きずな歯科クリニックは2026年4月1日、普段の手用歯ブラシによる歯磨き習慣とお口の悩みの関係性を明らかにする調査結果を発表した。本調査は2026年2月28日、全国の20〜69歳の男女716名を対象に、インターネット調査(Knowns 消費者リサーチ)にて実施されたもの。

  • 歯磨き習慣とお口の悩み

    歯磨き習慣とお口の悩み

75.1%が何らかのお口のトラブルを実感、最多の悩みは「口臭」

  • 現在気になっている口の中の症状

    現在気になっている口の中の症状

現在気になっているお口の中の症状について質問したところ、「あてはまるものはない(気になる症状はない)」は24.9%にとどまり、全体の75.1%が何らかのトラブルを抱えていることがわかった。具体的な症状は「口臭が気になる」(44.4%)が最も多く、次いで「起床時の口のネバつき」(34.8%)、「歯茎の腫れ・赤み」(21.6%)、「歯磨き時の出血」(20.1%)と続いている。

「ながら磨き」層は時間が長い傾向も、推奨の3分未満が多数

  • 1回あたりの歯磨き時間

    1回あたりの歯磨き時間

1回あたりの歯磨き時間をスタイル別に集計したところ、鏡の前などで「集中磨き」をする層は、推奨される「3分以上」に届かない人が69.2%にのぼった。一方、テレビや入浴をしながら行う「ながら磨き」層は時間を長くかける傾向にあるものの、45.8%が3分に届いていない。多くの人が推奨されるケア時間を確保できていない現状が浮き彫りとなった。

歯磨き時間「10分以上」でトラブル実感率は55.1%まで減少

  • 1回の歯磨き時間と口の悩み相関

    1回の歯磨き時間と口の悩み相関

1回の歯磨き時間とお口の悩みには相関が見られ、悩みを感じている人の割合は「3〜5分未満」の層が80.6%で最も高くなった。一方で「5〜10分未満」は69.2%、「10分以上」は55.1%となり、5分以上の時間をかけて磨く層はトラブルの実感率が低くなる傾向にある。

  • 「ながら磨き」層と「集中磨き」層のトラブル実感率比較

    「ながら磨き」層と「集中磨き」層のトラブル実感率比較

なお、「集中磨き」(74.6%)と「ながら磨き」(77.4%)のトラブル実感率に大きな差は見られず、単に時間を延ばすだけでなく丁寧に磨くことが重要だという。

定期検診受診層はフロス等の使用率が79.4%と高水準

  • デンタルフロス等の使用状況と定期検診の関係

    デンタルフロス等の使用状況と定期検診の関係

デンタルフロスや歯間ブラシの使用状況を定期検診の受診習慣別にみると、過去1年間に検診を「受けた」層の使用率は79.4%に達した。一方、「受けていない」層の使用率は47.2%にとどまっており、両者の間に32.2ポイントの大きな差があることがわかった。専門家からケア指導を受ける環境が、セルフケアの質の向上につながっている可能性が示唆されている。