1914年に軽井沢で温泉旅館を開業し、2023年で109年の歴史を数える星野リゾート。「旅を楽しくする」をテーマに、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO(おも)」「BEB(ベブ)」のサブブランドを展開しています。今回はそんな新しいわくわくを生み出し続ける星野リゾートに注目! 今こそチェックしたい話題の施設を深掘りしていきます。

  • OMO関西空港(おも)by 星野リゾート

第20回目は、2023年3月にオープンした、星野リゾート初となるエアポートホテル「OMO関西空港(おも) by 星野リゾート」。こちらは関西の玄関口・関西空港まで1駅の「りんくうタウン駅」に直結という最高のロケーションです。

館内には、空港や海を見渡せる絶景ダイニング、飛行機をイメージしたおしゃれなOMOベース、プロジェクションマッピングを見ながら入れる半露天風呂を完備した大浴場も。今回は、そんな「空チカ、ファンタイム」なホテルの魅力にとことん迫ります!

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■空港気分を味わえるホテルが誕生

空港といえば、わくわくを抱えた人たちが集まる非日常スポット。訪れるだけで、気分が上がりますよね。今回ご紹介する「OMO関西空港 by 星野リゾート」は、旅の始まりにも、終わりにも、体を整えるのに最適なエアポートホテル。

  • エアポートホテルらしく飛行機マークが入口に

アクセスは、南海電鉄「りんくうタウン駅」の5番出口から歩いて1分。改札を出てすぐなので、道に迷うこともありません。

  • 2Fは「OMO」ブランドお馴染みのOMOベースがある

エントランスがあるのは、1Fと2F。改札を出てそのまま来ると、2Fエントランスから入ることになります。

2Fエントランスを抜けると目に飛び込むのは、OMO関西空港のスタッフが足を運んで集めた、周辺の観光情報「ご近所マップ」。この周辺で「何食べよう?」「どこ行こう?」のほかに、関西空港で役立つ「免税店の攻略法」などディープな情報がぎゅっと詰まっています。

  • 床に描かれた飛行機マーク

OMOベースは、床にも一工夫。ふと足元を見ると、飛行機マークが! その先を進むと……

  • 奥に置かれたOMO柄の飛行機がフォトジェニック

まるで空港の搭乗手続きカウンターのようなスペースが広がります。実はここ、チェックインを行う専用タブレット端末が置かれたロビーラウンジ。

「OMO関西空港」は700室もの客室があり、星野リゾートの中で最大規模を誇ります。そのため、タブレットの数も他の施設より多め。ずらっと並ぶタブレットの様子は、まさに圧巻です。

  • タブレット端末でセルフチェックイン

チェッイン時間は15時。それより早く着いた場合は、アウトレットでショッピングを楽しむのもよし、大阪の"ええもん"が集まる、一駅隣の「泉佐野」でご当地グルメを楽しむのもよし。遠慮なく荷物を預けて、好きな場所へお出かけしましょう。

ちなみに、チェックインはタッチパネル操作だから簡単。予約時に割り当てられるQRコードをかざせば、名前などの入力も不要になります。ささっとチェックインしたい人は、QRコードの用意をお忘れなく。

  • 国内線・国際線ともに、フライトインフォメーションをチェックできる

2Fには、関西空港の「フライトインフォメーション」が表示されるモニターもあります。運航状況の乱れが発生しそうな場合など、モニターを見ながら、出発時間を調整できて便利。

■1Fは飛行機がテーマのOMOベース

  • 気分が上がるおしゃれな雰囲気

1Fへ向かうと、そこにはポップでかわいい空間が出現! こちらは、飛行機をテーマにしたOMOベース。

充電できるコンセントもたくさんあるので、コワーキングスペースとしても利用可能です。PC作業ができる場所をお探しの人は、ここを利用するのがおすすめ。

  • 奥の一人用ブースは、適度なおこもり感があって落ち着きます

一人用ブースに飾られている長方形の鏡、何だと思います? ヒントは飛行機に乗ったら必ず見るもの。

答えは……、そう! これは"飛行機の窓"をイメージしたオブジェです。ここにいると、常に旅のエッセンスを感じられてリフレッシュ効果満点。お仕事もはかどりそうです。

  • 宿泊者限定のシャトルバス乗り場

また、1Fエントランスを出た場所に、関西空港行きの無料シャトルバス乗り場があります。バスは早朝5時から運行していて、LCCの早朝便でも安心。空港への移動もノンストレスです。

■絶景を手軽に楽しめる客室

客室タイプは、一人旅やカップル利用に便利な「洋室」、ファミリーやグループ旅行におすすめの「和洋室」に加えて、愛犬と一緒に泊まれる「ドッグフレンドリーツインルーム」もあります。

  • スタンダードなツインルーム

窓はそこまで大きい訳ではありませんが、外には見事な絶景が広がり、泊まるだけではない楽しみがいっぱい。空港側のお部屋なら遠くに飛行機が見えたり、りんくうタウン側なら観覧車が見えたり。ダイナミック眺望を楽しみながら、ぜいたくな気分に浸れます。

  • 飛行機マークが可愛いおしゃれなグラス

関西空港に近いだけあって、お部屋のグラスにも飛行機マークのアイテムが! 細かいところまで、旅気分を感じさせてくれますね。

  • チェックアウト後のルームキーはラウンジの専用BOXへ

また、お部屋に置かれたQRコードを読み込めば、自分のスマホからチェックアウトが可能に。フロントに立ち寄る必要がないので、チェックアウトの時間ギリギリまでお部屋で過ごせます。

  • 一日の疲れを癒せる、ゆったりめのバスルーム

そして客室は、バスタブ付き・ユニットバス・シャワーブースのみのお部屋に分かれています。お湯をためて、ゆっくり湯船につかりたい方は、バスタブ付きのお部屋をセレクトしてくださいね。

  • 最大4名まで利用できる和洋室

続いては、ファミリーにおすすめの「和洋室」。ベッドが2台あり、その横には足を伸ばしてくつろげる畳のスペースがあります。テーブルを囲みながら、みんなでおしゃべりしているうちに、旅の楽しみが広がっていきそうですね!