【写真:産経新聞社】


 


福岡ソフトバンクホークス 最新情報

福岡ソフトバンクホークスが17日、2026年シーズンのパーソル パシフィック・リーグ優勝を決めた。京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ戦に7-1で勝利。同日に行われた北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦で西武が敗れたことを受け、3年連続となるリーグ制覇が決定した。
 


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ホークスのリーグ優勝は2024年から3年連続。3連覇は南海時代の1964~66年以来、球団60年ぶりで、福岡移転後では初の快挙となった。小久保裕紀監督のもと、今季も投打に厚い戦力を誇ったチームが、長いペナントレースの頂点に立った。
 

 

 
試合は2回に紅林弘太郎の一発で先制を許したが、6回に5番・柳町達の適時打で同点に。「3ボールのカウントで、思い切って仕掛けにいこうと思いました」と納得の一打だった。
 
さらに1死二、三塁から、牧原大成が勝ち越しの2点適時三塁打。「絶対にチャンスを生かすという気持ちだけでした。思い切って自分のスイングができたと思います」と振り返った。その後、暴投で牧原も生還し、この回一挙4得点。試合を一気にひっくり返した。
 
投げては、「前回の登板から今日まで、しっかりと自分の課題と向きあい、今日のマウンドに上がりました」と語った先発・松本晴が5回1失点の好投。残るイニングを救援陣がつなぎ、リードを守り抜いた。
 
リーグ屈指の破壊力を誇った打線
 
今季のホークスを牽引したのは、リーグ屈指の得点力を誇る強力打線だった。
 
その中心に立ったのが栗原陵矢だ。試合前時点で37本塁打、111打点をマークし、両部門でリーグトップ。長打力と勝負強さを兼ね備え、中軸として打線を支え続けた。
 
さらに栗原だけではない。近藤健介は同時点で打率.307、リーグトップの出塁率.430を記録。98打点も栗原に次ぐリーグ2位と、塁に出るだけでなく得点源としても機能した。新たに1番に定着した正木智也も、鋭いスイングと打球で存在感を放った。
 
柳田悠岐も打率.294、17本塁打、63打点と健在。この日の試合で勝ち越し打を放った牧原らも打線を支え、周東佑京、庄子雄大は足で相手を揺さぶった。長打、出塁、走塁と異なる武器を持つ打者が並び、一人の主砲だけに依存しない攻撃力を作り上げた。
 

 

 
前田悠伍らが台頭、投手陣にも厚み
 
投手陣でも、ホークスの選手層の厚さが際立った。
 
中でも飛躍を遂げたのが前田悠伍だ。ここまでリーグトップタイの12勝を挙げ、一気に先発陣の柱へと成長。大津亮介も11勝、防御率2.36と安定した投球を続け、松本晴も2桁勝利を記録した。
 
経験豊富な上沢直之もローテーションを支え、救援陣では試合前時点で杉山一樹が33セーブ、松本裕樹が31ホールドをマーク。上茶谷大河は先発、救援の双方でフル回転した。先発から勝ちパターンまで戦力が途切れず、長いシーズンを戦い抜くうえで大きな強みとなった。
 
誰かが離脱しても、別の選手が穴を埋める。主力だけではなく、次々と新たな戦力が台頭する層の厚さこそ、ホークスが安定して勝ち星を積み重ねられた理由の一つだった。
 

 

 
9月に一気に突き放したホークス
 
優勝争いの最終盤では、その強さがより鮮明になった。
 
9月6日の西武戦に敗れた後、ホークスは8連勝。日本ハム、ロッテ、オリックスを相手に着実に勝ち星を重ね、9月16日のオリックス戦では4-0で勝利した。同日終了時点の成績は83勝45敗3分、勝率.648。2位西武との差を10ゲームまで広げ、優勝マジックを「2」として17日の一戦を迎えていた。
 
そして、シーズン終盤まで勢いを緩めることなく、9連勝で一気に頂点へ駆け上がった。打線の破壊力だけでも、投手力だけでもない。攻守に豊富な戦力を揃え、シーズンを通して高い総合力を示したホークスが、3年連続でパ・リーグを制した。
 
ただし、戦いはここで終わらない。
 
次に見据えるのはクライマックスシリーズ、そして日本シリーズだ。球団60年ぶりのリーグ3連覇を成し遂げた王者が、今度は2年連続の日本一を目指してポストシーズンに挑む。
 
 
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