働きながら子育てをしている女性の多くがメンタル不調を抱えている実態が明らかになった。
オーガニックサプリメントブランド「レピールオーガニックス」を展開するfeileBは、子どもを持つ働く女性833名を対象に「働く子育て女性のメンタルヘルスに関する実態調査」を実施した。その結果、全体の約8割が何らかのメンタル不調を実感しており、慢性的な疲労や自分の時間不足が不調の要因となっていることが浮き彫りになった。
調査では、気分の落ち込みや不安、イライラなどを日常的に感じていると答えた人が85.0%にのぼり、子どもを持つ前と比べてメンタル負担が増えたと感じている人は87.5%に達した。
また、「気持ちが限界に近い」と感じた経験がある人は7割を超え、精神的な余裕を失う場面を多くの人が経験していることが分かる。
現在感じている不調としては、「疲れが抜けない」といった慢性的な疲労が69.1%で最多となり、「イライラしやすい」「睡眠の不調」がこれに続いた。身体的な疲れが蓄積し、それが心の不調を加速させている様子もうかがえるという。
不調の要因は家事や育児の負担だけでなく、子どもの将来や教育に対する不安、自分の時間が持てないことなど、日々のタスクに加え、将来への責任感が心理的なプレッシャーとなっていることが分かった。
1日のうち自分のために使える時間が「1時間未満」と回答した人は6割を超えた。
メンタルケアができていない理由として「時間がない」と答えた人は76.2%にのぼった一方で、「ケアの方法がわからない」とする声も約3割あり、セルフケア情報の不足も課題であることが分かった。
理想とするケアとしては運動が挙げられたものの、現実的には睡眠や食事、サプリメントなど、短時間で取り入れやすい方法に頼る傾向が強いとしている。
こうしたメンタル不調は、仕事やキャリア形成にも影響している。調査では、メンタル面の不調が仕事のパフォーマンスに影響すると感じている人が71.1%に達し、負担を理由に働き方を変えたい、あるいは離職を検討した経験がある人は81.4%という結果となった。
自己評価による現在のメンタル状態でも、60点以下と答えた人が約半数を占め、日常的に余裕のない状態で生活している実態が浮かび上がっている。
調査を実施したfeileBは、こうした状況について、個人の努力だけで乗り越えられる問題ではなく、現代のライフスタイルが生み出す「構造的なタスク過多」に起因するものだと指摘する。仕事と家庭の両立が求められる一方で、それを支える社会的な仕組みが十分に整っていないことが働く母親を過負荷状態に追い込んでいるとの見方を示した。
今後は、周囲のサポートやツールを活用し、負担を一人で抱え込まない環境づくりが重要になるとしている。











