大王製紙のエリエールが、「正しい鼻のかみ方」を紹介している。

  • 正しい鼻のかみ方を教える"ハナイク(鼻育)"が大切

    正しい鼻のかみ方を教える"ハナイク(鼻育)"が大切

同社によると、鼻水は、ウイルスや細菌、ホコリなどを体外へ流し出すための重要な体の働きであるが、間違った鼻のかみ方を続けていると、鼻や耳の健康リスクを招くおそれがあるという。

同社では、保護者が子どもに正しい鼻のかみ方を教えることが大事であるとして、"ハナイク(鼻育)"をすすめている。正しい鼻のかみ方の重要性や具体的な手順、正しく鼻をかめないことで起こるリスク、やってはいけないNG行動、鼻をうまくかめない子どもへのケア方法についても解説した。

正しい鼻のかみ方5つのコツ

  • 正しい鼻のかみ方の手順

    正しい鼻のかみ方の手順

鼻をかむ際は、必ず「片方の穴を押さえて一方ずつ行うこと」が大事だという。これにより圧力が分散され、鼻水がスムーズに排出される。そして「口からたっぷりと息を吸い込み、鼻から出すための空気の勢いをつくる」ことを心がける。

また、一度にすべてを出し切ろうとせず、「ゆっくりと小刻みに吐き出す」こともポイント。リズミカルにかむ練習をすれば、子どもも習得しやすくなる。また、すっきりするまで「強くかみすぎるのは禁物」。途中で詰まる場合は無理をせず、時間を置いてから再度試すようにすることが大事とのこと。

何度も鼻をかむと、摩擦によって鼻のまわりが赤くなったり、痛くなったりすることがあるため「肌に触れるティシュー選び」も重要だという。

鼻のトラブルを招く可能性も! 鼻をかむ際の5つのNG行動

「鼻をすする」「力まかせにかむ」など、子どもが鼻をかむとき、日常的にやってしまいがちな行為がある。同社ではその中から、鼻のトラブルを招く原因になるNG行動も紹介している。

  • 鼻をかむときのNG行動

    鼻をかむときのNG行動

「両方の鼻を一度にかむ」のはNG。細菌を含んだ鼻水が奥へ押し込まれ副鼻腔炎のリスクを高めるため、必ず片方ずつ行う。また、「力まかせにかむ」行為は粘膜を傷つけ鼻血や耳の痛みの原因となる。「中途半端に鼻水を残す」のも避けたいポイントで、残った鼻水によって細菌が増殖し、気管支炎等につながる恐れがあるという。

鼻水をかきだそうと、指やティシューなどで「鼻をほじる」のもNG。繊細な粘膜が傷つき感染症を招く危険がある。 「鼻をすする」こともよく行いがちだが、ウイルスを鼻の奥や耳へ吸いこむことになるため、中耳炎や副鼻腔炎の直接的な原因になるという。子どもは大人より耳管が短いため特に注意が必要とのこと。

鼻をうまくかめない赤ちゃんや子どもへのケア方法

自分で鼻をかむのが難しい子どもには、大人が適切にサポートを行うことが大事だという。鼻水を拭く際は、柔らかいティシューやガーゼを用い、皮膚をこすらずに押さえるようにして優しく拭き取る。大人のまねができる時期なら、片方の穴を押さえて鼻から息を出す遊びを取り入れ、かむ練習を始めるのもおすすめとのこと。

  • 赤ちゃんや子どもには、大人が適切にサポートしてあげることが大切

    赤ちゃんや子どもには、大人が適切にサポートしてあげることが大切

鼻水が固まって出にくいときは、無理をせず環境を整えることが大切。お風呂上がりは体が温まり蒸気で鼻のとおりが良くなるため、絶好のタイミングとなる。そのほか、加湿器を使用したり、ホットタオルで鼻の周りを温めたりすることも、鼻水を出しやすくするために効果的とのこと。

正しい鼻のかみ方を、保護者の半数以上が「知らなかった」

同社が2025年12月19日~2026年1月11日に、15歳以下の子どもがいる保護者1,462人に「正しい鼻のかみ方」を知っていたか尋ねたところ、32.4%が「あまり知らなかった」と回答した。「知らなかった」(26.1%)を合わせると、半数以上の保護者が正しい鼻のかみ方を知らなかったことがわかった。

  • 正しい鼻のかみ方を知っていましたか?

    正しい鼻のかみ方を知っていましたか?

子どもに教えていた鼻のかみ方は正しい方法であったか尋ねると、71.1%が「ほぼ正しかった」と答えた。子どもは現在、正しい鼻のかみ方ができているか聞くと、54.5%が「できている」と答えている。

  • 子どもに教えていた鼻のかみ方は正しい方法でしたか?

    子どもに教えていた鼻のかみ方は正しい方法でしたか?