元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル』で公開された動画に出演。2026年シーズンの中日が抱える課題について語った。

山本昌氏

山本昌氏

2026年シーズンの中日が抱える課題

井上一樹監督の就任1年目だった昨シーズン、63勝78敗2分で4位という成績に終わった中日。元ソフトバンクの上林誠知ら新戦力が台頭する一方で、絶対的守護神だったライデル・マルティネスの巨人移籍や、2024年に最優秀防御率のタイトルに輝いたエース・高橋宏斗(「高」ははしごだか)が防御率2.83、8勝10敗という成績に留まるなど、投手陣の再編が急務となっている。

その中日の現在のチーム状況について問われると、山本氏は「打線のほうが、メンバーをやっと固定できてきた」「先発メンバーが5番ぐらいまでは一応固定で使えるようになってきた」と、野手陣のポジティブな変化に言及。「阪神もそうなんですけども、強いチームと上位陣はやっぱりもうほぼ固まってるんで、そういうところはできてきたかな」と、上位打線が固定されつつある現状を評価した。

一方で、投手陣については「特に先発。(抑えの)ライデルが抜けたっていうのもあるけど、ちょっとね、踏ん張りがきかなくなってるっていう部分がある」「宏斗は2024年の5月から無双していた、投げりゃ勝つみたいな。そこから考えると2025年はちょっとあれだったし」「先発のベテラン陣も、大野が頑張ったにしても、ちょっと苦しんだ感がある」と指摘した。

そして、勝負の今季については「どちらにしても高橋宏斗と金丸投手、この2人は軸で回さなきゃなんない」と持論を展開。さらに、「やっぱり2025年のシーズンのことを考えたら、もう2人は確実に計算できるピッチャーが欲しい」「去年、金丸くん獲って今年は中西くん、2年連続大学ナンバーワンの ドラフト1位を獲れてるってことで、 2位の櫻井くんも含めて、一気に若返りを図れる可能性まである」と期待を寄せていた。

【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。