます。オキシクリーンのときと同じくなめらかな感触ですが、どちらかといえば重曹のほうが、やや滑りがよい印象でした。数分間擦ったあと、水を入れたペットボトルで洗い流し、布で拭き取ります。さて、仕上がりはどうなったでしょうか。

  • 汚れが落ち切ってきれいに

    汚れが落ち切ってきれいに

こちらも想像以上にきれいな仕上がりになりました! 汚れの落ちやすさや落ち具合は、オキシクリーンとほとんど差は感じません。ただ、布で拭き取るときの感触も、重曹のほうがほんの少しなめらかに感じました。

  • 拭き取るときも重曹がややなめらか

    拭き取るときも重曹がややなめらか

オキシクリーンと重曹、総合評価の結果は

最後に、オキシクリーンと重曹の比較をまとめてみました。まずは「コストパフォーマンス」です。今回、窓サッシ掃除に使用したオキシ溶液と重曹溶液の量はほぼ同じだったため、コスパに大きな差はありませんでした。ただし、重曹は100円ショップでも購入できることを考えると、コストを抑えやすい点で重曹がやや優勢といえそうです。

次に、「掃除のしやすさ」と「汚れの拭き取りやすさ」について。歯ブラシで擦るときや布で拭き取る際のなめらかさは、重曹のほうがわずかに上回る印象でした。

一方、「汚れの落ち具合」については、両者にほとんど差を感じなかったため、こちらは引き分けという結果です。以上を踏まえると、今回の総合評価は重曹に軍配が上がりました。

  • 【図表】オキシと重曹で「サッシ掃除」を比較。汚れの落ち方・手軽さ・コスパまとめ

    オキシクリーンと重曹の評価比較

窓サッシ掃除でどちらを使うか迷った場合は、オキシクリーンと重曹の両方が家にあれば、使いやすいほうを選んで問題ありません。ただ、滑りのよさや拭き取りやすさを重視するなら、重曹が向いているかもしれません。

一方、オキシクリーンしか手元にない場合でも、窓サッシは十分きれいになります。あえて重曹を買い足す必要はないでしょう。

年末までにきれいにしておきたい窓サッシ。ご自宅にあるオキシクリーンや重曹を上手に活用して、すっきり仕上げてみてくださいね。