仕事に家事にと忙しい毎日。「たまには羽を伸ばして遠出し、その土地ならではのおいしいものをいっぱい食べたい!」。そんなふうに思っても、まとまった休日なんて作れず、なかなか都合がつけられないもの。
そんなときに便利なのが、各地のおいしい名物や自慢の名産品などを手軽に購入できるアンテナショップだ。現地に行くことはできなくても、ちょっぴり旅気分を味わえてリフレッシュできるのではないだろうか。
そこで、本連載では都内および関東近郊にあるアンテナショップの人気商品を紹介。お店を訪問した際、本当においしい逸品を買いそびれないように役立ててほしい。
今回のアンテナショップは日比谷にある「日比谷しまね館」。果たしてどんなものがランクインしているのだろうか。早速みてみよう。
1位 : 赤てん
担当員コメント : 「食感はモチモチで練り込んだ唐辛子のピリピリ感が独特の風味の揚げかまぼこです。山陰浜田生まれのソウルフードとして、お酒・ビールの肴に最適です。お召し上がりの際はオーブン等で軽く焙っていただき生姜醤油・マヨネーズ等お好みのソースでお召し上がりください」
唐辛子がビリっと効いていて、確かにお酒にぴったりな印象。フライパンやトースターで温める際は、弱火で赤てんがふっくら膨らんできたら食べごろだそうです!
2位 : しめ鯖かまぼこ
担当員コメント : 「職人の技で一つ一つ丹精込めて仕上げた完全手造りで、しめ鯖だけでは決して出せない弾力を加えて、気持ちの良い食べ心地を追求した商品になります。全て魚でできており、上質な魚肉タンパク質で、低カロリーです。味・食感を最も愉しめる5~10ミリの厚さでカットしてお召し上がりください」
しめ鯖のおいしさにかまぼこの弾力で食べ応えまでプラスされたら、おいしくないワケない! そのままでも十分おいしいですが、わさび“だけ”を付けて食べるのもツウだとか。試してみたくなりますね。
3位 : あご野焼
担当員コメント : 「山陰地方では飛魚のことを『あごが落ちるほどうまい』ことから『あご』と言います。5月頃から日本海を産卵のため北上してくる旬のあご(飛魚)をすり身にし、山陰の地酒を混ぜ合わせ焼き上げたあご野焼は山陰産まれ郷土が育んだふるさとの味です」
山陰で獲れた飛魚を山陰の地酒を混ぜ合わせて作る、まさに郷土の味わい。しっかり噛みしめていただきたいです!
ショップ店員イチ押し : のどぐろ丼
担当員コメント : 「ひとくち食べれば、のどぐろから溢れる上質でしつこさのない脂と米つぶとが絡み合い、優しいながらもキリッとした出汁醤油の塩気とマッチして“うれしくなるようなおいしさ”を味わっていただけると思います!」
なんと高級魚のどぐろのどんぶりが食べられちゃいます! 宍道湖などで豊富に獲れることから、山陰ではしじみもよく食べられているそうで、しじみ汁と一緒にいただけるのもうれしいポイントですね。
アンテナショップは気軽に行けて小旅行が体験できる場所。紹介したもの以外にも各地の名物や名産がずらりと揃えられていて、眺めているうちにきっと今度は現地に行ってみたくなるはず!
実際に行ったときに食べたいものなどをリサーチしつつ、アンテナショップを満喫してみてはいかがだろうか。
●infomation
日比谷しまね館
東京都千代田区有楽町1丁目2-2 日比谷シャンテ 地下1階
営業時間: 11:00~20:00
定休日: 日比谷シャンテの休業日に準ずる