女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を運営するSHEは、「花粉症と働き方に関する実態調査」の結果を2026年3月18日に発表した。調査は2026年3月10日〜12日まで、SHE受講生の女性228人を対象にインターネットリサーチで実施。花粉症が仕事に及ぼす影響と、求められる支援のあり方について分析した。

  • 花粉症と働き方に関する実態調査

    花粉症と働き方に関する実態調査

75.9%が症状を自覚、集中力低下による生産性ロスも

  • 花粉症の症状と業務への影響

    花粉症の症状と業務への影響

調査の結果、働く女性の4人に3人にあたる75.9%が花粉症の症状を抱えている実態が判明した。業務上の障害として56.0%が「集中力の低下」を挙げており、症状がある人の約2割は1日1時間から3時間以上の業務停止を回答している。個人の体調不良にとどまらず、甚大な生産性ロスを引き起こしている事実が浮き彫りになった。

77.6%が「出社がつらい」、我慢の出社が常態化

  • 花粉症の時期の出社に対する意識

    花粉症の時期の出社に対する意識

花粉の症状が重い日に心理的に出社がつらいと感じる人は77.6%に達した。オフィスで周囲に配慮して我慢していることの1位は「鼻をかむこと」であり、次いで「パフォーマンス低下を隠す」が続いた。周囲の目を気にして不調を隠して働く我慢の出社が、業務効率を低下させる要因となっている。

約8割がリモートで仕事の質が上がると回答

  • リモートワークによる仕事の質の変化

    リモートワークによる仕事の質の変化

花粉の時期にフルリモートが許容されるなら、79.3%が「仕事の質が上がる」と回答した。会社に求める支援の1位もリモートワーク推奨だが、実際に支援がある企業は1割未満にすぎない。現在の勤め先で支援が特にないと答えた人は90.2%に達しており、理想と現実の乖離が鮮明になった。

「避粉リモート推奨月間」の開始と自分らしい働き方

SHEでは社員がベストなパフォーマンスを発揮できるよう、3月から4月を「避粉(ひふん)リモート推奨月間」と定めた。オフィス出社という形式にとらわれず、個人が最も高い生産性を維持できる環境を柔軟に選択できるようサポートする。

キャリアスクール「SHElikes」では、PCひとつで働く場所を選べるスキルの習得を支援している。花粉シーズンに外出を控えて自宅で集中するなど、外部環境に左右されず高いQOLと生産性を両立する自分らしい働き方の実現を後押ししていく。