今季終了まで指揮を執るエタ氏(写真は2024年1月のもの) [写真]=Getty Images

 ウニオン・ベルリンは11日、シュテッフェン・バウムガルト監督の解任と、後任にマリー・ルイーズ・エタ氏が就任することを発表した。

 ウニオン・ベルリンでは2025年1月からバウムガルト監督が指揮を執り、昨季は13位に終わっていたなか、今季はここまでブンデスリーガで28試合終了時点で8勝8分け12敗の10位につけていたものの、11日に行われた第29節の最下位ハイデンハイム戦に1-3で敗れて、11位に順位を落としていた。

 これに伴い、入れ替えプレーオフ圏内となる16位ザンクトパウリとの勝ち点差が「7」差となっている状況でウニオン・ベルリンは、バウムガルト監督との解任を決断した。

 そして、後任にはU-19チームの監督を務め、今夏からは女子チームの監督に就任することが決定しているエタ氏が、今季終了まで暫定的に男子トップチームの監督を務めることが明らかになった。なお、エタ氏は2024年にウニオン・ベルリンのネナード・ビェリツァ元監督が3試合の出場停止処分を受けた際に代役としてブンデスリーガの試合で男子チームを率いた初の女性指揮官となっていたが、今季終了までの暫定指揮ながら、ブンデスリーガで初の女性監督にもなった。

 指揮官交代を決断したウニオン・ベルリンの男子プロサッカー部門ディレクターを務めるホルスト・ヘルト氏は今回の経緯についてクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「今シーズンの後半戦は非常に残念な結果に終わっており、リーグ順位に惑わされることなく、冷静さを保つ必要がある。私たちの状況は依然として不安定であり、リーグ残留を確実にするためには、早急に勝ち点が必要だ。ウィンターブレイクの後、14試合でわずか2勝という成績と、ここ数週間のパフォーマンスを見る限り、現状のままでは状況を好転させられるという自信が持てなかった。そのため、新たなスタートを切ることを決断した」

「マリー・ルイーズ・エタが予定通り夏に女子プロチームのヘッドコーチに就任するまでの間、暫定的にこの役割を引き受けてくれることを大変嬉しく思っている」

 また、男子のトップチームを率いる初の女性監督となるエタ氏は「リーグ下位との勝ち点差を考えると、ブンデスリーガ残留はまだ確実とは言えない。クラブからこの困難な任務を任せてもらったことを大変光栄に思う。ウニオンの強みの一つは、このような状況で団結する力であり、それは今も変わらない。そしてもちろん、チームと共に重要な勝ち点を獲得できると確信している」と意気込みを語っている。

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