
アビスパ福岡は29日、暫定監督を務めていた塚原真也監督のトップチーム監督就任を発表。同監督は2026-27シーズンより正式にトップチーム監督を務めることになる。
福岡は今年1月5日、昨シーズンからチームを指揮していた金明輝前監督との契約を双方合意の上で解消。クラブは昨年11月に金監督と明治安田J1百年構想リーグおよび2026-27シーズンの契約を更新したことを発表していたが、コンプライアンスに抵触する行為が確認されたため、契約更新から約1カ月半後という異例のタイミングでの電撃退任となった。
この緊急事態を受け、クラブはトップチームでコーチを務めていた塚原氏を暫定指揮官に据え、プレシーズンとここまでのJ1百年構想リーグを戦っていた。
J1百年構想リーグの地域リーグラウンドでは7勝(PK勝4)11敗(PK負4)のWEST最下位フィニッシュとなったが、クラブは2026-27シーズンもチームの指揮を託す決断を下した。
現在41歳の塚原監督は現役時代はJリーグでのプレー経験はなく、アミティエSC京都(現:おこしやす京都AC)でプレー。現役引退後は同クラブでスクールコーチやトップチームのコーチ、監督を歴任。その後、ヴィッセル神戸のスクールコーチやFC大阪のトップチーム監督、2024年から福岡のヘッドコーチを務めていた。
新シーズンを正指揮官として率いることになった同監督はクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。
「このたび、2026/27シーズンより正式に監督に就任することとなりました。これまで支えてくださったクラブ関係者の皆さま、スポンサーの皆さま、そしてどんな時も共に戦ってくださったサポーターの皆さまに、心から感謝しています」
「百年構想リーグを戦うのは、決して簡単な道のりではありませんでした。序盤は結果が出ず、苦しい時もありましたが、4月は勝ち点を積み、5月は負けない戦いを続ける中で、選手、スタッフが一丸となり、少しずつチームとしての土台を積み上げることが出来たと感じています。しかし、まだ完成されたチームではありません。だからこそ、伸びしろがある。もっと強くなれる。もっと地域に愛されるクラブになれると信じています」
「選手、スタッフ、そして皆さまと共に新しい歴史をつくっていけるよう覚悟と責任を持って、アビスパ福岡のために全力を尽くします。引き続き熱い応援、よろしくお願いいたします」
なお、福岡はJ1百年構想リーグのプレーオフラウンドでEAST最下位のジェフユナイテッド千葉との19位-20位決定戦に臨む。