東京メトロは、日比谷線と東西線の5駅に、号車ごとのリアルタイム混雑状況を表示するディスプレイを導入したと発表した。デプスカメラとAIを用いてリアルタイムに実測した号車ごとの混雑情報をもとに、「到着する列車の実際の混雑情報」と「発車する列車のその後の混雑予測情報」を駅構内のディスプレイに表示する。

  • 号車別リアルタイム混雑情報の表示イメージ

    号車別リアルタイム混雑情報の表示イメージ

導入駅は日比谷線の三ノ輪駅と入谷駅、東西線の南砂町駅、葛西駅、浦安駅。「座席に座れる程度」「ゆったり立てる程度」「やや混み合っている」「混み合っている」「かなり混み合っている」「圧迫感がある」の6段階で混雑状況を表示する。

乗車直前に実際の混雑や今後の予測を把握できるため、その時々の状況に応じて比較的空いている号車や列車を選びやすくなるとしている。

  • 号車ごとの混雑情報を6段階で表示する

    号車ごとの混雑情報を6段階で表示する

  • 混雑情報を把握することで、空いている号車や列車を選ぶ選択肢が生まれる

    混雑情報を把握することで、空いている号車や列車を選ぶ選択肢が生まれる

この取組みは、2022年度に東西線の早稲田駅、2023年度に半蔵門線の青山一丁目駅で実証実験を行い、リアルタイムに混雑情報を提供することで、空いている号車への移動を促す一定の効果が認められたことを踏まえて実施する。東京メトロによれば、デプスカメラとAIを用いた列車混雑計測システムを導入している鉄道事業者は現時点で同社のみだという。