先制点を決めた上田[写真]=Getty Images

 エールディヴィジ第30節が12日に行われ、NECとフェイエノールトが対戦した。

 前節の時点でPSVのリーグ3連覇が決定したエールディヴィジ。これからは来シーズンの欧州大会出場権争いと残留争いに焦点が集まる。MF佐野航大とFW小川航基の所属するNECは今季、大躍進のシーズンを過ごしており現在3位。一方、DF渡辺剛とFW上田綺世の所属するフェイエノールトは2位。両チームの勝ち点差はわずかに「1」とシーズン終盤戦にして直接対決が実現した。

 佐野、渡辺、上田がスタメン出場、小川がベンチスタートとなった一戦では、上田が18分に試合の均衡を破る先制点を記録。右CKから高い打点でヘディングシュートを合わせ、ファーサイドのネットに流し込んだ。序盤はフェイエノールトのペースで進むものの、徐々にビハインドを背負ったNECもボールを握り、反撃を試みる。

 前半の終わりにかけて、フェイエノールトに2度のチャンスが訪れるものの、追加点とはならず。それでもフェイエノールトの1点リードで試合を折り返す。

 後半の立ち上がり、上田が背後に抜け出し、DFに倒され転倒。ビデオ・アシスタント・レフェリーが介入した結果、DOGSOにはならず、相手DFにはイエローカードが与えられ、フェイエノールトはFKを得る。

 1点を追いかけるNECは、サミ・ウィッサのドリブルからチャンスを作り続けると、迎えた77分に小川と投入。攻撃的な選手を入れ替え、攻勢を強めていく。

 フェイエノールトもNECの攻撃に体を張り続けて対応するなか、後半アディショナルタイム、ダニーロ・ペレイラに決定機が訪れるも、NECの同点弾とはならず。それでも90+7分にダニーロ・ペレイラが2度目の正直。右からのクロスにボレーシュートを合わせ、試合を振り出しに戻す。

 このまま試合は終了し、1-1の痛み分けに。次戦、NECは19日にKNVBカップ決勝でAZと対戦。フェイエノールトは25日にフローニンゲン戦を控えている。

【スコア】
NEC 1-1 フェイエノールト

【得点者】
0-1 18分 上田綺世(フェイエノールト)
1-1 90+7分 ダニーロ・ペレイラ(NEC)

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