JR東日本は2021年3月13日に実施するダイヤ改正において、新幹線上野~大宮間の埼玉県内において最高速度130km/h運転を実施し、東京駅から各方面の所要時間を1分程度短縮すると発表した。
同社は新幹線上野~大宮間の所要時間短縮に向け、埼玉県内で最高運転速度の向上(110km/hから130km/h)を図るため、2018年5月頃から騒音対策等の地上設備の工事(吸音板設置、防音壁かさ上げ)に着手していた。この区間での最高速度130km/h運転が実現することにより、東京~大宮間の所要時間は21分(1分短縮)となる。
東京駅から各方面の所要時間も1分程度短縮され、東北新幹線の東京~新青森間は最速2時間58分、東京~仙台間は最速1時間29分、上越新幹線の東京~新潟間は最速1時間36分、北陸新幹線の東京~金沢間は最速2時間27分、東京~長野間は最速1時間19分に。なお、接続や行き違いなどの都合により、終着駅までの所要時間が短縮しない列車もある。