今季限りでリヴァプールを退団するロバートソン[写真]=Getty Images

 リヴァプールに所属するスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが、クラブを去る理由を明かした。12日、地元メディア『リヴァプール・エコー』が同指揮官のコメントを伝えている。

 現在32歳のロバートソンは、2017年夏にハル・シティからリヴァプールへ完全移籍で加入した。持ち前のスタミナと左足から放たれる高精度のクロスを武器に左サイドバックとして躍動。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドと共に一時代を築き、2度のプレミアリーグ制覇やUEFAチャンピオンズリーグ優勝などのタイトル獲得に貢献した。

 そんなロバートソンも、今シーズンはミロシュ・ケルケズの加入に伴い出場機会が減少。9日には契約満了をもって今季限りで退団することが発表された。現時点で移籍先は決まっていないものの、トッテナム・ホットスパーへの移籍が噂されている。

 ロバートソンは昨夏や今冬にもリヴァプール退団の噂が浮上したが残留。「シーズン通して話し合いは続いていた」と明かすロバートソンは、退団理由を明かした。

「僕はプレーしたいと思っている。だから、話し合いが始まったんだ。契約を断ったとかではなく、そもそも契約の話は出てこなかったんだ。みんなで話し合い、『僕はプレーしたいし、まだプレーできる力があると信じている』という結論に至ったんだ。今シーズンはそれを証明できたと思っているよ」

「このクラブでは、先発出場を約束されるはない。それは全く問題ないことで、どのクラブも同じだ。でも、この物語の終止符を打つ時が来たと思ったし、僕とモー(モハメド・サラー)は今年その決断を下したんだ」

 クラブから契約延長の話がなかったことを認めたロバートソンだが、これまで在籍した9年間を振り返っている。

「良いことには必ず終わりが来るものだ。僕はここに9年間いて、数々のトロフィーを獲得し、これ以上ないほど素晴らしい時間を過ごしてきた。このようなクラブに9年間も在籍できたことを誇りに思うよ。これからはリヴァプールの未来を見守り、素晴らしい思い出を大切にしたい」

「ファンの皆は、僕にとっての全てだった。デビュー戦当時から、ずっと素晴らしいファンでいてくれて感謝しているよ。僕のチャントを歌ってくれたことも嬉しかった。これで皆に嘘をつかなくて済むから、肩の荷は下りるね」

 ロバートソンのリヴァプールの選手として戦う時間は残り2カ月弱。目標は、来季のCL出場権獲得、そして自身2度目となる欧州制覇だ。

「リヴァプールを本来あるべき場所へ導くことに全力を注ぎ、最高の形でチームを去りたいと思っている」