
神奈川県を代表するグルメスポット・三崎港。新鮮なまぐろを求めて多くの観光客で賑わうこの街に、「まぐろ漬の元祖」があるのをご存知でしょうか。今回ご紹介するのは、2026年で創業103年を迎える老舗「羽床総本店(はやゆかそうほんてん)」。職人の手仕事が生み出す伝統の味噌漬・粕漬の魅力から、三崎港店の限定土産、そして実食レポートまで、その美味しさを余すことなくお届けします。
加工場が併設された本店
はじめに、三崎口駅からバスで約25分、海外(かいと)バス停から徒歩約1分の場所にある本店に伺いました。
店内に入るとレジとポップはあるものの、商品もサンプルも見当たりません。※販売はしています。
奥を見渡すと、その先は一面が作業場。羽床総本店の商品は、すべてこちらの本店兼加工場でつくられています。
画像出典:羽床総本店
筆者が訪れたのは日曜日だったため加工場はお休みでしたが、普段の様子はこのような感じです。生でも食べられる新鮮なかじきを手間ひまをかけて丁寧に加工しています。
画像出典:羽床総本店
今年で創業103年を迎えます
画像出典:羽床総本店
四代目社長の山本浩司さんにお話を伺いました。初代・羽床伊太郎さんにより1923(大正12)年6月に米酒店として横浜・六角橋で創業した羽床総本店。今年で創業103年を迎える、歴史あるお店です。
画像出典:羽床総本店
昭和初期に三崎へ拠点を移して水産加工を始め、二代目・羽床信次さんが様々な商品作りを手掛けます。看板商品のかじきの味噌漬・粕漬が生まれたのが1950(昭和25)年。冷蔵庫がまだ普及していない時代で、新鮮な生の魚が手に入りにくい北関東や信州などの地域へ向けて、卸売市場を通して出荷されるようになったそうです。
画像出典:羽床総本店
三代目・羽床亘さんの代で自分たちの店を構える小売り商いに特化、全国のお客様へ直接商品をお届けできるようになりました。そして現在、受け継がれてきた伝統の製法を守りつつ、時代や食の志向の変化に合わせ、塩加減や味わいを少しずつ変化させております。誕生当初から化学調味料・保存料は一切不使用。職人によるこだわりの手仕事で、変わらない味わいを守り続けています。
お話を伺った事務所には、横浜高島屋のお中元コーナーで使うサンプルが並んでいました。存在感のある本まぐろが目を引きます。
実際の商品を見せていただきました。天然本まぐろ中とろ炙り味噌漬2,700円(税込)。アイルランド沖で漁獲された天然本まぐろを、こだわりの味噌に漬け込み、表面を軽く炙ってから急速冷凍した一品です。
三崎港の目の前に構える三崎港店
お話を伺った後、商品が充実している三崎港店に伺いました。
三崎港のランドマーク・うらりの正面に構える店舗はシックな内観です。
ショーケースにはサンプルが並びます。こちらはご贈答品のサンプル。
こちらはお土産や自宅用にちょうどよいサイズの品々です。
冷凍ケースにはショーケースに並んでいた商品も。
まぐろ漬以外にも、かじきのメンチカツ(648円/税込)や茜身(まぐろの血合い部分)を使ったミサキ串カツ(810円/税込)などの加工品があります。
試食も2品用意されています。1品は試食の定番・かじきのかく煮、もう1品は日替わりで、この日は天然まぐろのまかない丼の具。まかない丼の具はごはんがなくてもいける、上品で程よい塩味。かじきのかく煮は日本酒好きにはたまらない一品。これをあてに吞みたい~!
三崎港店限定土産、あります!
三崎港店には店舗限定のお土産セットがあります。三浦土産 1,836円(税込)。
先ほど試食したかじきのかく煮、白皮かじき味噌漬、白皮かじき粕漬がセットになった、持ち帰りにも程よいサイズの一品です。
京急電鉄のおトクなきっぷ・みさきまぐろきっぷのご利用の場合、おもひで券で引換えできる『選べる!お好きな漬魚3切れセット』(画像はかじき味噌漬、かじき粕漬)で気軽に味わうことができます。
定番から新しい人気商品まで、美味しいが詰まった贈答品
贈答品の中でも一番人気の一膳づけ丼の具5,400円(税込/送料込)。本まぐろづけ丼、金目鯛ごまづけ丼、サーモンづけ丼、びんとろづけ丼がそれぞれ2袋ずつ詰まった、年代を問わず喜ばれそうなセットです。
羽床総本店といえばこれ!特上めかじき8切れ詰合7,884円(税込/送料込)。鮮度の良い上質なめかじきの中トロ部分を漬け込んだ逸品です。江戸時代から続く老舗味噌蔵の仙台味噌にしっかり漬け込んだ特上めかじき味噌漬4切れ、山北町の酒蔵・川西屋酒造より直接仕入れた大吟醸の酒粕に漬け込んだ特上めかじき粕漬4切れが詰まったセットです。
人気の一膳づけ丼、本まぐろ&金目鯛を自宅で実食
人気のづけ丼の中でも人気NO.1の本まぐろづけ丼756円と、人気NO.2の金目鯛ごまづけ丼648円(どちらも税込)を、自宅で味わうために購入しました。
『一膳づけ丼の具』なので本来は一膳につき一種類でいただくのが基本ですが、今回はあえて豪快に二色丼にしてみました。煮切り醤油に程よく漬かった赤身の本まぐろは、旨味がぎゅっと凝縮された濃厚な味わいで、一口ごとにご飯が進みます。程よく脂がのり、身のしまった金目鯛は、噛むたびに上品な甘みと香りが広がり、まぐろとはまた違う贅沢さを楽しめました。
まとめ
創業以来、化学調味料や保存料を一切使わず、真摯に魚を磨き続けてきた「羽床総本店」。老舗ならではの歴史とこだわりが詰まった漬魚は、一口食べればその違いに驚くはずです。大切な方へのご贈答にはもちろん、三崎を訪れた際のご自宅用のお土産にも外せません。
なお、羽床総本店では毎年6月に「創業祭」が開催され、いつもよりお得にお買い物を楽しむことができます。 詳しい日程やお得なキャンペーン情報については、ぜひ羽床総本店公式HPをご確認の上、足を運んでみてください。
※羽床総本店は三崎のほか、横須賀、逗子、鎌倉、藤沢、上大岡にも店舗があり、同じラインナップの商品をお買い求めいただけます。
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| 最寄り駅 | 三崎口駅, 京急久里浜線 |
| 住所 | 神奈川県三浦市三崎5-2-15 |
| 駅徒歩 | 京急久里浜線三崎口駅から路線バスで約20分、三崎港バス停から徒歩約3分 |
| 営業日 | 月曜日、 火曜日、 水曜日、 木曜日、 金曜日、 土曜日、 日曜日 |
| 営業時間 | 9:00-17:00 |
| 電話番号 | 046-881-2050 |
| 支払い方法 | 現金、 クレジットカード、 電子マネー、 QRコード決済 |
| 席数 | イートインスペース無し |
| 貸切 | 貸切不可 |
| 駐車場 | 有り |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ | 可能 |
| 開業年月日 | 1923年6月 |
| 備考 | 本店・三崎港店のほか、逗子店・鎌倉駅西口店・横須賀店・藤沢店・上大岡店があります。 |























