「投資を始めたいけれど、なかなか勉強できない」「老後の生活が心配」「家計簿がどうしても続かない」──そんな“お金の悩み”を抱えている方に試してほしいのが“風水”。環境を整えることで気の流れを良くし、金運を引き寄せる。『一生お金に困らない開運術 金運龍神風水』(日本文芸社)より、それが風水の考え方。2万5千人以上を鑑定してきた風水師による「お金に愛される環境づくり」のヒントの一部を、試し読みでご紹介します。
「有形資産」と「無形資産」をバランス良く持つ
「龍神のご利益にあやかる」といった、目に見えないものの力を信じることに、抵抗感がある方もいるかもしれません。
ここでは、なぜお金持ちがそういった価値観を大切にするかということを、資産運用にたとえてお話ししましょう。
お金持ちが運用に長けている資産には、2つのタイプがあります。
「有形資産」と「無形資産」です。
有形資産=目に見える資産
有形資産は、現金や預貯金、株式、投資信託などの金融資産、不動産や土地、車、貴金属、ハイブランド品、肩書きや資格などです。
無形資産=目に見えない資産
無形資産は、知識や教養、経験、人柄や才能、人間関係、健康、信頼、運、徳などです。
私たちは、つい有形資産ばかりに目を向けがちです。
しかし、お金持ちは、必ずどちらの資産もバランス良く持っています。
お金持ちは、無形資産で有形資産を生み出し、有形資産で無形資産を育て、増やすことができます。どちらかが欠けていたり、偏ったりするとバランスは悪くなり、豊かさや満足感を得られないことを知っているからです。
イギリスの産業革命以降、ここ三百年ほどは資本主義経済で世界はまわっています。有形資産が優位となる社会情勢が続いてきました。 しかし、時代は常に変化します。実は、昨今いわれている「風の時代」は、無形資産が優位になる時代。 自然象意の思想でいえば、以前の「地の時代」の「地」は、有形資産を表し「風の時代」の「風」は無形資産を表しているのです。
有形資産だらけで、それを活かす無形資産がなければ宝の持ち腐れ。
無形資産だらけで、それを活かせなければこれもまた宝の持ち腐れ。
どちらの資産も相応にあることで、最大限の豊かさとなっていきます。 金融資産がいくらあっても、タワーマンションや高級車、高級時計をいくら集めても、自分のためだけに叶える豊かさなんて、たかが知れています。家族と一緒に楽しむ、誰かのために、世界をより良くするために使う。そんなお金があることで、幸福感は無限大になるのではないでしょうか。
お金持ちは、この2つの資産運用を得意とする人たちなのです。
【mini Column】風の時代とは?
私は、主に風水や四柱推命、易経など、東洋占術を扱いますが、運勢や時代の流れ、時勢の捉え方については西洋占星術の考えも取り入れています。 西洋占星術では、土星と木星の接近によって、2020年12月末から、それまでの「地の時代」から「風の時代」へと時代が移り変わったとされます。
220年ほど続いていた「地の時代」は、所有物、経済、権力など、目に見えるものを重視する時代でした。さまざまな産業が発達し、多くのものが開発され、資本主義社会が広がり、私たちのライフスタイルは格段に向上。結果、ものやお金などの有形資産をより多く持っているほうが豊かだという価値観がつくられた時代でした。
それに対し、「風の時代」とは、物質よりも精神性が重視される時代。ものを所有するより、手放して身軽になり、これまで束縛されてきたものから自由になり、自分らしいライフスタイルをそれぞれがつくっていく、無形資産優位となる時代のことです。これからは、 「知恵や教養、情報、感性、人脈」など、目に見えないものに価値を置く無形資産が、新たな豊かさの基準になっていくでしょう。
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『一生お金に困らない開運術 金運龍神風水』(日本文芸社)
著者:愛新覚羅ゆうはん
投資や節約を頑張ってもお金が貯まらない──その原因は「環境」にあるのかも? 風水鑑定歴25年以上・鑑定実績2万5千人超の著者が、金運を呼び込む環境づくりについて具体的に解説。お金が自然と巡る人の共通点、中国富裕層に伝わる風水の考え方、そして誰にでもできる“金運を整える習慣”を、豊富な実例とともに紹介する風水本。Amazonや楽天ブックスで好評発売中です。✅公式サイト