![去就問題は泥沼の状況に[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
アトレティコ・マドリードのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOが、同クラブに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの去就について改めて言及した。スペインメディア『アス』が伝えている。
アルバレスは今夏の移籍市場でバルセロナを希望しているが、アトレティコは、バルセロナへの売却を望んでおらず、泥沼化の様相を呈している。
23日に行われたラ・リーガ第2節のビジャレアル戦に途中出場すると、スタンドからブーイングを浴びせられると、試合後にはクラブがサポーターの下へ同選手を向かわせない判断を下し、1人でロッカールームに引き下がっていた。さらに、同選手は26日と27日のチーム練習を体調不良により連続で欠席。クラブ側は選手本人と連絡を取り取り合い、早期のチーム復帰に向けて対応に努めていると報じられている。
そうしたなか、アトレティコは27日、「J・アルバレスについてバルセロナ移籍交渉を行わない」との声明を発表。取締役会において満場一致でクラブの決定を支持していることを伝えた。
さらに同日、アトレティコCEOはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の組み合わせ抽選会後、スペインメディア『Movistar+』でアルゼンチン代表FWの去就問題について改めて言及。
「私がCEOである限り、彼がバルセロナに移籍することは絶対にない」との強い言葉とともに、現在選手自身が困難な状況にあることを認めている。
「非常に悪い状態だ。彼を誤った方向へ導き、混乱させようとする人々がいて、私はそれを深く残念に思っている。私は彼をよく知っているし、長い間一緒に仕事をしてきた。彼は素晴らしい人間だ。しかし、今は完全に混乱しており、私生活でも仕事の面でも困難な時期を過ごしている」
また、個人的にはアルバレスの翻意とファン・サポーターとの関係修復を希望しているものの、その問題解決が困難な場合、バルセロナ以外のクラブへの売却という異なる選択肢を選ぶ可能性もあることを明言している。
「我々の意図、そして私個人の夢としては、彼がチームに留まり、アトレティコのためにプレーを続けて、我々がトップレベルで競争し続けられるようにすることだ。もし彼が、マドリードやアトレティコに留まることと自身の状況が両立しないと判断したならば、別の選択肢を探すことにはなるだろう。しかし、その移籍先がバルセロナになることは決してない」
ここまで関係がこじれた中でアルバレスが今後もコルチョネロスでプレーを続けることは困難な状況であり、残り少ない移籍期間において以前から関心が取り沙汰されるアーセナルなどプレミアリーグのクラブや、豊富な資金を有する国外のメガクラブ、中東のクラブへの売却を視野に交渉を進めていくことになるのか…。