京王電鉄は9月25日、京王線・井の頭線のダイヤ改正を実施する(京王線と相互直通運転を行う都営新宿線もダイヤ改正を実施)。京王線では現在、8000系などの一部編成にダイヤ改正のヘッドマークが掲出されている。

9月25日に実施するダイヤ改正のヘッドマークを掲げ、京王線を走る8000系

大規模改修が行われた編成。中間にあった運転台が撤去されている

8000系は同社初となるVVVFインバータ制御装置を搭載し、1992年にデビュー。現在のコーポレートカラー「京王レッド」「京王ブルー」の帯を採用した最初の形式でもある。在籍車両数は244両で、4連・6連・8連からなり、4連・6連は連結され、10両編成で運用される。2014年から始まったという大規模改修により、4連・6連の中間にあった運転台が撤去され、10両で固定された編成も登場している。

京王線は9月25日のダイヤ改正以降、準特急の停車駅に笹塚駅・千歳烏山駅、区間急行の停車駅に仙川駅を追加。日中時間帯、新宿~調布間では府中方面の特急・準特急と橋本方面の準特急、都営新宿線からの区間急行・快速がそれぞれ20分パターンで運行されるという。都営新宿線急行は笹塚駅発着となり、橋本方面の準特急と接続が図られる。