マルハン東日本のZ世代女性のインサイトを調査・分析するリサーチ機関「ME TOKYO EMOTION RESEARCH(MTER)」は、「Z世代女子トレンド調査」の結果を公開した。2月17日~19日、10代から30代の女性701人を対象に、店頭対面アンケート(Googleフォームから回答)で実施した。

  • 調査から見える5つのトレンド方向性

    調査から見える5つのトレンド方向性

2026年に流行りそうなカラーは、「ピンク」(39.9%)が圧倒的に多かった。コーデの主役について聞くと、作り込みすぎない「自然・抜け感」(66.8%)が最も多く、甘さとラフさのバランスが鍵であることがわかった。

体験価値の重視について尋ねたところ、59.2%が「体験」を優先すると回答した。「モノ」よりも「体験」への支出を重視する傾向が明らかになった。「映え」より大事になるものとしては、「共感」(36.9%)と「リアル感」(25.4%)が上位に並んだ。完璧な「映え」よりも、エンゲージメントの源泉へシフトしつつある。

  • 価値観の変化:映えから共感へ

    価値観の変化:映えから共感へ

2026年の節約意識について尋ねたところ、63.8%が「強まる」と答えた。全体的な節約志向の中で、ファッション・美容・推し活には惜しまず投資する「メリハリ消費」が定着している。2026年の雰囲気については、18~22歳は「ワクワク/自由」、23歳以上は「自立/洗練」を求める傾向にあった。世代内でも微細なニーズの乖離が存在している。

同社では、調査から見える注目ポイントについても紹介した。「2026年はどちらの空気感が強いか」という問いに対し、74%が「攻め」と回答するなど、Z世代は「安定」や「無難さ」よりも、「チャレンジ」や「派手さ」を好む傾向にあることがわかった。「攻め」のムードを象徴するキーワードには「ワクワク感」や「解放感」が挙げられた。

  • 攻め vs 守り:時代の空気感予測

    攻め vs 守り:時代の空気感予測

「2026年に流行りそうな言葉」の調査で、他を圧倒したのは「滅(めつ)」だった。「爆裂」や「天最高」といったインパクトの強い誇張表現も好まれる傾向にある。さらに、恋愛感情や推しへの愛を表す「メロい」は、すでに標準的な感情表現として定着しつつある。

  • 流行りそうな言葉・言語感覚予測

    流行りそうな言葉・言語感覚予測