バルセロナが敵地でオサスナを下す! [写真]=Getty Images

 ラ・リーガ第34節が2日に行われ、オサスナとバルセロナが対戦した。

 2位レアル・マドリードに「11」ポイント差をつけ、ラ・リーガ首位を独走しているバルセロナ。直近は9連勝中と絶好調で、指揮官交代に揺れた“宿敵”が不安定な戦いに終始していることもあり、連覇の可能性が節を追うごとに高まっている。仮に今節オサスナに勝利し、レアル・マドリードが現地時間3日の試合で敗れるか引き分けた場合は、勝ち点差が「13」以上に拡大。次節に控えるエル・クラシコを待たずして、バルセロナの通算29回目の優勝が決まる状況だ。

 ミドルブロックで構えるオサスナに対し、バルセロナは小気味良くパスを繋ぎながらチャンスをうかがう。10分、左に開いてボールを受けたペドリがボックス内左へ走り込むダニ・オルモへ柔らかい浮き玉を送り、フリックを受けたロベルト・レヴァンドフスキが右足を振ったが惜しくも枠の右へ。以降も7割近いボール保持率を記録しながら攻め込むが、なかなか決定機の数は増えていかない。

 一方のオサスナはコンパクトなブロックを形成しつつ、連動したプレスでバルセロナの侵入を許さず。ボール奪取後は相手ハイラインの背後を狙ったロングボールを多用し、手数をかけずに攻撃を完結させる。36分、自陣バイタルエリアでのインターセプトからロングカウンターを発動し、右から力強く持ち上がったアンテ・ブディミルのシュートが右ポスト直撃。その直後には前線で相手のビルドアップを引っ掛け、ブディミルが際どいミドルシュートを放ったが、GKジョアン・ガルシアの好セーブに阻まれた。

 後半の立ち上がりはバルセロナがセカンドボールを拾い続け、オサスナは自陣に釘付けに。50分にはフェルミン・ロペスのクロスをファーサイドでエリック・ガルシアが折り返し、最後はダニ・オルモが飛び込んだが至近距離からのシュートは枠の上へ外れた。60分には攻勢を強めるべく3枚替えを敢行し、フェラン・トーレス、マーカス・ラッシュフォード、フレンキー・デ・ヨングをピッチへ送り込む。

 すると、ハンジ・フリック監督の交代策が奏功する。81分、右に開いてボールを受けたラッシュフォードがゆったりとしたドリブルからゴール前に鋭いクロスを送ると、DFの背中側から飛び込んできたレヴァンドフスキが強烈なヘディングシュートを叩き込み、ようやく先制に成功。さらに86分には左から斜めのランニングを仕掛けたF・トーレスがF・ロペスからのスルーパスに抜け出すと、最後はGKセルヒオ・エレーラの股を抜くシュートを沈めリードを広げた。

 オサスナは89分、左サイドからのクロスにラウール・ガルシアが頭で合わせて1点差に詰め寄るも反撃はそこまで。試合は1-2で終了し、レアル・マドリードとの暫定勝ち点差を「14」に広げたバルセロナがラ・リーガ連覇に王手をかけた。レアル・マドリードがエスパニョールに勝利できなかった場合、4試合を残して優勝が決まる状況だ。次節、オサスナは8日にアウェイでレバンテと対戦。バルセロナは10日にホームでレアル・マドリードとのエル・クラシコに臨む。

【スコア】
オサスナ 1-2 バルセロナ

【得点者】
0-1 81分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
0-2 86分 フェラン・トーレス(バルセロナ)
1-2 89分 ラウール・ガルシア(オサスナ)

【ハイライト動画】バルサがオサスナ撃破でラ・リーガ連覇に王手! 途中出場組が2得点に絡む