多くの人が一度は感じたことがあるであろう、誕生日のお祝いのマンネリ化。特別な日であるはずなのに、気づけば暗黙の了解で飲食店でプレートを用意したり、LINEで毎年同じようなメッセージを送ったりと、"いつもの流れ"になってしまうことも少なくない。
本記事では、この「誕生日の祝い方のマンネリ化問題」を少しでも前進させるヒントとして、マイナビニュース会員に実施した「誕生日の祝い方に関するアンケート」の結果をもとに、さまざまな工夫や実体験の声を紹介する。
誕生日の祝い方のマンネリ化を感じる人は60.8%
「友人・家族・パートナーなど身近な人の誕生日を祝う際、『祝い方がマンネリ化している』と感じることはありますか?」と尋ねたところ、「よくある」(28.1%)と「ときどきある」(32.7%)と回答した人を合わせて60.8%が「ある」と回答した。
マンネリ化防止のために実践している工夫
誕生日のお祝いがマンネリ化しないように工夫していることについて尋ね、寄せられた回答を下記にて紹介する。
いつもと違う"モノ"
一番手っ取り早いのが、誕生日に渡すプレゼントのバリエーションを増やすこと。ひと工夫を加えることで、新鮮さを演出している人も多いようだ。
記念の外食や、好きなものが買えるよう現金や商品券でメリハリをつけている(70代/男性/新潟県/その他)
毎回プレゼント交換をしているのですが、金額設定を毎回変えて、プレゼント内容も設定金額分を100均やスリコで揃えたり、健康グッズ、食べ物、自分では買わない高級食材など思考を凝らしている(40代/女性/長崎県/その他)
流行りを取り入れる(40代/女性/東京都/ソフトウェア・情報処理)
いつもと違う"体験"
"モノ"ではなく場所や過ごし方を変えることで、記憶に残る特別な体験をプレゼントしている人も。
お手紙に一言の言葉を添える。相手により感謝の事がや激励などちょっと心に残る言葉が良い。短歌・和歌など嗜む人が尚一首・一句な何でも良し。川柳もおどけ心でありと思います(60代/男性/宮城県/その他)
ちょっといつもと違うことを行っている。例えば山に登ってその頂上で祝ったり、川で船の上で祝ったりしている(60代/男性/東京都/サービス)
行ったことのない料理屋に行ってみる(50代/男性/静岡県/ソフトウェア・情報処理)
孫の誕生日会には私の長男、長女の家族が集まり、いろいろなものを持ち寄り皆で楽しんでいる(70代/男性/愛知県/その他)
温泉に誘う(70代/男性/兵庫県/その他)
毎回のベストショットを残す(50代/男性/群馬県/精密機器)
ケーキを出すタイミングを変えている(50代/男性/千葉県/ソフトウェア・情報処理)
逆にいつも決まったことをする
発想を変えて、あえて毎年同じ形で祝うことで安心感や家族の定番行事として大切にしているという声も寄せられた。
家族が必ず揃うようにして、手作りケーキでお祝いする(60代/男性/愛知県/海運・鉄道・空輸・陸運)
逆に変わらないように同じような祝い方をしている(50代/女性/埼玉県/その他)
その他のユニークな工夫
決まったコミュニティー内で仕組み化し、ユニークな祝い方で工夫をしている人も。
ローテーションを組んで被らないようにする(40代/男性/北海道/ゲーム関連)
誕生日の本人が事前に自分の誕生日会に出席してくれる人数を確認してから、場所(居酒屋とか)と人数を本人が予約します。それで当日、誕生日会に来てくれた人がプレゼントだけ持参で来て、みんなでガヤガヤ楽しむというパターンでやっています。祝う側も祝われる側も双方メリットを感じているようで、結構好評で長く続いていますよ~(50代/男性/神奈川県/その他)
工夫を凝らしているものの、やはり「なるべく違うお店に行くようにしているが、中々難しい」「あったら知りたかった」など誕生日の祝い方に苦戦している声も上がった。
これまでの経験でうれしかった「誕生日の祝われ方」
そこで、聞き方を変えて「これまでの経験でうれしかった『誕生日の祝われ方』」について尋ねてみた。すると、家族や友人のさりげない気遣いや、自分のことを思ってくれた行動に心を動かされたなどの声が多く寄せられた。
"祝われる側"からすると、何か特別なことを求めているのではなく、自分の誕生日に自分のことを想って何か行動をしてくれることが嬉しいと感じる人が多かった。
一見あたりまえの些細な気遣いがうれしい
特別な演出ではなく、自分の誕生日に誰かが自分のことを思ってくれたことが伝わった瞬間が記憶に残っている人も多かった。
周りの人がちゃんと覚えておいてくれたこと(70代/男性/山形県/広告・出版・印刷)
LINEでひとこと言われるだけでうれしいものです(50代/女性/愛知県/その他)
文字が書けるようになった3歳の孫から絵入りのカードをもらった。絵は小生がゴルフをしているものだった(70代/男性/千葉県/その他)
おいしいものを食べたり飲んだりが一番楽しい(60代/男性/広島県/専門コンサルタント
)
お互い忙しくて時間がない中、意外にもあっさりしたハッピーバースデーにグッときた(40代/男性/滋賀県/広告・出版・印刷)
忘れられてなければ何でも嬉しいです(50代/男性/大阪府/海運・鉄道・空輸・陸運)
いつも料理しない夫に手料理でもてなされた(40代/女性/千葉県/その他)
「何をもらうか」より「誰が来てくれたか」
恩師や普段は離れて暮らす大切な人と時間を過ごせることに、大きな喜びを感じたという声も上がった。
学生時代の恩師が誕生会にサプライズ参加したこと(30代/男性/栃木県/官公庁)
単身赴任をしていたときにわざわざ家族が来てくれてお祝いしてくれたのが嬉しかった(70代/女性/青森県/サービス)
仲良しがみな揃ったこと(60代/女性/大阪府/その他)
思わぬ人に祝ってもらえた(50代/男性/兵庫県/その他)
普段、時間の関係で一緒に食事をする事が少ない娘も入って、休日に一緒に食事をしながら団らんできた(60代/男性/神奈川県/その他)
友達がお菓子作りが得意で毎回パンを焼いてきてくれたり、ケーキを焼いてくれたりゼリーを作ってくれたりで持って来てくれる事。一番嬉しいのはみんなが時間を作って集まってくれること(40代/女性/長崎県/その他)
ほんの"ひと工夫"に心をつかまれた
テキストではなく動画メッセージをもらったり、自分の好みを理解したプレゼントを贈られたりと、ちょっとした工夫に心を動かされたという声も上がった。
飲食店で手紙を添えた花火のついたデザートが運ばれてきたとき(70代/男性/新潟県/その他)
LINEでビデオメッセージをくれた(40代/男性/大阪府/設計)
テーマパークのレストランでサプライズがとても印象的だった(50代/男性/長崎県/ホテル・旅館)
商品券などは生活の足しになって助かった(40代/男性/北海道/ゲーム関連)
今年はなにもないと思ったら明かりを点けたらプレゼントが置いてあった(50代/男性/神奈川県/物流・倉庫)
これで好きなもの当ててと、1万円分はがき、切手をもらった時に懸賞が好きなので嬉しかったし面白いことするなと思った(50代/男性/岩手県/その他)
プレゼントにて実子が工作で感謝カードを作ってくれたり、バイクに貼るステッカーを作ってくれたことがあります。子供の想いがあると結構嬉しい。また、友人から勝利の葉巻セットやユニークな輸入ビールセットを頂いたことがある。自分の嗜好や好みをよく理解してもらえていると思った(30代/男性/佐賀県/建設・土木)
サプライズで家族が大きな花束を用意してくれたこと(40代/女性/神奈川県/その他)
密かに飲みたいと思っていたウイスキーをプレゼントされて、嬉しかった思い出がある(60代/男性/群馬県/その他)
好きなアーティストのコンサートチケットをプレゼントしてもらった(40代/男性/福井県/医療・福祉・介護サービス)
盛大に祝ってもらった経験
人生の節目や特別なタイミングで、一生に一度かもしれない盛大なサプライズをもらった人の声も寄せられた。
還暦祝いとして子供たちに沖縄旅行をプレゼントされ、遊覧船で「子供たちが作成した親たち(つまり夫婦)の誕生から現在に至るまでの写真集をCDにまとめて上映」してくれたこと。今でもこのCDは宝物として永久保存、墓場まで持参する予定です(70代/男性/静岡県/その他)
猫と触れ合っていたら、最後に猫の腹巻からティファニーのネックレスが出てきた(40代/男性/神奈川県/海運・鉄道・空輸・陸運)
誕生日を祝う際のマンネリ化は、毎回ネタが尽きることではなく、その人を想う気持ちを表現する方法が薄れていることに原因があるようだ。
祝う方法やプレゼントするモノにこだわらず、誕生日を迎える相手をよく見て、その人の好みや性格に合った祝い方をすると、喜んでもらえるかもしれない。
誕生日の祝い方に関するアンケート
調査時期: 2026年3月19日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート



