就職活動で避けては通れない面接。準備をしていてもいざ面接官を目の前にすると、誰しもがドキドキしてしまう瞬間ではないでしょうか。
ここでは、就活生として面接を乗り越えてきた先輩たちが実際に体験したエピソードを紹介します。
「服装自由の罠」2014年卒/千葉県/男性
とある企業の書類選考に通過し、グループ面接に呼ばれた私。届いた案内メールを見てみると、「人柄を知るため、服装は自由」と記載されていました。
私は普段からお洒落に気を遣うタイプで、ちょっとした用事でも納得のいくコーディネートで出かけたいタイプ。
そのため、「自分のお洒落さを企業にアピールしよう!」とはりきった私は、お気に入りのセットアップにピカピカに磨いた革靴、ハットを被った状態で面接会場に向かいました。
しかし、会場に着くなり、周囲から冷ややかな視線が……。周りを見渡すと、なんと私以外全員スーツだったのです。
仕方なく面接はそのまま受けましたが、一人だけ私服で浮いてしまい、面接官からも物珍しげな目で見られました。その面接は通過しましたが、それ以来、選考における「服装自由」は信用できなくなりました。
最近では、カジュアルな面接が増え、着る服に悩む人も多いのではないでしょうか。ですがあくまでも、企業の面接。私服といってもオフィスカジュアルに留めるなど、TPOをわきまえることも必要です。面接で「服装自由」の指定があったら、その言葉を鵜呑みにしすぎないようにしましょう。