前回は、エントリーシートの役割と作成時のポイントを紹介しましたが、今回は、どうすれば説得力のあるエントリーシートが書けるのか、作成時のポイントを解説します。

  • 説得力のあるエントリーシートの書き方は?

読み手の興味をひく内容にする

エントリーシートの作成で大切なのは、読み手に「この学生に会ってみたい」「もっと詳しく話を聞いてみたい」と思ってもらえる内容にすることです。では、読み手に興味を持ってもらえる内容にするにはどうすればいいか。

まず、内容を簡潔に伝えるキャッチフレーズや見出しを付けること。自己PRで、自分がチームワークを大切にし、なおかつ好奇心旺盛であることを表現したければ、「私は好奇心旺盛なイルカです」などと、自分を動物にたとえるなどして、アピールポイントをひと言で表現できるキャッチフレーズを付けるといいでしょう。

もちろん「自分の強みは●●です」といった、ストレートな表現の見出しを付けるのも効果的です。

その際、その特徴を証明できるエピソードも紹介しましょう。エピソードは、自分やその他の登場人物、出来事を読み手が生き生きとイメージできるような表現を工夫してみてください。

エピソードは具体的&定量的に表現する

自己PRでもガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)でも、エピソードを紹介する際は、できるだけ具体的に記述することを心がけましょう。

ポイントは、具体的な数字をあげて定量的に表現すること。「たくさん」とか「すごく」といった曖昧な言葉ではなく、目標にした数値、取り組んだ期間、頻度などを記述し、定量的に表現することで、読み手のイメージは明確になります。

また、5W1Hを意識することも忘れずに。いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ?(Why)、どのように(How)を盛り込んで既述することで、取り組みの内容が具体的にイメージできます。

その際、なぜ?(Why)の部分は特に意識してていねいに記述しましょう。というのも、読み手は、なぜ?(Why)の部分であなたの人柄や考え方、価値観が感じ取れるようになるからです。

第三者の意見を参考に、推敲を重ねて完成度を上げる

エントリーシートの作成手順は、「ネタ探し→切り口探し→試し書き→推敲」を意識。まずは、どんな素材をどのように調理して紹介するのかを考えます。アイデアが浮かんだら、気軽な気持ちで試し書きしてみましょう。

最初から完成度の高い文章を書く必要はありません。むしろ、何度も読み返してブラッシュアップしていくことを心がけてください。

書き上げたエントリーシートは、友だちや先輩、キャリアセンターの職員に読んでもらいましょう。誤字脱字がないか、分かりやすい内容か、あなたの人柄がしっかり伝わる内容になっているかをチェックしてもらい、フィードバックをもらい改善点を指摘してもらうのです。

エントリーシートは一度書いたらそれで終わりではありません。自己分析、仕事研究を続けるなかで、就活本番に向けて徐々に完成度を高めていくことを心がけましょう。

  • エントリーシート作成時のポイント