宇佐美貴史のゴラッソ炸裂でACLE白星発進[写真]=Getty Images

 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE) 東地区リーグステージ第1節が15日に行われ、ガンバ大阪とコンアン・ハノイ(ベトナム)が対戦した。

 昨季のACL2王者のG大阪は先月11日に行われたACLEプレリミナリーステージで江原FC(韓国)を延長戦の末に1-0で破り、リーグステージ進出を決定した。

 J1リーグではここまで開幕戦での勝利以降、6戦未勝利と苦境に陥る中でACLE初陣でバウンスバックの勝利を狙った。0-2で敗れたFC東京戦からは先発4名を変更。負傷明けの山下諒也らとともに土信田悠生が加入後初先発を飾った。

 立ち上がりからボールを保持したホームのG大阪だが、開始8分には厚みのある相手の攻撃からグエン・クアン・ハイに枠を捉えたシュートを打たれるが、ここはGK一森純が危なげなくセーブする。

 この直後には安部柊斗のミドルシュートでファーストシュートを記録したG大阪だが、以降はなかなかフィニッシュの数が増えていかない。逆に、不用意なボールの失い方からブライアン・ペレアにクロスバー直撃のシュートを打たれるなど、リズムを掴み切れない。

 その嫌な空気を払しょくしたのは、青黒が誇る頼れるバンディエラ。29分、ボックス手前右で山下が粘って落としたボールを引き取った宇佐美貴史がカットインから鋭い左足シュートをゴール左上隅に突き刺した。

 宇佐美のゴラッソで先制に成功したG大阪はここから主導権を掌握。34分にはボックス内で仕掛けた山下が相手DFのハンドによるPKを誘発。しかし、オンフィールド・レビュー(OFR)の結果、先に山下が手を使ってボールをコントロールしたと判定が変わり、PKは取り消しに。その後は安部のミドルシュートや、土信田がゴール前の山下に丁寧なラストパスを送る場面もあったが、シュートを逡巡した山下が相手のカバーに阻まれ、2点目を奪い切るまでには至らなかった。

 それでも、後半は引き続き押し込む入りを見せると、食野亮太郎らがゴールに迫っていく。そして、58分には押し込んだ流れからボックス右で岸本武流のパスを受けた山下が正確なクロスを上げると、これをゴール前の土信田が頭で合わせ、加入後初先発の起用に応える初ゴールを決めた。

 この2点目で完全に主導権を握ったホームチームは幾度もゴールへ迫ると、67分には山下がプレスバックで奪い切ったボールをそのままボックス付近まで運び、右で浮いた宇佐美へプレゼントパス。これをエースが難なくゴールネットへ流し込んだ。

 これで勝負を決めたG大阪は2ゴールの宇佐美、全ゴールをアシストした山下らを下げてイッサム・ジェバリ、イーライ・アダムスらをピッチに送り込み、ゲームクローズへ向かう。

 79分には背後を取られてグエン・ディン・バクのシュートをGK一森がはじいたこぼれをペレアに押し込まれてクリーンシートこそ逃したが、後半アディショナルタイムには途中出場の角昂志郎が長い距離をドリブルで運び左足シュートを決め切り、土信田に続き嬉しい初ゴールを奪取。

 そして、リーグ6戦未勝利と苦境に陥る中、ACLE初戦で白星スタートを飾ったG大阪は、20日に行われるJ1リーグでヴィッセル神戸と対戦。ACLE次節は10月13日に行われるニューカッスル・ジェッツ(オーストリア)戦となる。

【スコア】
ガンバ大阪 4-1 コンアン・ハノイ

【得点者】
1-0 29分 宇佐美貴史(ガンバ大阪)
2-0 58分 土信田悠生(ガンバ大阪)
3-0 67分 宇佐美貴史(ガンバ大阪)
3-1 79分 ブライアン・ペレア(コンアン・ハノイ)
4-1 90分+3 角昂志郎(ガンバ大阪)

【ゴール動画】バンディエラのゴラッソに、土信田が加入後初弾!