イングランド代表を率いるトゥヘル監督 [写真]=Getty Images

 イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督は、マンチェスター・シティの財務規定違反が認定されたことがチームに影響を与えていることを認めた。2日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 プレミアリーグの独立委員会は9月29日、2009-10シーズンから2017-18シーズンにかけて、マンチェスター・シティが9億ポンド(約1880億円)以上のコスト削減のための資金を偽装するスキームの一環として、複数の商業パートナーと実体のない契約を結んでいたことを認定した。

 マンチェスター・シティは潔白を主張し、2日には正式に控訴したことを発表しているが、制裁の行方を含めて動向には大きな注目が集まっている。

 そうしたなか、マンチェスター・シティが降格処分を受けたとしても同クラブの選手たちを招集し続ける可能性があることを明らかにしたトゥヘル監督は、「もし今、そうではないと言ったとしたら、それは私個人の意見を述べているに過ぎず、非常に視野の狭い考え方になってしまうだろう」と語りながら、チーム内でこの件が大きな話題になっていることを認めた。

「気が散る要因になっていると思う。実際そうだからね。話題にはなっている、と言ったほうがいいかもしれない。それが実際にプレーの妨げになっているかどうかはわからないけどね」

「もちろん話題にはなっている。夕食時に8人や12人のグループで話したり、朝食時にも話題に上ったりする。マンチェスター・シティの選手たちには、この件に関して多くのメッセージや電話、周囲からの反応が届いていることも知っている」

「彼らが心配したり懸念したりしているかって? 自分が所属するクラブで何が起きているのかわからない状況であれば、それはごく人間らしい反応だと思う。彼らはまだ若く、野心を持っている。彼らは『自分たちは完全に潔白だ』と聞かされているけど、実際に何が起きているのかはわからない。だから、話題になるわけだ」

「繰り返しになるけど、それが気が散る要因になっているかどうかは確信が持てない。ミーティングで彼らを見ても、他のチームメイトとの振る舞いを見ても、あるいはトレーニングの様子を見ても、そうした影響は感じられないからだ。しかし、話題にはなっている。話題にならないはずがないからね」