いすみ鉄道は3月13日に実施するダイヤ改正で、平日ダイヤにおいて大原駅でのJR外房線との接続改善を図り、土休日ダイヤにおいて利用状況を踏まえた減便と最終列車の繰上げを行う。土休日に運転される急行列車はダイヤ改正後、1往復のみの運転となる。

  • いすみ鉄道の国鉄形気動車キハ52形(2013年撮影)

同社の急行列車は国鉄形気動車キハ52形・キハ28形を使用して運転され、乗車の際は乗車券の他に急行券が必要。これまで土休日に1日2往復を運転していたが、ダイヤ改正後は大多喜駅11時37分発・大原駅12時16分着の上り「急行2号」、大原駅12時46分発・大多喜駅13時23分発の下り「急行1号」の1往復のみに。「急行1号」は大多喜駅から普通列車となり、上総中野駅まで運転される。上総中野駅14時0分発・大多喜駅14時23分着の普通列車もキハ52形・キハ28形による運転となる。

土休日ダイヤではその他、夜間の利用状況を踏まえ、現行の大原駅19時51分発・大多喜駅20時18分着の下り普通列車、大多喜駅20時26分発・大原駅20時54分着の上り普通列車を運転取りやめに。下りの最終列車は時刻を繰り上げ、現行の大原駅21時9分発・大多喜駅21時36分発から大原駅20時42分発・大多喜駅21時11分着に変更する。

平日ダイヤでは、大原駅を16~19時台に発着する普通列車のJR外房線との接続を改善。上り普通列車は現行の大原駅16時1分着・16時54分着・18時18分着・19時18分着から同駅16時22分着・17時9分着・18時30分着・19時24分着、下り普通列車は現行の大原駅16時19分発・17時15分発・18時42分発から同駅16時32分発・17時22分発・18時49分発に変更される。どちらもダイヤ改正後、上総一ノ宮方面の列車に10分前後で乗り換えられる。