現行契約が2027年までとなるライマー[写真]=Getty Images

 バイエルンに所属するオーストリア代表MFコンラート・ライマーの契約延長交渉は難航しているようだ。3日、ドイツメディア『スカイ』がクラブのスポーツ部門最高経営責任者(CEO)を務めるマックス・エベール氏のコメントを伝えている。

 現在28歳のライマーは2023年夏にライプツィヒからフリートランスファーでバイエルンへ移籍。ここまで公式戦132試合出場で7ゴール20アシストを記録している。本職の中盤だけではなく、両サイドバック(SB)をこなせる器用さを持ち合わせており、いぶし銀の働きでドイツの盟主を支えている。

 そのライマーの現行契約は2027年6月30日までとなっており、来シーズンは契約最終年に突入する。『スカイ』は以前にもライマーの契約延長が停滞していることを報じており、その際は「同選手が現在の年俸1000万ユーロ(約18億円)から1500万ユーロ(約27億円)への昇給を望んでいることから、クラブと選手陣営に大きな乖離がある」と伝えていた。

 そして、エベールCEOは状況が変わっていないことを明らかにし、「議論やアイデアはあるが、現時点では意見は一致していない。しかし、わだかまりがあるわけではなく、2つの異なる視点があるだけで、妥協点を見出す必要がある」と、新契約締結に向けてはハードルが残されていることを強調している。
 
 また、同CEOはライマーがフリートランスファーで加入したことから「大きな損失にはならないだろう」とし、移籍金を得ることのできる今夏に急いで売却する必要はないとの見解を示した。

 バイエルンはドイツ代表MFレオン・ゴレツカ、ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロが、契約満了に伴い今季限りでの退団が決定。チェルシーから期限付き移籍で加入しているセネガル代表FWニコラス・ジャクソンについても、エベールCEOは買取オプションを行使しないことを明言している。