いつかやろう、でも今じゃない。――そんなふうに“見て見ぬふり”をしてきた汚れを、なんでも「オキシクリーン」で落としてみるというこの企画。担当編集者・Sが毎日使っているのは、キッチンでも存在感を放つ赤いヤカン。内側はときおり水洗いしているものの、外側は1年以上ノータッチで、コンロの上に放置したまま……。1年分の油汚れを見て見ぬふりしてきたけれど、この機会に「オキシデビュー」してみました。
1年放置で表面はギトギト…油と焦げがこびりついたヤカン
毎朝コーヒーを淹れるためだけに使っているこのヤカン。お湯を沸かすだけなので、使用後は軽くすすいで終わり。ずっとコンロに置きっぱなしにしていたせいで、フライパンや鍋を使うたびに油が飛び散り、外側にはベタつきと黒ずみがびっしりついて、よそ様にはとてもお見せできないありさまです……。
明るいところであらためてヤカンを直視してみると、全体的にかなりギトギト。下半分には焦げつきが目立ち、ところどころ黒い斑点のような汚れも付着しています。フタを開けてみると、フチまわりには錆らしき汚れも出ていました。この汚れを落とすのは、なかなかハードそう。
42度のお湯にオキシ投入
約42度のお湯をバケツに4リットルほどため、オキシクリーンを付属スプーン1杯分投入。よくかき混ぜて溶かしたところで、ヤカンをドボンと沈めます。
浸けてすぐ、表面から黒っぽい粒状の汚れがふわっと浮いてきました。「やっぱり1年放置はアウトだよな……」と軽く反省しつつ、30分おきに水の色の変化を確かめにキッチンへ。ただそのあと水の色はこれ以上濁ることはなく、これで本当にきれいになるのか……? と一抹の不安を抱えながら、さらに放置すること約2時間。お湯がぬるくなったタイミングでヤカンを取り出しました。
つるつるの輝きが復活! ただ黒焦げ部分はびくともせず……
全体のギトギト感は跡形もなく消え、オレンジレッドのツヤが復活。注ぎ口や持ち手の根元にこびりついていた錆もきれいに落ちました。フタのフチもつるつるで、新品のときのような輝きが復活しています。
とはいえ黒く焦げた部分は、オキシに漬けただけではさすがにびくともせず。タワシで力を入れてこすっても、黒焦げは頑固に残る、残る……。そこでコップ一杯程度のオキシ水を追加で作り、ブラシを漬けてはこすり、漬けてはこすりを続けながら格闘すること10分。ようやく表面の焦げが薄くなり、焦げの部分も1/3程度になったところでギブアップ。
オキシ水とタワシで10分間、黒焦げと格闘した結果…
黒焦げを完全に落としきることはできませんでしたが、“頑張って掃除した感”のあるアフターにたどり着いてちょっとした達成感。
オキシ漬けで表面がこんなにきれいになったことに、正直びっくり。ギトギト感は完全に落ち、見た目の印象も明るくリセットされた感じです。残念ながら黒い焦げつきは残っていますが、タオキシ水+タワシで再チャレンジすることで、もう少し落とせそうな気がします。完全に新品とまではいかないものの、「見て見ぬふりしてきた1年ヤカン」とは別物レベルのすっきり感。
内側が清潔ならヨシ、と思っていたけれど、やっぱり見た目がきれいになると気持ちまで晴れやか。「このツヤをキープせねば……」という謎の使命感も生まれました。これからはヤカンもまめにケアしてかわいがっていこうと思います。










