家の中にはいろいろな汚れがありますが、広範囲にわたる汚れはとても落としづらいですよね。たとえば、お風呂のフタ。面積が広いため、掃除するのもひと苦労です。 そんなお風呂のフタも、酸素系漂白剤「オキシクリーン」で手軽にきれいにできるという情報を入手!

今回は、重曹をプラスして“オキシペースト”を作り、どれくらい汚れが落ちるのか調べてみました。

お風呂のフタはオキシペーストできれいになる?

水まわりはカビが発生しやすい場所ですが、とくに入浴のたびに目につくのが、お風呂のフタの黒カビです。これまでは塩素系洗剤で掃除していましたが、扱いに注意が必要なため、どうしても気軽に使いにくいのが悩みでした。

  • 今回きれいにしたいジャバラ式のお風呂のフタ

    今回きれいにしたいジャバラ式のお風呂のフタ

そこで、「お風呂のフタもオキシ漬けできるのでは」と思い調べてみました。すると、浴槽にお湯を張ってフタを沈め、さらにオキシクリーンを10~15杯ほど使う必要があるとのこと。

ほかにも一緒にきれいにしたいものがある場合は、この方法でもいいかもしれません。しかし、お風呂のフタのみに使うなら、あまり経済的ではない気がします。さらに方法を探したところ、オキシクリーンに重曹とお湯を加えて作る「オキシペースト」でも代用できることがわかりました。

これなら、カビが気になる範囲に合わせてペースト量を調整でき、お湯やオキシクリーンをたくさん使う必要もありません。手軽に試せそうだと思い、今回はオキシペーストで“オキシ塗り”にチャレンジしてみることにしました。

広範囲の黒カビが気になるお風呂のフタ

改めて我が家のお風呂のフタを見てみると、表側はほとんど黒カビがありません。しかし、裏側は……。

  • 裏側はいたるところに黒カビが

    裏側はいたるところに黒カビが

いたるところに黒カビが発生してしまっています。フタの内側は浴槽からの湯気によって湿気の多い環境にありますし、皮脂汚れや石けんカス、水垢なども付着します。湯船につかると、いつもこの黒ずみが視界に入ってとても気になっていました。

  • 特に黒カビが目立つ部分

    特に黒カビが目立つ部分

  • 端の方は黒カビがつきやすい

    端の方は黒カビがつきやすい

いつも気になっているのに、なかなか掃除に踏み出せないお風呂のフタ。フタ全体に広がった黒カビは、果たしてオキシペーストできれいに落ちるのでしょうか。

オキシペーストをお風呂のフタに塗っていく

今回、お風呂のフタに“オキシ塗り”するために準備したものは、以下の通りです。

・きれいにしたいお風呂のフタ
・オキシクリーン
・重曹
・60℃くらいのお湯
・スプーンや器(ペーストをかき混ぜるため)
・ビニール手袋
・使い古しの歯ブラシ

今回は前回までの“オキシ漬け”とは違い、オキシペーストを作るためにオキシクリーンと重曹、60℃くらいのお湯を用意しました。オキシペーストを塗るときは、ビニール手袋をした手で直接カビ部分にのばすと作業しやすいので、手袋も準備しておきましょう。

また、オキシペーストを流す際、カビ汚れをこするため使い古した歯ブラシもあると便利です。

次に、オキシペーストの作り方です。オキシペーストは、「オキシクリーン: 重曹: お湯=1: 1: 1」の比率で混ぜます。お湯の温度は、オキシ溶液を作る場合と同じく40℃〜60℃が適温です。

ただし、お湯の量や温度によっては、オキシクリーンや重曹を少し足さないとペースト状にならないこともあるようです。スプーンでよく混ぜながら、様子をみて硬さを調整しましょう。

  • ペースト状になるまで調整しよう

    ペースト状になるまで調整しよう

そして、カビの範囲によって必要なオキシペーストの量は変わります。まずは、オキシクリーンのキャップ1杯を基準に、重曹やお湯も同じ量を加えてペーストを作り、足りない場合は作り足していきましょう。

それでは、オキシペーストをお風呂のフタに塗っていきます。スプーンでペーストを手に取り、黒カビの部分に塗り広げていきます。その際は、必ずビニール手袋を着用しましょう。素手で触ると肌荒れの原因になるため注意が必要です。

  • 必ずビニール手袋を着用してペーストをのばしていく

    必ずビニール手袋を着用してペーストをのばしていく

このようにペーストを塗りました。このまま1時間おき、汚れの落ち具合を確認します。

”オキシ塗り”の結果は果たして……

1時間が経過したので、お風呂のフタをシャワーで流していきます。その際、使い古しの歯ブラシで黒カビ部分を軽くこすってみました。果たしてきれいになるのでしょうか。

  • 見違えるほどきれいに

    見違えるほどきれいに

  • ビフォーとアフターでこの違い

    ビフォーとアフターでこの違い

とてもきれいになりました……! 黒カビが浮いている状態なので、力を入れずに軽くこするだけで、どんどん汚れが落ちていきます。あんなに汚れていたフタが、見違えるようにピカピカになりました。

  • 接続部分には汚れが残った

    接続部分には汚れが残った

ただ、接続部分は造りが細かくオキシペーストが入っていかなかったようで、多少汚れが残ってしまいました。

  • 黒ずみ部分も表面の汚れはほぼ落ちている

    黒ずみ部分も表面の汚れはほぼ落ちている

それでも、大部分はとても清潔な状態に生まれ変わりました。黒ずんで見える部分も、細かいところに汚れが入り込んでいるだけで、表面の汚れはほぼ落ちています。もしかすると、浴槽にお湯を張るタイプの“オキシ漬け”なら、接続部分にもオキシ溶液が入っていきやすいのかもしれません。

そうであれば、「普段の掃除は“オキシ塗り”」「数回に1回は気合を入れて“オキシ漬け”」のように使い分けるのもいいかもしれません。

今まで塩素系洗剤を使う以外に掃除の仕方を知らなかった、お風呂のフタ。オキシペーストならこんなに手軽にきれいにできるとは、新たな発見でした。今度は浴槽でのオキシ漬けも試し、接続部分の汚れ落ち具合も確認してみたいと思います。