FPやフードコーディネーターなど、多彩な資格を持つ武田真由美さんが「体の内側からきれいになる」を目指すための節約レシピを紹介する連載「エイジングケアは安くおいしく! 」。今回は栄養の宝庫・ブロッコリーを使った超お手軽レシピをお届けします。
ブロッコリーのパワーはすごい!
皆さん、こんにちは! 武田真由美です。
春の訪れを感じるようになった3月。スーパーや産直市の店先に春野菜や山菜がちらほらと並び始めているのを見かけると、なんだか気持ちがほっこりとしてきます。
さて、今回はブロッコリーを使って、私のお気にいりの簡単に作れるサブおかずをご紹介します。ブロッコリーは、ビタミン一つとってもA,B1,B2,B6,E,Kなど、とにかく多くの栄養素が含有されています。中でも、美肌作りや免疫力アップの効果が期待できるビタミンCが豊富です。噛み応えもあるので、食べたときの満足感も得られる野菜ですね。
気をつけたいポイントとして、ビタミンCは水溶性なので長時間ゆでるのには向いていません。ゆでるときは、短時間でさっとゆでるようにしましょう。
では、作り方です。
ブロッコリーとツナのあえもの
材料(2人分)
ブロッコリー 1株 / ツナ缶 1缶 / めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2 / すりごま 大さじ2
つくり方
1.ブロッコリーは小房に分け、食べやすい大きさに切る。ツナ缶の油分は切る。
2.鍋に湯を沸かし、1のブロッコリーをゆでてザルに出し、水気をしっかりと切る。
3.ボウルに1のツナとめんつゆ、すりごまを加えて混ぜ、ツナに味をなじませる。2のブロッコリーも加えてあえる。
材料費は1人あたり84円(調味料は除く・底値で計算)と100円以下で作れ、お弁当のおかずにもオススメの一品です。
ブロッコリーが高いときは、冷凍野菜のブロッコリーを使ってもよいでしょう。「冷凍食品半額」など、割引の特売があるときは、冷凍野菜もグっと安くなるのでうまく活用したいですね。
ツナ缶は、油分を切っておきましょう。先にめんつゆやすりごまとあえて、ツナに味付けをしておいたほうが、全体にまんべんなく味がなじみやすくなります。また、ブロッコリーは短時間でさっとゆでるようにしましょう。
ツナの旨みとブロッコリーがとても合うので、ぜひお試しくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
筆者プロフィール: 武田真由美
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ファイナンシャルプランナーをはじめ、食生活アドバイザー、食育インストラクター、フードコーディネーターなどの資格を持つ。雑誌やテレビなどで幅広く活動し、節約アドバイスなども行う一方で、ダイエットレシピやメタボ対策レシピなどの講座も開く。ブログ「真由美さんの1週間2500円節約レシピ」で紹介する簡単おいしい節約レシピが好評。ブログ読者登録数は9万人を超える(2017年4月時点)。近著に「節約女王・武田真由美の1週間2500円ごはん」(主婦と生活社)がある。