仕事中にふとやってくる空腹感。お茶やガムで治まればいいですが、そうじゃないときにはちょっとしたおやつが必要です。さっと食べられて、それでいてしっかり満足感のあるものがいい。そんなときにぴったりなものを博士が見つけてきました。なんと缶詰のプリンです!

  • こまち食品「缶de豆乳ぷりん」。缶詰のプリンは珍しい

おやつは戦力

仕事の内容は人それぞれだが、基本的にはちゃんと集中しないと片付かないものである。途中で漫画を読んだり、ゲームを始めたりすることは厳に慎まないといけない。ましてや料理を始めたり、急にドライブに出掛けたりしてはいけない(僕のことです)。

しかし、こつこつとやっていても不意に集中力が切れることはある。それは小腹が空いたときであります。そんなときには速やかにおやつという戦力を投入するのがベターであります。

  • パッケージが凝っていてかわいい

常温保存でOK

仕事に集中しているときには席を立ちたくないもので、買いに行くのは面倒である。となれば、おやつは引き出しの中に常備しておくのが望ましいが、ガムとかチョコじゃ物足りない。もっとちゃんとしたスイーツが欲しい。

そんなわがまま発注にも快く応じたのが、この12月に発売された新商品「缶de豆乳ぷりん」。牛乳じゃなくて豆乳を使っているのが特徴だが、まずはそこじゃなくて、缶詰でプリンを造っちゃったことがすごい。つまりこれは冷蔵しなくてもいいプリンなのですぞ。

  • 開缶! 真っ白けなり

香りが“和”

フタを開けると一面真っ白け。プリンというより水ようかん的な佇まいだ。パッケージには黒豆入りとあるが、黒豆は比重が重いから沈んでいるのでありましょう。

立ち昇る香りもすっきりとしていて柔らかく、あの濃厚なプリンとはまったく違うものだ。

  • 黒豆発見!

豆乳と黒豆が互いを引き立てる

かくのごとし。スプーンですくってみると黒豆がころころ出てきた。ちょっと安心する。

プリン自体はぷるぷるとゆるゆるの中間ぐらい。それを黒豆と一緒に頬張ってみると、ふむふむ。

しっかりとした甘さがあって、それでいてくどくはない。プリンの食感は絹ごし豆腐のように滑らかで、舌の上に残る感覚は明らかに豆乳であります。そこに加わった黒豆は柔らかく炊き上がり、皮の食感もちゃんと感じられる。プリンだけでも美味しいのだけれど、黒豆が入ったことで全体のレベルが上がっているのだ。

賞味期間も3年あるし、引き出しの中に忍ばせておくのに良さそうですぞ。

缶詰情報
こまち食品/缶de豆乳ぷりん(90g)
参考価格 360円(税別)
同社直販サイトで購入可

黒川勇人/缶詰博士

昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。
公式ブログ「缶詰blog」Facebookファンページも公開中。